はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米国の新仮想通貨プラットフォームBakktが『ビットコインETF』に及ぼす影響の大きさ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETFが不認可の理由
先月、米国証券取引委員会は、10件のビットコインETFを不認可とした。その理由として、市場操作に対する耐久性を備えていないことや、信頼できる価格形成がなされていない点が挙げられている。
Bakktの設立が及ぼす影響
米国NY証券取引所の親会社がマイクロソフトと共同設立した仮想通貨プラットフォーム「Bakkt」は、SECが審査を行う「ビットコインETF」の要求水準をすでに満たしており、初承認に向けて大きな影響を与える可能性がある。
ETFとは
Exchange Traded Fund (上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

先月、米国証券取引委員会は10のビットコインETFを不認可としました。しかしアナリストは、Bakktが最初のビットコインETFの立ち上げを促進すると言います。

10のビットコインETFが不認可の理由

先月、米国証券取引委員会(SEC)は公式に、パブリック仮想通貨取引所の価値の信頼性に対する不備を示した92ページに及ぶ文書を提出し、Winklevoss Bitcoin ETFを不認可としました。

米国証券取引委員会は、「適切なライセンスを有し、厳しい規制の下に運営する米Geminiのような取引所でも、現時点では”市場操作”に対する耐久性は認められない。」と言及しました。

また今後、ビットコインETFの基準価格を、取引所にあるビットコイン相場に準拠させることに対してもリスクがあると懸念を示しています。

「III.Bのセクションでは、米Gemini取引所を含むビットコイン及び仮想通貨市場は、独自の市場操作に対する耐久性を備えていると主張したが、申請文書の内容では、そのような主張を証明できていない。」

米国証券取引委員会が強調したのは、「Winklevoss Bitcoin ETFの非承認は、仮想通貨やブロックチェーンに対する委員会のスタンスを表すものではなく、ETFやグローバルなビットコイン市場が価格操作に晒されうるという、信頼できる価格形成の欠如によるもの。」と言う部分です。

BakktはSECが指摘した2つの問題を解決

先日、NYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社のインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange)がマイクロソフトと共同設立した、新仮想通貨プラットフォーム『Bakkt(バックト)』が、大きな話題になりました。

同取引所は、「透明性の高さと、効率の良い価格発見機能を前提に、国際規制に準拠した体制構築や、プレトレードやポストトレード制度の質の向上に対し、重点的に取り組むとしています。

ここで重要なポイントは、米国市場における機関投資家へのサービス提供を目論む『Bakkt』が、以下のように言及したことです。

”価格発見”機能において、特に重大な要素は「現物」引渡しだ。

当社のソリューションでは、ビットコイン売買が完全に担保されているか、あるいは事前積立されている。したがって、ビットコインに関する新たなコントラクトは、マージンやレバレッジ取引を一切行わない。

以下は、SECが挙げたビットコインETFに関する主な問題点です。

  • 信頼のおける価格形成の欠如
  • 先物市場とデリバティブへの信用
  • つまり「Bakkt」は、すでにSECの要求水準を明確に満たしている仮想通貨取引所であり、”信頼の置ける価格形成の構築”に焦点を当てていく事で、ビットコインETFの初承認に対して、大きな影響を与え得ると考えられます。

    参考記事:How the Efforts of Bakkt Could Lead to the Approval of the First Bitcoin ETF

    ▶️本日の速報をチェック

    CoinPostの関連記事

    ビットコイン先物にて信用取引の導入予定はなし|最注目のBakkt CEOが明かすその理由とは
    現在最も注目されている米国NY証券取引所の親会社ICEが運営する新たな仮想通貨取引所「Bakkt」のCEOは、信用取引(マージントレーディング)は導入しないと言及。その理由について述べた。
    ビットコイン暴落時こそ重要性を理解すべき、米NY「仮想通貨取引所Bakkt」の可能性
    BakktのCEOに就任予定のICE取締役は、「機関投資家、企業、顧客がデジタルアセット投資参入の拡張性を持つ入口として、より高い効率性・安全性・実用性を推進する、画期的な取引所が構築される」と発言した。
    CoinPost App DL
    厳選・注目記事
    注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
    04/24 金曜日
    07:10
    テザー社、米当局による550億円規模のUSDT凍結に協力
    テザー社は、米政府が550億円超相当の米ドルステーブルコインUSDTを凍結することに協力したと発表。このUSDTは仮想通貨トロンのブロックチェーン上のものとみられる。
    07:00
    「8万ドル復帰が次の方向性を決める」、ETF投資家と短期クジラの売り圧が焦点に=アナリスト分析
    クリプトクアントの登録アナリストたちが、ビットコインのETF投資家と短期保有クジラの損益分岐点が7万6400〜7万9600ドルに集中していると分析した。8万ドルライン攻防が次の方向性を決める分岐点として注目。
    06:35
    ビットコイン現物ETF、全指標が数ヶ月ぶりプラス転換 過去最高の流入額回復へ
    ブルームバーグのアナリストは23日、現物ビットコインETFの全流入指標が数ヶ月ぶりにプラスに転じたと報告した。現在の累計流入額は580億ドルに達し、過去最高記録である628億ドルの奪還に向け、ブラックロックのIBITを中心に流入が加速中。
    06:10
    JPモルガンがDeFiの機関投資家普及に懸念、ケルプDAOハックで2兆円TVL流出
    JPモルガンのアナリストがケルプDAOハックを受け、DeFiの機関投資家普及に懸念を示すレポートを発表した。TVLが数日で3兆円以上減少し、相互接続性の脆弱性とETH建てでの成長停滞が浮き彫りになっている。
    05:48
    Lido DAO、Kelp DAOハッキング被害救済に2500stETH拠出を提案
    Lido DAOは23日、Kelp DAOのハッキングで生じたrsETHの欠損を解消するため、最大2500stETHを共同救済枠組みに拠出する提案を公開した。DeFi全体の流動性危機を回避するための、アーベ(Aave)主導の救済策への参加を検討する。
    05:00
    AIモデル「Mythos(ミトス)」の潜在的リスク巡り、片山財務大臣が3メガ銀幹部・日銀総裁と会合へ
    片山さつき財務大臣が24日、アンソロピックの新型AI「クロード・ミトス」のリスクをめぐり3メガバンク幹部や日銀植田総裁と緊急会合を開く。OSの脆弱性を悪用できる能力が金融システムへの脅威として国際的に注目されている。
    04/23 木曜日
    15:11
    「AIエージェントにはステーブルコインしかあり得ない」平野・岡部両氏が語る円建て決済の未来|BCCC Collaborative Day
    BCCC10周年カンファレンスで平野洋一郎氏・岡部典孝氏が議論した、円建てステーブルコインの意義と10年後の姿。AIエージェント決済、トークン化預金との住み分け、上場企業200兆円規模の可能性まで、ステーブルコインが描く次の10年をまとめた。
    14:30
    ビットコイン、7.8万ドル奪還も8万ドルに厚い壁 現物需要とデリバティブに温度差
    Glassnodeの週次レポートによると、ビットコインは現物ETFへの資金流入再開と現物需要の回復を背景に7.8万ドルを奪還した。しかし、短期保有者の平均取得コストである8万ドルが上値の壁となる可能性が高い。現物需要の高まりとデリバティブ市場のショート優勢との温度差も指摘されている。
    13:58
    アーベのUSDCプール流動性が逼迫、サークルのチーフエコノミストが金利引き上げを提案
    Aave v3のUSDCプールが利用率ほぼ100%で流動性逼迫。サークルチーフエコノミストがSlope 2最大50%引き上げを提案。KelpDAO rsETH攻撃を機に、Aaveのプール流動性は急激に縮小している。
    13:20
    米軍がビットコインのノードを運営、監視・防衛目的で活用
    米インド太平洋軍司令官パパロ提督が米軍が仮想通貨ビットコインのノード運営を行っていると公表した。監視・セキュリティ目的で活用し、国家安全保障上の意義を認めている。
    13:10
    リミックスポイントが総額5億円の仮想通貨追加購入を決議、20BTCのビットコインを買い増し
    この記事のポイント 約2.5億円で20.03BTCを追加購入 BTC含む保有仮想通貨の評価益が約34.9億円 BTC追加購入 リミックスポイント(東証:3825)は4月23日、…
    12:21
    金融庁、仮想通貨の金商法移行を説明 ステーブルコイン活用の決済高度化プロジェクト3件も進行中|BCCC Collaborative Day
    金融庁が仮想通貨の金商法移行法案の概要を公開。利用者保護を強化する4つの規制と、三メガバンク参加のステーブルコイン実証など進行中の決済高度化プロジェクト3件を紹介。
    11:34
    トランプ氏一族関連のアメリカン・ビットコイン、カナダ拠点で1.1万台のBTC採掘機器を稼働開始
    トランプ一族関連のアメリカン・ビットコインがカナダ・ドラムヘラー拠点で約1万台以上のマイニング機器の稼働を完了した。保有フリート全体は約8.9万台・28.1EH/sに拡大し、現在7000BTCを保有中。
    10:35
    米NY州、予測市場インサイダー取引を行政命令で禁止 イリノイ州に続く
    米ニューヨーク州知事が予測市場でのインサイダー取引を禁じる行政命令に署名した。コインベース・ジェミニへの提訴や連邦・州の管轄権争いも含め最新動向を解説する。
    10:05
    ANAP、4月で3度目のビットコイン購入 保有量で世界35位入り目指す
    東証上場ANAPホールディングスは22日、約1.1億円相当のビットコインを追加購入した。4月に入り3度目の購入となり、累計保有量は1431.97BTCに到達。世界38位から、2026年8月末までに世界トップ35位以内の保有を目指す戦略を掲げる。
    今から始める仮想通貨特集
    通貨データ
    重要指標
    一覧
    新着指標
    一覧