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日本ブロックチェーン協会開催の「web3基礎研修」7月開講へ 現役プロがテーマごとに解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

業界のプロフェッショナルが基礎から指導

一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は、2025年7月から「JBA web3基礎研修 2025」を開催する。

本研修は、Web3関連知識の基礎から体系的に習得したい初学者やマネジメント層に向け、座学とハンズオンを組み合わせた実践的な学習の場を提供する。2024年に開催された同研修では、24社から66名が参加。ハンズオン形式による実践的な学習方法が参加者から高い評価を得ている。

NECソリューションイノベータのシニアプロフェッショナル深田彰氏やNext Finance Techの共同創業者ら第一線で活躍する講師陣が登壇する点は見逃せない。参加者は、研修を通じて理論だけでなく実際にデジタルウォレットの操作やスマートコントラクトの開発などの実習も体験できる。

web3基本概念とウォレット実習

研修の第1回(7月9日)は「web3基礎概念とウォレット」がテーマ。深田彰氏が講師を務め、ブロックチェーンの仕組みや暗号資産(仮想通貨)の基本概念について解説する。

この回では、MetaMaskを使ったハンズオン実習も予定されており、参加者は実際にウォレットを操作しながらweb3の基礎を学ぶことができる。

【講師紹介:深田彰氏】

深田彰氏はブロックチェーン技術の黎明期から実用化に取り組んできた先駆者の一人。PC-9800シリーズのWindows開発や携帯電話開発を経て、2016年からはブロックチェーン業務に専念。NECグループ内外のブロックチェーンに関する問い合わせ対応や技術検証を担当し、企業におけるブロックチェーン導入の最前線で活躍している。

DeFiの基礎から実践まで徹底解説

7月30日開催の第4回(後半)では「DeFi(分散型金融)の基礎」を取り上げる。株式会社Next Finance Techの共同創業者である徳力創一朗CEO及び土田真也CIO/CTOが登壇し、分散型金融の基本概念や分散型取引所(DEX)の取引メカニズムを解説。

同セッションでは、参加者は実際にDEXでのスワップ取引を体験するハンズオンも実施される。

【講師紹介:徳力創一朗氏・土田真也氏】

徳力創一朗氏は伝統的金融からWeb3分野へ転身した実務家として知られる。Next Finance Techでは、主に事業開発や営業、財務を担当するとともに、自由民主党デジタル社会推進本部のリバースメンターとしてWeb3関連の政策提言も行っている。

土田真也氏はエンジニアとしての専門性を活かし、バリデータ業務の運用管理や大学との分散型金融に関する共同研究を主導。ゴールドマン・サックスでの経験を基に、金融とテクノロジーの両面から実務的な知見を提供している。

研修の費用と詳細

そのほかにも、NFTの基本と利用事例、ブロックチェーンゲームやDApps開発の基礎など、さまざまなプログラムが用意されており、詳細は公式サイトをご覧いただきたい。

JBA会員は1人11,000円(税込)、非会員は110,000円(税込)、学生は5,500円(税込)で受講可能。JBAアカデミック会員及び自治体会員は無料となっている。募集人数は約100名で、申込締切は5月27日となっている。

基礎演習への申し込みはこちら

なお、研修に先立ち、5月14日17時から30分間、説明会(Zoom)も開催される予定。

説明会への参加はこちら

web3市場拡大と学習機会

web3市場の急拡大に伴い、多くの企業が新たなビジネスチャンスを模索している。しかし、ブロックチェーンの応用領域は広範で技術やビジネスが発展途上のため、体系的な学習機会は限られている。

JBAの基礎研修は、暗号資産やブロックチェーンに初めて触れる方や、ある程度知識はあるものの網羅的に学習したことがない方にとって、体系的に学べる場となっている。

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