「ビットコインの底打ち時期は?」仮想通貨独自分析インジケータが示す最新予測

ビットコインの弱気相場は来年半ばまで続くか|仮想通貨アナリスト
仮想通貨アナリストのWilly Woo氏は、独自の仮想通貨分析インジケータを用い、ビットコインの弱気相場はさらに続き、相場が底をつくのは、2019年第2四半期(4月・5月・6月)になりそうだという予測をツイッター上で発表している。

ビットコイン相場の底打ちはいつなるか

先週、ビットコインキャッシュフォーク問題の煽りを受けたビットコインは、9月から70万円台(6200ドル~6800ドル)を保ってきたレンジ相場を破り、-15%以上の急落を記録した。

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ビットコイン価格は11月15日、前日比で15%以上の下落を記録し、年初来安値を更新、米ドル建でも6000ドルを大きく割った他、仮想通貨市場全体も全面安となり、1日で2兆円以上の時価総額が減少した。

そんな中、著名仮想通貨アナリストのWilly Woo氏は、独自の仮想通貨分析インジケータを用い、ビットコインの弱気相場はさらに続き、相場が底をつくのは、2019年第2四半期(2Q)になりそうだという予測をツイッター上で発表している。

ブロックチェーン指標を総括し分析した結果、ビットコインの底打ちはおそらく2019年の第二四半期(半ば)に発生してから、横ばいを経て、穏やかな長期的上場トレンドとなるだろう。

ブロックチェーン指標による分析とは

Woo氏が用いるブロックチェーン指標に基づいた分析では、ビットコインならびに仮想通貨は、概ね「売りのシグナル」を示す弱気相場のようだ。

その指標の一つが、NVT比率 (Network Value to Transactions ratio=トランザクションに対するネットワーク価値比率)で、Woo氏が2017年に開発し、その後も改良が続けられている模様だ。

NVT比率は、ネットワーク値に対する仮想通貨トランザクション活動を「ドル建て」の価値で測定するもので、異なるネットワーク上でのオンチェーントランザクションの1ユニットを、市場がどのように評価するかを単純に比較する方法となっている。

なお、Woo氏の説明 によると、NVTは、通常の取引高と価格の相関性に比べ、ビットコイン・ブロックチェーンの利用頻度・活動のようなよりファンダメンタル的なデータを含めているという。

つまり、これはビットコインブロックチェーン上における活動をビットコインの価格評価に取り入れる測定法であり、 株式市場における株価収益率(PER)と似たものだと考えられる。

PER とは、「株価が割安か割高かを判断するための指標。株価収益率(Price Earnings Ratio)のこと。株価が「1株当たりの当期純利益(単に1株当たり利益、1株益ともいう)」の何倍になっているかを示す指標。」=「日本証券業協会」より

分析の結果に関して

NVT比率が高い場合、ネットワークの評価が支払いネットワーク上で送信されている値を上回っていることを示す。

要するに、ネットワークが急成長し、投資家が高収益投資として、その価値を評価している場合に起こりうるが、価格が持続不可能なバブル状態である可能性を示唆する場合もある。

NVT比率をはじめ、上記のビットコインネットワーク”活動量” 指標(Bitcoin Network Momentum=BNM)など、いくつかのブロックチェーン指標を総合して分析した結果、ビットコインの底は2019年第2四半期になりそうだと、Woo氏は、ツイッターで述べている。 そして、そこからしばらく横の動きの時期を経て、長期にわたる上昇が始まるだろうと予想している。

一方で、予測が難しい仮想通貨市場において、NVT比率などのブロックチェーン指標は、まだ実験的な要素も多いため、Woo氏は、短期的な価格上昇の可能性こそを否定してはいない

また、ビットコインの過去の価格推移を基準に考慮すると、200日移動平均線を超えることが、弱気相場から強気相場への転換指標だと述べている。

ただし、執筆時点で、ビットコイン価格は、626,000円前後で推移しており、そのような上昇の動きは見られない格好だ。

著名トレーダーらの展望とは

これまで強気の価格予想をしてきたアナリストやトレーダーも、現在の仮想通貨市場の冷え込みを考慮に入れ、価格の下方修正を発表している。

今年2月にビットコインの価格が50,000ドルにまで上昇するという強気予想を行い注目を集めた、CNBCのトレーダー、Ran Neuner氏は、ツイッター上で、今月初めにこの予想を撤回している。

そして、米Fundstrat社のアナリスト、Tom Lee氏は、年末のビットコイン価格予想を25,000ドル(約280万円)から15,000ドル(約170万円)にまで切り下げている。 しかし、これから年末にかけ、既に決定している、ICEやスターバックス、Microsoftが主導する仮想通貨取引所、Bakktの取引開始や、大手投資ファンド、Fielityの仮想通貨市場参入が、相場の転換に寄与するだろうと予想している。

今年も残すところ1ヶ月あまりとなったが、2018年の仮想通貨市場がどのようなフィニッシュを見せてくれるのか、これからの展開を注視したい。

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