州の動きに注目
インディアナ州のジェイク・テシュカ議員が、州の年金基金などがビットコインETF(上場投資信託)に投資することを可能にする法案を提出した。法案が可決されれば2025年7月1日から施行される見通しだ。
法案では、州の年金基金や財務官、各政治的区分の財務担当者が、取引所で取引されるファンドに投資できるよう規定し、投資権限を明確に付与する内容となっている。これにより、州の退職基金システムの投資選択肢が大幅に拡大することになる。
この動きは、米国の州レベルでビットコインを含む仮想通貨資産への投資を制度的に認めることを試みる流れが加速していることを示している。特に、SEC(米証券取引委員会)がビットコインETFを承認して以降、機関投資家からの関心が高まっている。
州の退職基金がビットコインETFに投資可能となれば、機関投資家によるビットコイン投資の採用が一層促進される可能性がある。これは仮想通貨市場全体の成長にも寄与すると見られている。
なお直近では、州レベルで戦略的ビットコイン準備金に関する法律の整備の動きも進んでいるところだ。
関連:米ワイオミング州とマサチューセッツ州、ビットコイン準備金法案を提出
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