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ビットコイン150万円急騰 トランプ大統領「仮想通貨準備金」創設を発動 |仮想NISHI

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(3/3 AM8時)

仮想通貨(暗号資産)市場は、過去24時間で150万円以上の大幅な上昇となった。

トランプ米大統領がデジタル資産に関する大統領令を発動し、「仮想通貨戦略準備金」の創設を指示したと明らかにした。大統領令によって設立される作業部会が、この取り組みを主導する見通しだ。

この戦略準備金には、XRP、ソラナ(SOL)、エイダ(ADA)といった主要なアルトコイン含まれるとしており、この発表を受け、XRP、SOL、ADAが急騰した。

関連:トランプ大統領がXRP、SOL、ADAを含む「仮想通貨準備金」の創設を発表  

3月2〜3日相場状況

オプション市場をみると、プットコールレシオ(PCR)が反転しており(下画像黄矢印)、市場参加者の投資家心理は悪化の一途をたどっていたが、一変して心理が改善したことが見受けられる。

アルトコイン市場に目を向けると、全体的に上昇しているものの、現物価格が先物価格より安い状態が続いている。この状況は、急騰が発生しているにもかかわらず、市場に過熱感がないことを示唆している。

現状分析(3/3日AM8時)

5つの州でビットコイン準備金法案が否決され、市場が停滞していた中、トランプ大統領自ら準備金法案について言及したことで、市場の雰囲気は一転した。

さらに、7日にホワイトハウスで開催される「ホワイトハウス仮想通貨サミット」において、トランプ大統領の演説が予定されており、その発言内容に注目が集まっている。

今後の重要な日程

3/3日 米PMI確報値

3/4日 米ISM製造業景気指数

3/6日 米ISM非製造業景気指数

3/6日 欧州中央銀行・政策決定会合

3/7日 米雇用統計

3/7日 トランプ大統領演説(ホワイトハウス仮想通貨サミット)

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
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