- マイニング企業アルゴブロックチェーンがHIVE Blockchainと株式交換を発表
- 英ロンドンのマイニング企業Argo Blockchainが、北欧にある最大手マイニング企業HIVE Blockchainと株式交換の契約を締結した。発表を受けてArgo社の株価が上昇するなど、投資家からの期待が高まっている。
Argo社の今後に期待感が高まる
ロンドンのマイニング企業Argo Blockchainは、いくつかの要因から、現在の市場価格を大きく上回る株価をつける格好となっている。先週金曜日の終値では、231%のプレミアムをつけた。proactiveinvestorsが報じた 。
1つ目の要因は、First Investment社(FI)の代理でArgo社の株式を保有する、Lynchwood Nominees社の臨時株主総会で決定した、Jeff Couch氏のArgo社取締役会への推薦だ。Couch氏はモントリオール銀行で勤務をする人物でもあり、その推薦からは、FIがArgo社の事業戦略の主導権を握りたがっている思惑がうかがえる。
そして、もう1つが、アイスランド、スウェーデン、ノルウェーに最先端のマイニング工場をもつHIVE Blockchainとの、510万ポンド(約7.2億円)の見出し値での株式交換契約の発表だ。HIVE社は、トロントのTSXベンチャー取引所に上場する企業であり、時価総額は1.79億カナダドル(約146億円)、昨年のマイニング収益としては3520万ドル(約38億円)をあげている。
この契約の一環として、Argo社は、HIVE社の5%を占める1630万株を受け取り、HIVE社はArgo社の4410万株をその引き換えで渡す形となる。
今回の契約について、Argo社会長のJonathan Bixby氏は、次のように述べているという。
今回の提携は、Argoにとって変革的なものであり、長期的かつ持続性のあるフィアットベースの収益源を提供するだろう。
それらのマイニング企業の動向に投資家の注目が集まった格好となった。