モネロ(XMR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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04/24 (日)
週刊仮想通貨ニュース|Web3.0を巡る国内動向に注目集まる、バイナンスが約180万BNBをバーンなど
今週はWeb3.0を巡る国内の動きが大きな注目を集めた。そのほか、仮想通貨市場でビットコインのリスクシグナルが再上昇したこと、バイナンスが180万BNBのバーンを発表したことなど、一週間分の情報をお届けする。
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04/22 (金)
FRBの金融引き締め加速示唆で相場軟調、仮想通貨市場はトロンとモネロに投資家の関心
FRBパウエル議長の金融引き締め懸念で仮想通貨市場弱含む、トロン(TRX)とモネロ(XMR)に投資家の関心
CoinPost
03/30 (水)
DMM Bitcoin、シンボル(XYM)のレバレッジ取引などを開始予定
DMMグループの株式会社DMM Bitcoinは30日、レバレッジ取引と現物取引で銘柄の新規取扱の予定を発表した。
CoinPost
08/26 (木)
イタリアの犯罪組織も仮想通貨利用、マフィア対策庁
イタリアのマフィア対策庁がマフィアなどの犯罪組織が仮想通貨を悪用していると発表した。
CoinPost
02/27 (土)
米グレースケール、23銘柄の新規仮想通貨投資信託を検討
米最大手仮想通貨投資企業グレースケールは23銘柄の仮想通貨投資信託を新たに検討している。メジャーアルトやDeFi(分散型金融)関連銘柄もリスト入りしている。
CoinPost
02/02 (火)
米グレースケール、仮想通貨Theta Tokenの投資信託を新規計画か
米仮想通貨投資企業グレースケールはアルトコイン銘柄「Theta」の投資信託を提供する計画を新たに立てている。これまで12新規銘柄の投資信託の組成を行ってきた。
CoinPost
01/29 (金)
米グレースケール、仮想通貨6銘柄の投資信託を計画 ポルカドット(DOT)やカルダノ(ADA)など
米最大の仮想通貨投資企業グレースケールで、アルトコイン6銘柄の投資信託が新たに形成されたことがわかった。ポルカドット(DOT)やカルダノ(ADA)、AAVEなどが含まれる。
CoinPost
01/08 (金)
匿名通貨モネロ(XMR)にラップドトークンが登場 イーサリアム上で流通可能に
匿名性の高い仮想通貨(暗号資産)の代表格であるモネロ(Moneo)にラップド版が登場した。プライバシー性は失われ鵜物の、イーサリアムのエコシステムで流通可能になる。
CoinPost
01/03 (日)
仮想通貨取引所Bittrex、モネロ・ジーキャッシュ・ダッシュが上場廃止へ
米仮想通貨取引所Bittrexは1月15日に、モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュの上場廃止を実施する予定だ。
CoinPost
12/31 (木)
2015〜2020年、仮想通貨「時価総額TOP20」の顔ぶれと変化
ビットコイン高騰に伴い、時価総額は50兆円を突破。2015年〜2020年の仮想通貨市場TOP20銘柄の変化とビットコイン価格の変化を調査した。
CoinPost

モネロ(XMR)の概要

匿名性の高い仮想通貨である「プライバシーコイン」の代表格として知られるモネロ(Monero:XMR)は、「ワンタイムリング署名」による匿名技術と、ワンタイムパスアドレスによる高いセキュリティ性能をもつ仮想通貨だ。

取引履歴を公開し、ユーザー同士で監視しようとする一般的なブロックチェーンとは相反する思想を掲げるモネロは、取引履歴のトラッキングが極めて困難な設計のブロックチェーンとなっている。

また、承認時間が早いことでビットコインのようなスケーラビリティ問題および「51%攻撃」などの悪意ある攻撃を受けにくいというメリットもある。

特徴

一般的な仮想通貨の取引は、公開鍵さえわかれば取引履歴はブロックチェーンから容易に特定されてしまう。

モネロが採用する技術である「リング署名」は、公開鍵を複数人のグループで生成し、署名がグループ内の誰かであることを証明することを可能にするものだ。複数人による署名を行うことで、個人を特定することが難しくなるという特徴がある。

さらに、匿名性を保つミキシングと異なる点は、匿名グループを自動で編成・再編成するために取引時に混ぜ合わせる媒介を必要としない点だ。

規制

モネロはその匿名性の高さから、テロリストの資金供給経路、またはマネーロンダリングとしての利用、あるいは闇市場サイト(ダークウェブ)での決済手段として利用される懸念があることから規制が進められており、特に欧米ではその流れが強くなっている。

2020年初めに発表された欧州刑事警察機構(ユーロポール)の「インターネット犯罪脅威評価」では、モネロはZcashに次いで「ダークウェブ上での取引のため、最も定評のあるプライバシーコイン」となりつつあり、「法執行機関の捜査に障害となる可能性」が指摘された。

海外取引所では、バイナンスやHuobi、Krakenなどの主要な仮想通貨取引所に上場されている。日本でも過去にはコインチェックでの取扱いがあったものの、金融庁からの指摘を受けて2018年に上場廃止となった。