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6/27(水)|海外取引所Huobi Pro関連ニュースが相場の重しに・仮想通貨の広告規制緩和の流れは継続するか

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仮想通貨市場
仮想通貨市場では、Facebookの仮想通貨広告規制緩和といった重要ファンダが発表されたものの、日本市場における海外基盤の仮想通貨取引所Huobi Pro関連ニュースが重しとなり、依然として上値の重い相場が続いている。
仮想通貨関連株
関連銘柄が強弱まちまちの展開となる中、仮想通貨取引所のKYCなどで、リスク確認業務の代行APIを提供する「ガイアックス(3775)」が4.82%高に。同社代表の肥後氏は、日本ブロックチェーン協会(JBA)代表理事のbitFlyer代表加納氏が金融庁の業務改善命令の影響を受け退任したことで、交代で就任するなど存在感を強めている。

仮想通貨市場

24日、ビットコイン価格が急落し米ドルで6,000ドルを割った後に反発したものの、依然として相場の上値は重く、本日も日本時間早朝から軟調に推移しています。

18時30分時点、24時間比でBTCがマイナス1.92%となった他、ETHが-3.3%、XRPが3.9%、BCHが5.9%と時価総額上位通貨が大きな下落幅を記録。時価総額50位までの通貨が軒並みマイナスに。

そんな中、時価総額50位の中でプラスで推移しているNebulas NASは、Binanceに上場することが発表されたことでプラス域に転じました。

地合いが悪い中でも、依然として大きな取引所へ上場のニュースは材料視されやすく、流動性上昇の観点からも投資家にプラスに捉えられる一要因であることがわかります。

また本日は、2018年の下落原因の発端となったFacebookの仮想通貨広告全面規制を緩和することを発表しました。

しかし、依然として市場全体の相場が上昇トレンドに転じる気配はなく、良いファンダメンタルズ要因が報道されるも、上値の重さに悩まされています。

CoinPostでは、昨年暴騰した市場推移や株式市場の状況を踏まえ、現在仮想通貨の上値の重さを4つの理由に分けて考察しました。

  • 市場への流入減(出来高減少)
  • 投資マインドの変化
  • 次回G20の開催
  • 米国における有価証券問題

詳しくは、以下の記事で解説しています。

低迷する仮想通貨相場の”重し”となっている4つの要素
2017年に急騰した反動で2018年以降は低迷を続け、年初来安値を更新するなど冴えない仮想通貨市場。相場の回復のためには何が必要なのか、「相場の重しとなっている4要素」について考察を行なった。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

引き続き、米国の強硬な通商路線に対する懸念で、株式市場は弱含みに推移。仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は強弱まちまちの展開となる中、

ガイアックス(3775)が4.82%高に。

同社は今年1月、API型本人確認サービス「TRUST DOCK」にて、仮想通貨取引所やICO等、KYC(本人確認プロセス)の重要性が増すフィンテック事業者向けに、AML(アンチマネーロンダリング)やPEPs(重要な公的地位にある者)のリスク確認業務の代行を、プロダクトへ組み込んだAPI経由により依頼できる「リスク確認API」の提供を開始すると発表。

国内市場における仮想通貨関連の規制強化施策で需要増加が考えられるほか、金融庁による業務改善命令の影響を受けて日本ブロックチェーン協会(JBA)代表理事のbitFlyer代表加納氏が退任し、代わりにガイアックス肥後氏が就任するなどしており、存在感を強めています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

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