はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社、Chipper Cashと提携 アフリカの決済事業拡大へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アフリカの決済事業拡大へ

リップル社は27日、アフリカの決済企業Chipper Cashとパートナーシップを締結したことを発表した。

暗号資産(仮想通貨)を活用する決済ソリューション「リップルペイメント」を導入し、アフリカにおける国際送金の速さやコスト効率を向上させることが提携の目的。リップル社は、決済企業Onafriqとの2023年の提携から始まったアフリカの決済事業を、今回の提携で拡大させると説明した。

関連米リップル社、アフリカ・湾岸諸国・英国・オーストラリア間の送金ネットワークを拡大

Chipper Cashの公式サイトによれば、同社のユーザー数は500万超。1日に25万以上のトランザクションを処理し、バーチャルなVisaカードを発行したり、株式投資できるサービスを提供したりもしている。

今回の提携についてリップル社は、これからChipper Cashのユーザーは365日24時間、世界中から資産を受け取ることが可能になると説明。そして、送金時間を短縮したり、摩擦を軽減したりして、送金を劇的に効率化できるとした。

ブロックチェーンのメリット

リップル社で中東・アフリカ部門のマネージングディレクターを務めるリース・メリック氏は今回の提携について、アフリカでのリップル社の事業拡大における重要なマイルストーンであると述べた。

また、アフリカの消費者や企業は、ブロックチェーン技術の可能性を認識するようになってきていると説明。リップル社の技術をChipper Cashのプラットフォームに導入することで、経済成長やイノベーションにもつながると述べている。

メリック氏は、リップル社の10年超に及ぶRWA(現実資産)トークン化の経験は、国際送金を簡素化するために法定通貨をオンチェーンにもたらすことで始まったと説明。国際決済市場が成長していくにつれ、Chipper Cashのような企業や機関がブロックチェーンの革新的な技術を活用する事例は増えているとしている。

RWAとは

「Real World Asset」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債券等の有価証券などが含まれる。

また、Chipper Cashのハム・セルンジョギCEOは、仮想通貨を活用する決済はアフリカで金融包摂を促進したり、グローバル市場へのアクセスを加速させたり、企業や個人をサポートしたりできる可能性があるとコメントした。

そして、リップル社のグローバルな決済ネットワークを導入してブロックチェーンの革新的な技術を利用し、消費者がより速く安価なコストで送金できるようになることを楽しみにしていると述べている。

関連リップル社、「Ripple Custody」商標申請で仮想通貨カストディ事業を拡大へ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/11 日曜日
11:00
週刊仮想通貨ニュース|10年後早期リタイアに必要なビットコイン数に高い関心
今週は、ビットコインを所有してリタイアするための最新ガイドライン、金からビットコインへの資金シフトの可能性、米ニューハンプシャー州の仮想通貨備蓄法案成立の影響に関する記事が最も関心を集めた。
10:30
ビットコイン1500万円回復、米英貿易協定でリスクオン加速|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは米英貿易協定合意を受けて大幅上昇し1500万円を回復した。米ニューハンプシャー州やアリゾナ州での仮想通貨準備金法案可決も追い風に。bitbank長谷川アナリストが相場を解説。
05/10 土曜日
14:30
改訂版GENIUS法案、テザーも米規制対象に DeFiへの影響も
米上院の改訂版GENIUS法案で海外ステーブルコイン発行体も米国の規制対象に。テザーなど1500億ドル市場への影響と、DeFi開発者・バリデーターまで拡大された規制範囲の懸念点
13:00
コインベースCEO明かす「企業資産の80%をビットコインに投資検討も断念」
米取引所コインベースグCEOが財務戦略としてのビットコイン保有を検討していた過去を語った。同社は投資目的で約1,900億円相当の仮想通貨を保有している。
11:45
ブラックロック、イーサリアムETFの現物償還機能を申請
ブラックロックがイーサリアムETF「ETHA」の改訂届出書を提出し、SECの承認を前提に現物による設定・償還機能を追加。最終判断は2025年10月頃の見通し。同時にビットコインETF「IBIT」には量子コンピューティングリスクに関する記載も追加。
10:30
アダム・バックが試算、メタプラネット株価1340円到達の可能性も
ビットコイン専門家アダム・バック氏が新指標「mNAV回収月数」を提案し、メタプラネットの適正株価1340円を算出。ストラテジーと比較して3.8倍速いmNAV回収速度を実現していると分析。
09:40
台湾議員、ビットコイン準備金創設を提唱
台湾立法院の葛議員が国家資産の多様化を図るため仮想通貨ビットコインを準備金に採用することを提案した。米国における準備金政策の実現例も挙げている。
08:30
4月安値から5倍高騰、AI関連銘柄VIRTUAL 長期保有促進策で再注目に
AI関連のVirtuals Protocolのトークン価格が400%超の急反発。Diamond Hand BonusとTake Profit Cooldownの導入で長期保有を奨励。AIエージェント市場で最も効果的なローンチパッドとしての地位を確立した見方も。
07:35
ドイツ当局、50億円超相当の仮想通貨をeXchから押収
独連邦刑事庁は、eXchから55億円相当の仮想通貨を押収。ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュが含まれており、同社はマネーロンダリングに関与した疑いなどが持たれている。
07:05
ブラックロックが米SECと協議、仮想通貨ETFのステーキングとオプション取引について
世界最大の資産運用会社ブラックロックがSECと仮想通貨規制について会談。ステーキング機能付きETFやオプション取引の基準を協議。アトキンス新議長の下、規制アプローチの転換が進行中。
06:30
バンス米副大統領、Bitcoin 2025カンファレンスで基調講演予定
バンス米副大統領が5月の『Bitcoin 2025』カンファレンスで基調講演を行う予定。かつてビットコイン保有を公表していたバンス氏の登壇は、トランプ政権の仮想通貨支持姿勢を鮮明に示す動きとなる。
06:10
ブラジル証券取引所B3、イーサリアム・ソラナ先物取引を6月導入
ブラジル証券取引所B3がイーサリアムとソラナの先物取引を6月16日に開始。米ドル建てで0.25ETH・5SOL単位の取引が可能に。
05:50
米上場の医療企業ウェルジスティクス、XRP財務戦略採用へ
米ナスダック上場の医療流通企業ウェルジスティクスヘルスが、XRPを準備金と実時間決済インフラとして導入する取り組みを発表。
05/09 金曜日
18:50
2025年注目の仮想通貨20選|成長銘柄とテーマを解説
Grayscaleが注目する2025年の暗号資産(仮想通貨)20銘柄を紹介。RWA・DePINなど注目テーマや投資リスクも解説。
16:57
Web3を伝えるという挑戦 メディア関係者が語る挑戦と期待|香港Web3 Festival2025
2025年4月に開催された「Hong Kong Web3 Festival」では、アジアのWeb3メディア関係者6名に取材を実施。情報の信頼性維持、広告と報道の分離、AI技術の活用、そしてアジア各国における市場ポテンシャルなど、Web3メディアが直面する課題と今後の展望を多角的に紹介する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧