はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

市場全体が暴落している中で安定性を持つ仮想通貨4選

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨全体が下落の中、安定している通貨とは
12月下旬から仮想通貨全体が暴落し始め、どのように自分の資産を守っていくか試行錯誤されていると思います。その暴落の中でも安定している通貨(ペッグ通貨)や金本位制に似た仕様を持つ通貨など紹介します。
下落相場の中、安定している通貨一覧
通貨名 裏付け 取り扱い取引所
DigixDAO (DGD) 取り扱い取引所
NuBits (USNBT) BitShares(BTS) 取り扱い取引所
Dai (DAI) USD(米ドル) 取り扱い取引所
Tether (USDT) USD(米ドル) 取り扱い取引所

coinmarketcapのデータ参照。

全面安の中、価格をキープor逆行高を見せている。

通貨一覧詳細

DigixDAO (DGD)

DigixDaoはシンガポールを拠点とするイーサリアムをサポートする企業が運用する仮想通貨です。

金の保有量により紙幣を発行する金本位制と似たコンセプトで、金と連動する仮想通貨であるため、仮想通貨のボラティリティーでも資産を担保出来ます。

株主と似たような仕組みで、DGDの取引で発生する手数料の一部が3ヶ月に一度配当される権利も発生します。

ビットコインを初めとする仮想通貨全体が下落の中でも価格が上昇し、ユーザーがDGDのような金本位制に似た通貨に逃げているように思えます。

NuBits (USNBT)

NubitsはBitSharesの通貨”BTS”によって価値が保たれている通貨で、1NBT=1USDで安定する通貨です。

価格固定は、基本的にユーザーが取引所に1ドル前後の巨大な売買注文を出すことにより保たれています。

1ドルの価値を保つために、USNBTの需要が上昇し価格も上昇しそうになった場合はNuBitsを新たに生成し供給量を増やし、需要が低下し価格も低下しそうになった場合は「Parking」と呼ばれる方法でNuBitsの供給量を抑制するというかたちになっています。

Dai (DAI)

テザーと同じようにペッグ通貨になることを目指している1つで、1 DAI=1 USDの価格が保たれています。

Daiは、Maker (MKR) とセットになっている仮想通貨です。

Daiの価格安定を管理するのがMakerの役割で、安全性の高いMakerのプラットフォーム上で担保された資産によって、その価値が保証されます。

Tether (USDT)

Tether(テザー)とは、米ドル(USD)の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨です。

しかし、テザーLimitedの監査機関であるFriedman LLPとの関係が解消されたことで、担保となるUSDを保有せずにUSDTを発行し、ビットコイン価格を操作しているのでは?という疑惑が浮上し、議論の対象となっています。

テザー(Tether・USDT)とは/米ドルと同価値を維持する仮想通貨
時価総額上位の人気仮想通貨であるTether(テザー)の特徴と将来性について、投資初心者にもわかりやすく解説。日本円(JPY)等の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨です。USDTもTetherの一種で、米ドル(USD)とほぼ同価になるよう調整されています。

他通貨一覧

bitUSD (BITUSD)

裏付けがBitShares(BTS)で、USDの価値に合わせている通貨です。

bitCNY (BITCNY)

裏付けがBitShares(BTS)で、中国人民元の価値に合わせている通貨です。

CoinPost考察

なお、これらの通貨は、安定した資産が裏付けされていますが、テザーで話題になったように、その裏付け資産が本当に確約されているかがわからない通貨も多数存在します。

仮に裏付けがないことが公になるなど、問題が露呈した際に価値が暴落する危険性もあることは理解する必要があります。

ボラティリティが高い仮想通貨市場で、安全資産を裏付けとする通貨でも、自分で調べた上で、適度に利用や投資に活かすことが大事となります。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
10:50
メタプラネット、米国預託証券プログラム設立
ビットコイン保有企業メタプラネットがドイツ銀行を預託銀行とする米国預託証券プログラムを設立し、19日より米国店頭市場で取引を開始する。米国投資家の利便性向上と流動性拡大を目指す。
10:33
ビットコイン提唱者ルミス米上院議員が再選不出馬、仮想通貨法案成立に注力へ
仮想通貨推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員が2026年の再選不出馬を表明した。任期終了までに包括的な仮想通貨規制法案や税制改革の成立を目指す方針を示している。
10:05
「ビットコイン価格は2035年に2億円に到達」CF Benchmarksが強気予想
CF Benchmarksが2035年の仮想通貨ビットコインの価格を基本シナリオで142万ドルと予想した。ゴールド市場のシェアを獲得することなどを前提とし弱気・強気シナリオも算出している。
09:10
イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」
仮想通貨イーサリアムでGlamsterdamの次に実施されるアップグレードの名称がHegotaに決定。2025年と同様、イーサリアムは2026年に2回アップグレードを行う可能性がある。
08:15
ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘
クリプトクアントが仮想通貨ビットコインの需要成長鈍化を指摘し、弱気相場への移行を指摘。ETFの純売却や大口保有者の需要縮小、デリバティブ市場のリスク選好低下などが要因として挙げられている。
07:10
コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘
コインベースが2026年の見通しレポートで、トランプ大統領が署名したワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法により予測市場が従来の賭博より税制面で有利になる可能性があると指摘した。
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論が終焉と再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
仮想通貨の冬到来か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」開設に進展か
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧