
18億円強での追加購入
株式会社メタプラネットは24日、ビットコイントレジャリー事業の一環として150BTCを追加購入したと発表した。今回の購入により、同社のビットコイン保有枚数は3,350BTCに達し、1BTCあたりの平均購入価格は約1,257万円、総取得額は422億1,600万円に上っている。
同社は2024年12月にビットコイントレジャリー事業を正式化して以来、ビットコインの買い増しを積極的に進めてきた。足元では複数回にわたりゼロクーポン社債を発行し、2月には合計60億円を、3月にも追加で社債を発行してそれぞれ20億円を確保している。これらの社債は、新株予約権の行使による資金を償還原資に充てる仕組みになっており、株式の希薄化とビットコインの積み増しが同時に進行している形だ。
さらに、同社が1月28日に承認を受けた新株予約権の枠組みは「21ミリオン計画」と呼ばれ、自己資本を活用してビットコインを追加取得するための大型スキームとなっている。

メタプラネット株価推移、出典元:TradingView
24日の取引終了時点でメタプラネットの株価は前日比+330円(+6.98%)の5,060円で引けている。