はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

CFTC及びSECの会長が、上院銀行委員会の前に仮想通貨に対して証言を予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン先物の綿密な取り組み
仮想通貨先物の操作の可能性を精査し、適切な証拠金を保証するためのCFTCの諮問グループでの議論されました。
CFTCとSECの状況
CFTCは、アメリカ証券取引委員会(以下、SEC)が傍観している中、潜在的仮想通貨操作を規制する事を考慮。またCFTCの会長Giancarlo氏及び、SECの会長であるJay Clayton氏は、火曜日に執り行われる上院銀行委員会の前に仮想通貨に対して証言する予定です。

2つの先物取引所の役員は、極端にリスクが高いわけではないと商品先物委員会による仮想通貨の金融派生商品のより厳格な精査に対して弁護しました。

弁護士達が自己申告について議論

Forbesによると、Cboeの国際市場責任者及び、COOであるChris Concannon氏は、12月にビットコイン先物を提供する際に、米国商品先物取引委員会(以下、CFTC)のスタッフ及び、先物取次業者、その他の市場参加者と連携を取り合ったと強く主張しました。

さらに、CMEグループの法律顧問であるKathleen Cronin氏も、CMEがビットコイン先物を公開するまでの厳密な取り組みを主張しました。

私達は、リスク特性について理解しているつもりです。ボラティリティを含む他の契約と何ら遜色はありません。

このコメントは、仮想通貨先物の操作の可能性を精査し、適切な証拠金を保証するためのCFTCの諮問グループでの議論にて言及されました。

CFTCの会長であるChristopher Giancarlo氏(以下、Giancarlo氏)は、他の取引所がCFTCの許可なしに仮想通貨先物を公開した場合、投資家にとって大きなリスクとなり得ると懸念しています。

そして、この大きなリスクは、各取引所がCFTCのスタッフと共同で監視、調査する必要があると述べました。

CFTCが先物の操作を懸念

Giancarlo氏の同僚で共和党委員のBrian Quintenz氏は、自己申告制はビットコイン先物において上手く機能しており、新しい仮想通貨デリバティブの公開は政治的思惑や規制当局によって影響されるべきではありませんと語りました。

一方で、より厳格な規制を求める民主党委員のRostin Behnam氏は、投資家に対し、仮想通貨商品は高リスクに晒される危険性が高いため、CFTCの承認は必須であると主張しています。

複数の仮想通貨先物取引所の弁護士として働くKin Larsen氏によると、多くの仮想通貨のボラティリティを考慮すると、デリバティブ商品は投資家達にとってリスクヘッジを行う大切な手段であると言及しました。

CFTCは、アメリカ証券取引委員会(以下、SEC)が傍観している中、潜在的仮想通貨操作を規制する事を考慮しています。

CFTCの会長Giancarlo氏及び、SECの会長であるJay Clayton氏は、火曜日に執り行われる上院銀行委員会の前に仮想通貨に対して証言する予定です。

アメリカでのビットコイン先物規制については、おそらくしばらくの間、議論されるでしょう。しかし、日本の東京金融取引所では、2018年初頭にビットコイン先物商品を取り扱う主旨を発表しています。

日本は、ビットコインを通貨として認めている数少ない国であるので、仮想通貨先物市場でも先駆者となっていくのは驚くべき事ではないのかも知れません。

Creators of Bitcoin Futures Defend Practices Against Regulation

Feb 1, 2018 by JMCMAHON

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/21 木曜日
17:48
シンプレクス、ステーブルコイン参入を支援へ アバランチ実証実験を受け
シンプレクスが金融機関のステーブルコイン事業参入支援を本格化。Ava Labsとの実証実験でアバランチ基盤の高性能インフラを実証し、参入障壁の解消を目指す。
17:23
カニエ・ウェスト、仮想通貨YZY発表
カニエ・ウェスト(Ye)が暗号資産(仮想通貨)「YZY」をソラナ上で発行し、発表直後にバイナンスに上場。YZY Moneyエコシステムの中核トークンとして決済サービス「Ye Pay」やYZYカードを展開予定。
16:39
メルカリとソニー、NFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意 Soneium活用へ
メルカリとソニーグループがNFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意。ソニー独自ブロックチェーン「Soneium」を活用し、メルカリの月間2300万人ユーザー基盤でWeb3技術の大衆化を目指す。アイドル関連NFT販売を皮切りに新エコシステム構築へ。
14:00
米上院議員、仮想通貨市場明確化法案の年内成立を目指す
シンシア・ルミス米上院議員は、仮想通貨規制の明確化を図るクラリティ法案の年内成立を目指すと発表した。先月発表された上院の独自案ではなく、超党派の支持を得た下院案を基本法案とする方針に切り替え、11月末にはトランプ大統領への提出を見込んでいる。
13:40
ゴールドマンサックスとベッセント財務長官、ステーブルコイン急成長を予測
米財務長官とゴールドマンサックスがステーブルコイン市場の急拡大を予測。規制整備により数兆ドル規模の成長期待が高まる中、JPモルガンは慎重姿勢を示す。
12:50
「ビットコインは2030年までに100万ドルへ」コインベースCEOが強気予想
コインベースCEOが2030年のビットコイン価格を100万ドルと予想した。機関投資家流入など強気シナリオの要因を挙げている。仮想通貨の今後のユースケースについても話した。
12:00
「多様なイノベーション促進へ」金融庁・今泉参事官が語る、暗号資産規制やETFの展望
金融庁の今泉宣親・暗号資産ブロックチェーンイノベーション参事官が語る、ビットコインETF、制度改革、ステーブルコインの展望。利用者保護とイノベーション両立への取り組みを詳述。
12:00
ビットバンク廣末社長が語る、ビットコインとの出会いと今後の展望|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、ビットバンク廣末紀之社長独占インタビュー。オリコン顧客満足度2年連続1位の暗号資産取引所が語るWeb3時代の資産形成戦略とWebX2025への展望を聞く。
11:30
明日にジャクソンホール会議パウエル講演控える中、仮想通貨相場反発
ビットコインが前日比1.17%上昇する中、機関投資家によるイーサリアム大量購入が継続。Bitmine Immersionが52,475ETH追加で総保有額66億ドル近くに。一方、個人投資家のアクティブアドレス数は8月に28%減少し、ビットコイン・イーサリアム現物ETFからも大幅流出。ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言が今後の相場を左右する見通し。
10:50
アーサー・ヘイズ、幹細胞事業に投資
ビットメックスの創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏が幹細胞クリニック事業に大規模投資し取締役就任。先週売却した仮想通貨を1050万ドルで買い戻し、「利益確定はもうしない」と方針転換。
10:05
イーサリアム財団、セキュリティ強化の行動指針発表
イーサリアム財団は、Trillion Dollar Securityのプロジェクトについて行動指針を発表。仮想通貨イーサリアムの広範な調査を経て、まずはユーザー体験の安全性を強化する。
09:40
米ブロックチェーン協会ら、ステーブルコイン利回りに関する「ジーニアス」改正案に反対
米ブロックチェーン協会らが、銀行協会提案のステーブルコイン利回り規制強化に反対している。「ジーニアス」法案の改正案にいくつかの論点から異議を唱えた。
08:35
米ナスダック、BNB保有企業WINTの上場廃止決定 株価75%超暴落
米ナスダックがBNB投資企業ウィンドツリー・セラピューティクス(WINT)の上場廃止を決定。株価が最低価格1ドルを下回り、今年99%以上下落。
08:00
RWAトークン取引所「DigiFT」、計37億円の資金を調達
RWAトークンの取引所DigiFTは、現在までで合計約37億円の資金を調達したことを発表。直近の資金調達ラウンドはSBIホールディングスが主導している。
07:45
トークン化株式「xStocks」、トロンのブロックチェーンに拡大へ
クラーケンとBackedは、TRON DAOとの協業を発表。株やETFをトークン化して取引できるようにするサービスのxStocksを、仮想通貨トロンのブロックチェーンに対応させる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧