はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンスの入出金再開は『火曜日』に ビットコインが牽引する仮想通貨市場への影響は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの入出金再開は『火曜日』に
バイナンスは13日未明、ビットコインの不正流出以降停止していた入出金を今週火曜日に再開すると発表した。上昇トレンドにある仮想通貨市場にも重要な理由を解説。

バイナンスの入出金再開は火曜日に

仮想通貨取引所バイナンスは13日未明、7000ビットコインの不正流出事件以降停止していた入出金を今週火曜日に再開すると公式ブログを通じて発表した。今回の発表は事件後に行なったAMA以降初めてのブログ更新となる。

入出金の再開は、5月14日火曜日に実行。アップデート時には取引が停止されるという。なお、具体的な時間は明言されておらず、この日程が何処のタイムゾーンを基準にしたものかはわかっていない。(CZ氏も現時点でどのタイムゾーンか定かではないと発言。)

バイナンスマーケットの状況は

現在の仮想通貨市場高騰に伴う盛り上がりを踏まえると、この入出金の再開は相場にも影響が出る可能性があり、詳細に関する続報は重要なアナウンスとなりそうだ。

13日のバイナンスの出来高は、資金流出後かつ入出金が停止している中でも2100億円と、全取引所で5位のパフォーマンスを維持している。これは2019年Q1(1月〜3月)の出来高平均約900億円から2倍強の水準であり、高騰相場による市場の盛り上がりが反映されたものとなる。(入出金停止の中での出来高)

出来高の状況から過半数はUSDTペアであり、ビットコインやイーサリアムと主要通貨の出来高に集約されている。出来高の高さなどから内在ユーザーが他のマーケットに移る(出来高減少パターン)か、もしくはバイナンスの特徴でもあるアルトコイン取引に他のマーケットから資金が流入(出来高増加パターン)するか、出来高の推移は今後の市場を見る指標となりそうだ。

他のマーケットへ資金が流出した場合は、フィアットへの流入経路がないバイナンス資金が売られる可能性も考慮する必要に迫られるが、仮に出来高が増加しランキングが上位に上昇した場合は、他のマーケットからの資金流入を示すデータになるため、ビットコイン牽引相場で劣勢に立たされていたアルトコインの市場により高いパフォーマンスが出る可能性もある。上昇トレンド相場のより顕著な変化につながるきっかけとなるかもしれない。

現相場における傾向を整理すると、①ビットコインで上昇トレンド確認、②ビットコインが先行して高騰、③主要アルトコインが高騰、④全体的に調整の動き(現在)がドミナンス推移などからも示されている。過去の状況からも、昨日の主要アルトコインの高騰は予想よりも早く見られている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/01 土曜日
13:50
ステーブルコイン覇権争い激化 テザーが過去最高益、USDCは機関投資家採用加速
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第3四半期報告書を公表し年初来利益が100億ドルを超えたことを明らかにした。米国債保有額は1350億ドルに達し国別ランキング17位相当。
13:20
仮想通貨市場の現状、センチメント冷え込み=CryptoQuant分析
CryptoQuantがビットコインとイーサリアムの週間市場レポートで投資家の慎重姿勢を指摘した。現物ETFや先物ベーシスなどの指標から市場のセンチメントが冷え込んでいると述べる。
10:20
イオレがSBI VCトレードと提携、ビットコイントレジャリー事業強化へ
イオレがSBI VCトレードと提携し、法人向けサービスを活用したビットコイン取引・保管・運用を開始した。Neo Crypto Bank構想の実現に向けSBIグループとの初の具体的連携となる。
09:50
チェンジHD、JPYCで地方創生へ ふるさと納税・インバウンド決済に円ステーブルコイン導入検討
チェンジホールディングスが日本円ステーブルコインJPYCを活用した地方創生に着手する。「ふるさとチョイス」での決済導入検討やインバウンド事業での実証実験を計画している。
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。
07:40
ビットコイン、サトシ・ナカモト執筆のホワイトペーパー公開から17周年に
仮想通貨ビットコインは10月31日、ホワイトペーパー公開から17周年を迎えた。SNSでは祝福の声が投稿されており、コインベースのCEOは、1つのPDFが世界を変えたとコメントしている。
07:30
米連邦控訴裁、仮想通貨銀行カストディアのマスターアカウント請求認めず
米連邦控訴裁判所が仮想通貨銀行カストディアに対するFRBのマスターアカウント拒否を支持した。裁判所はFRBがアクセスを認めるかどうかの裁量を持つと判断し、地方裁判所の判決を支持した。
06:45
コインベースが民主党議員の政治献金批判に反論 、「中立的活動」と主張
仮想通貨取引所コインベースが民主党マーフィー上院議員からの政治献金批判に公開反論した。同社幹部は仮想通貨業界PAC活動が非党派的で企業献金は歴代政権で標準的慣行だったと説明。
06:10
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン企業買収に消極姿勢
ストラテジーのセイラー会長が他のBTCトレジャリー企業の買収に関心がないことを明らかにした。不確実性が多く時間がかかることを理由に挙げ、デジタルクレジット販売とビットコイン購入に注力する方針だ。
05:45
カナン、日本の電力会社と契約 ビットコインマイニングで送電網安定化図る
BTC採掘機器メーカーカナンが日本の大手地域電力会社とマイニングサーバー販売契約を締結した。水冷式アバロンサーバーで送電網バランシングとエネルギー効率最適化を実現し、2025年末に稼働開始する予定だ。
10/31 金曜日
18:45
American Bitcoin CEOが語る、環境配慮型マイニングの未来|独占インタビュー
American BitcoinのMichael Ho CEO独占インタビュー。ビットコインマイニングの60%以上が再生可能エネルギー由来という実態や、トランプファミリーとのビジネス関係、日本市場への期待について詳しく聞く。
18:41
万博ウォレットがリニューアル、JPYC対応開始&総額1億円配布へ
EXPO2025デジタルウォレットが「HashPort Wallet」としてリニューアル。JPYC対応を開始し、総額1億円プレゼントキャンペーンを開催。Ethereum・Polygon対応も。
18:33
SBIホールディングスが上半期で過去最高益 暗号資産事業は堅調・Web3戦略を本格化
暗号資産事業も堅調 SBIホールディングス株式会社(東証プライム:8473)が31日に発表した2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)連結決算は、純利益が前年同期比3….
16:59
ゲーム会社gumi、子会社で予測市場サービスの事業化を検討
gumiが子会社gC Labsで予測市場サービスの事業化検討を開始。AIとブロックチェーンを活用し、政治・経済・エンタメなど幅広いテーマで集合知を生成。海外で急成長するPolymarketを参考に、日本での新市場創出を目指す。
16:53
金融庁、ビットコインなど暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供を「望ましくない」と牽制
金融庁は31日、海外で組成された暗号資産(仮想通貨)ETFを原資産とするデリバティブ商品の取扱いについて「望ましくない」との見解を表明した。IG証券が開始したブラックロックのビットコイン・イーサリアムETFのCFD取引が背景とみられる。国内では暗号資産ETFの制度整備が進行中で、税制面の不透明さも課題となっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧