メイカー(MKR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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06/02 (金)
メイカーダオ(MKR)、米国債に約1,800億円の追加投資を検討
分散型金融プロジェクトの「MakerDAO」は、米国債への投資として新たに1,780億円の配分を目指す提案書の投票を開始したと発表した。0~6ヶ月間の各種満期を持つ米国短期国債の購入に充てられる目論みである。
CoinPost
03/28 (火)
メイカーダオ、「Endgame Plan」に向けた組織編制の提案が可決
DeFi大手Makerプロトコルを管理する分散型自律組織「MakerDAO」は、改善提案が仮想通貨メイカー保有者による投票で可決したことを発表した。将来のビジョン「Endgame Plan」を実現するための基盤となる組織構成や枠組みで構成される。
CoinPost
03/24 (金)
メイカーダオ、ステーブルコインDAIの準備金としてUSDCを再び重視か
DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」は、ステーブルコインDAIの準備金として今後もUSDCを優先する方針を固めつつある。提案書は「USDCのリスクは大幅に低下しており、さらなる支払能力の懸念やディペグは予想されない」と主張している。
CoinPost
03/14 (火)
メイカーダオ、DAI安定性強化に向けたUSDC低減提案が緊急可決
DeFi大手MakerDAOで、中央集権型の米ドル連動型ステーブルコインUSDCの影響を低減するための緊急提案が可決された。米Paxosが発行するUSDPについては1日の発行上限を4億5000万DAIから10億に引き上げている。
CoinPost
03/08 (水)
メイカーダオ(MKR)米国債投資で収益改善、追加投資も検討へ
DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」のガバナンスフォーラムで、米国債への投資予算として新たに約1,000億円を配分する提案書が提出された。Makerは短期債券投資戦略から計2.88億円の金利収益を得ている。
CoinPost
11/26 (土)
MakerDAO、アラメダ支援のrenBTCをDAI担保から除外
MakerDAOでステーブルコインDAIの担保資産からrenBTCを除外する提案がコミュニティ投票により可決された。
CoinPost
10/28 (金)
メイカー(MKR)、DAO投票プロセスに批判殺到 前週比-16%
DeFi大手Makerプロトコルを管理する分散型自律組織「MakerDAO」は、組織の分割やステーブルコイン「DAI」の価格設計など、プロジェクトの構造を大きく変更する方向へシフトしようとしているところだ。
CoinPost
10/25 (火)
Coinbase Japan、「メイカー(MKR)」の取り扱いを開始
国内仮想通貨取引所Coinbase Japanは、ガバナンストークン「メイカー」の新規取り扱い開始を発表。取扱銘柄は合計12種類となった。現在、すでに取引は開始されている
CoinPost
10/25 (火)
コインベースカストディ、MakerDAO向けにUSDC報酬プログラムを開始
Coinbase Custodyは、大手DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」が保有する資産向けの報酬プログラムを発表した。
CoinPost
10/22 (土)
MakerDAO、2,300億円をコインベースカストディで運用へ
DeF大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」が約2360億円相当の資産を、Coinbase Custodyで運用するプランがガバナンス投票で可決しそうだ。
CoinPost

Maker(MKR)の概要

MakerDAOとは、イーサリアム上に構築された、DeFi(分散型金融)プロジェクトの一つであり、分散型ステーブルコイン「Dai」の発行で知られている。一連のスマートコントラクトから成る「Makerプロトコル」、およびMakerプロトコルを管理・運営する「Makerガバナンス」から構成されている。Makerには単一の運営および開発主体が存在しておらず、単一障害点が最大限まで排除された分散型のシステムが構築されている。

Makerプロトコルからは、DaiおよびMKRという二つのトークンが発行されている。

Daiとは

Makerの主要プロダクト「Dai」とは、米ドルに1:1でソフトペッグされている分散型ステーブルコイン。イーサリアム(ETH)を初めとした複数の仮想通貨を担保に発行されている。NFT化された実世界の不動産や他種のステーブルコインも担保として利用可能。

価格維持のため、全てのDaiは過剰担保より価値が裏付けられている。発行主体は存在しておらず、「Vault」と呼ばれるスマートコントラクトに資産を預け入れることにより、誰でも発行可能。第三者および仲介者が排除されているトラストレス(信頼不要)な方法で発行および利用が可能なため、他のステーブルコインと比較して検閲耐性があり、透明性が高いことが特徴。

Daiは、多数のDeFiアプリに統合されており、イールドファーミングやトレードで利用されている。また、分散型でありながら価値が安定しているというその特徴から、貯蓄、決済および送金等、ブロックチェーン以外の分野においても、様々な用途で実用化が進んでいる。

MKRとは

MKRは、ガバナンストークンとして機能している。Makerでは、MKR保有者を中心に構成されたMakerガバナンスが、プロジェクトの全責任を負っており、このガバナンスにてMKRを利用したオンチェーン投票を行うことにより、新規担保追加やリスクパラメータの調整など、様々な要素を決定する。

プロトコルおよびDAOへの変更は全て、このオンチェーン投票にて可決されなければならない。1MKRは1票に等しい。MKRの大口保有者には、米VCのa16zやDragonfly Capitalなどがいる。