メイカー(MKR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報 関連記事
10/26 (木)
860万ドル相当のETHやLINKが取引所へ入金 FTXウォレットから
破産したFTXの遺産ウォレットから仮想通貨取引所バイナンスアドレスへ大量に送金されたことが判明。860万ドル相当のLINKやETH、AAVEが取引所に入金された。
CoinPost
09/05 (火)
ヴィタリック氏、分散型ステーブルコインRAIに助言
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、分散型ステーブルコインプラットフォームReflexer Financeで改善提案を行ったことが注目されている。この提案は、圧倒的シェアを誇るMakerDAOの需要の一部をターゲットとしている。
CoinPost
09/04 (月)
ビットコイン小幅推移、ヴィタリック・ブテリン8500万円相当のMakerDAO(MKR)売却の背景は
暗号資産(仮想通貨)相場では暴落明けのビットコインは小幅推移に留まった。アルト市場ではイーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリンが8500万円相当のMakerDAO(MKR)売却したことが憶測を招いた。
CoinPost
09/02 (土)
DeFi中央銀行MakerDAO、ソラナ(SOL)ベースの新チェーン構築を検討
DeFi大手MakerDAOの共同設立者であるRune Christensen氏は、ソラナのコードベースを用いて新たなネイティブブロックチェーンを構築する旨の提案を行った。「ソラナは、技術的品質、強固なエコシステム、そしてフォークの成功例がある点で、NewChainの基盤として最も適している」と述べた。
CoinPost
07/30 (日)
週刊仮想通貨ニュース|Worldcoinの取引所上場に注目集まる、WebXカンファレンス開催など
今週は、Worldcoinがメインネットをローンチし、バイナンスらが相次いで仮想通貨WLDを上場したがニュース最も多く読まれた。このほか、WebXカンファレンスの内容など、一週間分の情報をお届けする。
CoinPost
07/28 (金)
MakerDAO創設者が語る、DAOの成長とガバナンス設計|WebXレポート&インタビュー
「MakerDAO」の共同創設者であるルーン・クリステンセン氏が、ガバナンスの再構築プランについて詳細を明らかにした。Coinpostインタビューでは、「エンドゲームプラン」の大まかなスケジュール感を共有した。
CoinPost
07/28 (金)
MakerDAO、ステーブルコインDAIの金利を一時的に引き上げへ
DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」は、ステーブルコインDAIの保有者に付与される金利を一時的に引き上げる提案を可決した。ユーザーベース成長を図る施策となる。
CoinPost
06/02 (金)
メイカーダオ(MKR)、米国債に約1,800億円の追加投資を検討
分散型金融プロジェクトの「MakerDAO」は、米国債への投資として新たに1,780億円の配分を目指す提案書の投票を開始したと発表した。0~6ヶ月間の各種満期を持つ米国短期国債の購入に充てられる目論みである。
CoinPost
03/28 (火)
メイカーダオ、「Endgame Plan」に向けた組織編制の提案が可決
DeFi大手Makerプロトコルを管理する分散型自律組織「MakerDAO」は、改善提案が仮想通貨メイカー保有者による投票で可決したことを発表した。将来のビジョン「Endgame Plan」を実現するための基盤となる組織構成や枠組みで構成される。
CoinPost
03/24 (金)
メイカーダオ、ステーブルコインDAIの準備金としてUSDCを再び重視か
DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」は、ステーブルコインDAIの準備金として今後もUSDCを優先する方針を固めつつある。提案書は「USDCのリスクは大幅に低下しており、さらなる支払能力の懸念やディペグは予想されない」と主張している。
CoinPost

Maker(MKR)の概要

MakerDAOとは、イーサリアム上に構築された、DeFi(分散型金融)プロジェクトの一つであり、分散型ステーブルコイン「Dai」の発行で知られている。一連のスマートコントラクトから成る「Makerプロトコル」、およびMakerプロトコルを管理・運営する「Makerガバナンス」から構成されている。Makerには単一の運営および開発主体が存在しておらず、単一障害点が最大限まで排除された分散型のシステムが構築されている。

Makerプロトコルからは、DaiおよびMKRという二つのトークンが発行されている。

Daiとは

Makerの主要プロダクト「Dai」とは、米ドルに1:1でソフトペッグされている分散型ステーブルコイン。イーサリアム(ETH)を初めとした複数の仮想通貨を担保に発行されている。NFT化された実世界の不動産や他種のステーブルコインも担保として利用可能。

価格維持のため、全てのDaiは過剰担保より価値が裏付けられている。発行主体は存在しておらず、「Vault」と呼ばれるスマートコントラクトに資産を預け入れることにより、誰でも発行可能。第三者および仲介者が排除されているトラストレス(信頼不要)な方法で発行および利用が可能なため、他のステーブルコインと比較して検閲耐性があり、透明性が高いことが特徴。

Daiは、多数のDeFiアプリに統合されており、イールドファーミングやトレードで利用されている。また、分散型でありながら価値が安定しているというその特徴から、貯蓄、決済および送金等、ブロックチェーン以外の分野においても、様々な用途で実用化が進んでいる。

MKRとは

MKRは、ガバナンストークンとして機能している。Makerでは、MKR保有者を中心に構成されたMakerガバナンスが、プロジェクトの全責任を負っており、このガバナンスにてMKRを利用したオンチェーン投票を行うことにより、新規担保追加やリスクパラメータの調整など、様々な要素を決定する。

プロトコルおよびDAOへの変更は全て、このオンチェーン投票にて可決されなければならない。1MKRは1票に等しい。MKRの大口保有者には、米VCのa16zやDragonfly Capitalなどがいる。