はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨Verge(XVG)が何故次世代通貨として注目されているのか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの問題点
その名を知らない人がいないほど人気になったビットコインですが、取引に様々な問題を抱えていることで、次世代アルトコインに注目が集まっています。
Vergeの価格上昇率でわかる市場の期待感
 年初から約12900倍を記録しており、ビットコインとの比較対象としては適さないが、市場の期待感が伺えます。

今ではビットコインということばを聞いたことがない人のほうが少ないでしょう。

ビットコインは今年、時価総額1800%という記録的な上昇をし、世界的なニュースとなりました。

世間の多くの人はこのような結果の裏には、ビットコインの有用性に期待を抱き、またはビットコインを瞬時に行える次世代決済手段と捉えている方も多くいます。

しかし、実際にビットコインを実際に利用し、扱ったことがある人はその取引効率、速度、そして手数料の問題も知っていると思います。

取引手数料は日に日に上昇し、取引所間送受信に数時間かかることもあります。

更に需要が増加し手に負えないほどになってしまったとき、仮想通貨取引所は取引の新規の受け入れを一時的に停止する可能性もあります。

世界を変えると言われている革命的技術にとってはいいスタートとは言えません。

しかし、ビットコインの現状や影響によりブロックチェーン界はビットコインの代替通貨となる、アルトコインの大きな競争へと発展しています

ビットコイン2.0としての期待

技術は日々進化している中、ビットコインがデジタル通貨として繁盛するためには需要を満たす膨大なスケールアップが必要です。

多くの人はビットコインが成功せず、代わりによりすぐれた存在に超えられると予想しています。

Vergeはまだ無名に近いアルトコインですが、ここ数ヶ月間、大きく躍進しています。

Yahooニュースでは、

Vergeは今年、ビットコインを大きく上回った

と報道されました。

Vergeはブロックチェーンのセキュリティおよび匿名性に加え、取引量許容量と取引時間を向上させたため、「ビットコイン2.0」と言われています

ビットコインの公的なブロックチェーンには匿名性が不足しています。

Vergeは複数の匿名性を中心としたネットワーク(TorやI2Pなど)を合わせることでその問題を解決しました。ウェブサイトによると、ユーザーのインターネット(IP)アドレスは不明瞭にされ、取引は完全に追跡不能になりました。と記載されています。

比喩して比較した場合、ビットコイン取引がトラクターよりも遅いとすると、Verge取引は光速で取引が可能です。

Vergeブロックチェーン取引はSimple Payment Verification(SPV)技術により、5秒以内に取引を実現しています。

そして、Vergeは民間企業ではないためcommunity feel(技術の方針と通貨の行き先の責任は全てコミュニティのメンバーにあるという意味)を大切にしています

またVergeは現在、管理するためのいくつかの安全なモバイルウォレット(モバイル匿名性を提供するTor Android Walletを含む)を提供していることもプラスの材料と言えるでしょう。

Verge急上昇

Vergeはデジタル通貨界のゲームチェンジャーになりつつあります。年初からの倍率を以下に記述します。

Verge(XVG):1XVG=0.0023円〜最高値29.67円にタッチし、現在27.98円付近を推移

2017/01/01〜2017/12/25 約12900倍を記録

上昇に関してはビットコインをはるかに超えています。

現在(12月24日)、Vergeの時価総額は$35億で総トークン数165億のうち、145億トークンが市場に供給されています。 Vergeの大半はBinanceとBittrexで取引され、過去24時間の間に数十億ドルの動きが記録されています。

仮想通貨界は常に変化しており、今回はVergeを紹介していますが、アルトコインにビットコインが地位を譲るときが来る時は近いかもしれません。

Why Verge Could Be the Next Bitcoin

Dec. 24, 2017 by James Levenson

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 火曜日
19:12
Pudgy Penguins CEO、ミームコイン関連イベントでPENGUの日本戦略発表
暗号資産取引所MEXCのベンチャー部門であるMEXC Venturesは7日、「From Doge to Pengu: The Evolution of Memes」を開催した…
18:00
Superteam Japan代表が語るソラナエコシステムの日本展開戦略|独占インタビュー
ソラナエコシステムの日本展開を牽引するSuperteam Japanが、設立から1年3か月で世界トップクラスの実績を達成。コミュニティGDPで世界1位、ビジネスコンペ「Brea…
17:00
米SECアトキンス委員長、仮想通貨企業に訴訟前に「違反通知」を追加へ=報道
米SECアトキンス委員長が仮想通貨企業などへの執行措置前に警告段階を設ける方針を表明した。ゲンスラー前委員長の方針から転換し、トークンの多くは証券ではないとも改めて述べる。
15:20
Pudgy Penguins、日本で大型イベント開催|MEXC Venturesとの連携で世界展開を加速
人気NFTプロジェクトPudgy Penguins、東京でWebX2025イベント開催。MEXC Venturesと連携し、日本展開でグローバル戦略を加速。2027年IPO実現目指す。
14:50
MiCAの監督格差問題 仏・墺・伊が共同でEUの規制強化を要請
フランス、オーストリア、イタリアの規制当局がMiCA施行後の各国による監督格差を問題視し、EUの仮想通貨規制の強化を求める共同声明を発表した。EUパスポート制度の課題と3カ国の規制当局による4つの改善提案を解説する。
11:36
FOMC控え様子見基調の仮想通貨相場、デリバティブ市場は強気傾向
明日のFOMC会合を控え、市場の95.9%が25bp利下げを織り込む中、ビットコインは115,206ドルで小幅上昇。デリバティブ市場ではコール優勢の展開が続き、ETF流入も好調。利下げサイクル開始への期待が暗号資産(仮想通貨)市場の追い風となるか注目が集まる。
10:56
ロビンフッドが非上場企業投資ファンド「RVI」を計画 個人投資家の参加機会拡大へ
仮想通貨・株式取引のロビンフッドが米国で未上場企業への投資機会を個人投資家に提供するファンドの設立を計画している。SECに登録届出書を提出し、NYSE上場を目指している。
10:30
クレディセゾンのベンチャー部門、70億円超のWeb3ファンドをローンチ
クレディセゾンのベンチャー部門は、ブロックチェーンのスタートアップ対象のファンドOnigiri Capitalのローンチを発表した。トークン化RWAのソリューションを開発する企業に投資する。
10:12
コインベース支援のL2「Base」、独自トークンの発行検討を開始
仮想通貨取引所コインベース支援のL2「Base」は、ネットワークトークンの発行検討を開始。これまではガス代にイーサリアムを使用し、独自トークンの発行予定はないとしてきた。
09/15 月曜日
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧