- デロイトがVeChainブロックチェーンを利用へ
- 大手監査法人デロイトがVeChainとパートナーシップを締結、VeChainのブロックチェーンを利用していくと表明した。VeChainのアドバイザリーに、デロイトのブロックチェーン部門のCTOが加わることも明らかに。
デロイトがVeChainブロックチェーンを利用へ
大手監査法人デロイトが、ソリューション開発に利用するブロックチェーンプラットフォームをイーサリアムからVeChainへ移行することが明らかになった。サンフランシスコで開催されたVeChain Summit 2019で発表された。
また同サミットでは、VeChainのアドバイザリーボードにデロイトのグローバル・ブロックチェーン部門のCTO Antonio Senatore氏が新たに加わることも報告された。
VeChainは、2019年に入り複数のパートナーシップをすでに結んできている。ゲーム・オブ・スローンズの新シーズンへ向けたアディダスのスニーカーへのNFCチップの統合もその1つの例だ。
デロイトは、2018年の売り上げで約4.8兆円を計上する巨大企業であり、今回のパートナーシップの影響力は大きいと見られる。
追記(2019/05/01):VeChainの取引数、BTC超え
デロイト社はブロックチェーンプラットフォームを移行し、イーサリアムからVeChainへと変更を行なった。
その後、EMEA Blockchain Lab Co-Leadなどのコンサルティングを務める、デロイト社取締役のCillian Leonowicz氏は、週末のVeChainのトランザクション数がビットコインを超えたことを伝えている。
Leonowicz氏は、 ツイッター上でも以下のように語っている。
実世界でプロダクトが席巻している。ただの熱狂の域を超えている。
このコメントを受けたAntonio Senatore氏も「これがアダプションであり、これはまだ始まったばかりだ」と返信している。
今回のイーサリアムからVeChainへの移行の影響は、早くも出始めているようだ。