はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Nasdaq:仮想通貨市場参入は現状難しい|参入への鍵は市場規制の厳格化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場は現在ハイプサイクルの流行期のピーク
ナスダックCEOを務めるAdena Friedman氏は、仮想通貨市場参入などに関するインタビューで、仮想通貨市場は規制がまだまだ不足している点や、価格がハイプサイクルの「流行期」頂点にある状況であり、現状では市場参入より、技術提供者として技術提供に力を入れていることを言及しました。
ハイプサイクルとは
主にIT関連で話題となる新技術の認知度や期待度が、時間経過と共にどのように変化していくかを表したサイクルのことである。ハイプサイクルの典型的な流れは以下の通りである。まず、新技術の登場時は盛んに紹介され(黎明期)、その可能性や将来性がもてはやされる(流行期)。やがて、空騒ぎの状態に陥った過度の期待は逆に幻滅を招き、期待度を急落させる(反動期)。その後、生産性が安定していくに伴い、期待度も緩やかに上昇していき(回復期)、市場の成熟を迎える(安定期)。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

6/5、ブルームバーグのビジネス番組のインタビューで、ナスダックCEOを務めるAdena Friedman氏は、ブロックチェーンと仮想通貨について、自社の今後の動向や自身の複数の見解を述べました。

ナスダックシステムの提供

まず初めに、番組のMCの今所有している仮想通貨に関する質問に対し、Friedman氏はまったく持っていないと答えました。

最近では、ゴールドマンサックスやCMEのような大手金融機関が仮想通貨先物取引への参入が話題となっている一方で、Friedman氏はナスダックにおける同市場への参入予定について、以下のように述べました。

「いつ参入するか、または本当に参入すべきなのかについて、我々は今まで研究指向のアプローチを取ってきた。私は、仮想通貨の仕組みを理解に努めており、インターネット上の金融要素となり得ると思うが、現時点では、国際貿易において、基本的な目的を持ってなく、投機目的がメインである一種の資産である。しかしながら、仮想通貨仕組みの全体像を見渡せば、グローバルで滑らかな貿易を可能にするのが本来の目的だと思われる。」

そして、Friedman氏はナスダックの仮想通貨取引所導入に関して、以下のように続けました。

「この市場には規制がまだまだ不足している事や、仮想通貨の価格がハイプサイクル「流行期」のピークにあります。でも、関わっている業者や企業も多くある中で、数多くの取引所がよりフェアなマーケットルール、技術の改善と市場活動の健全な監視を目指すべく、自主規制の方向へ進んでいる現状は大変励ましい。それを見据えて、我々は、技術提供者として、今後も得意とする監視・マーケット技術を提供し続けるつもりだ」

SBIVCの導入

今日本で取引所の本格始動として注目を集めているSBI ヴァーチャルカレンシーズの取引所。

SBI北尾氏hs投資家向けの決算説明会にて、同取引所にてこの米NASDAQのシステムを使用することを明かしています。

利点としてNASDAQのシステムはSBIのPTS(時間外取引)で使用されており、強固なシステムの盤石ぶりに対して、太鼓判を押していました。

CoinPostの参考記事

仮想通貨取引所『SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)』情報まとめ|大きく期待できる5つの理由
「SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)」仮想通貨交換サービス(VCTRADE)が8月から本稼働開始。テレビCMの実施予定、取引所モデルの板取引開始、イーサリアム(ETH)の取り扱い開始など、最新情報をまとめています。

市場参入について

また、最近、米仮想通貨取引所ジェミニやイスラエルにある仮想通貨取引企業にナスダックの独自の取引プラットフォームやモニタリング技術でパートナーシップを結んだこと、仮想通貨市場参入について、Friedman氏は以下のように語りました。

「ウィンクルボス兄弟は(マーケットによく見る様々な)トラブルを回避するために我々の技術を活用し、健全な取引モニタリングを築いている。これは技術分野のパートナーシップなのだ。一方で、市場分野においては、我々は、先物取引について、綿密な調査を行ってきた。結果としては、証券取引所として率先して市場への参加はまだ必要な状況ではない。まずは、数多くの仮想通貨取引所による仮想通貨の時価情報の的確さを確かることが先決で、商品を提供してしまうと信用を失うだろう。第二に、市場規制が多くなっていくことでの、主流市場となり得る状況に伴い、改めて決めるつもりだ」

仮想通貨とは別に、ブロックチェーン技術について、同CEOが以下のように前向きなを態度を明かしました。

「ブロックチェーンは長期的に間違いなく革命的な技術となるが、現段階では、実行するのが難しい。とはいえ、私は近い将来我々のビジネスの力になってくれると思う」

過去、Friedman氏はCNBCのインタビューでいつかは仮想通貨取引所開設を検討すると言及しましたが、規制や市場の変動性が不明瞭な中、時期はまだまだ曖昧な状況と言えるでしょう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 水曜日
14:25
トランプ大統領令、仮想通貨企業へのFRBマスター口座開放を評価するよう要請
トランプ米大統領が金融イノベーションの規制緩和を促す大統領令に署名。仮想通貨企業などノンバンクに対する、連邦準備銀行の決済システムへの直接アクセス評価をFRBに要請した。
14:15
ウィンターミュート、DeFiボルトプラットフォーム「Armitage」ローンチ
マーケットメーカーのウィンターミュートがDeFiボルト管理プラットフォーム「Armitage」を発表した。まずモルフォ上でUSDC建てのボルトを何種類か展開し利回りを生み出す。
13:25
Zcash財団Q1報告、財務健全性とSEC調査終了を明示 約58億円の流動資産を保有
Zcash財団が2026年Q1報告書を公開した。流動資産約3,669万ドルを保有し、四半期運用経費は81.7万ドルと保守的な運営を維持している。2023年から続いたSECの調査が執行措置なしで終了し、規制面の不透明さが解消。ガバナンス混乱下でもネットワークの安定稼働を維持し分散化の強みを示した。
13:10
ヴィタリック、イーサリアムなどの安全性や効率性の向上策を分析
仮想通貨イーサリアムの共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、形式的検証に関するブログを公開。イーサリアムなどの安全性や開発の効率性を高めることができる手法を提示している。
10:40
次世代金融インフラの覇権争いを議論、『ポイント・ゼロ・フォーラム2026』が6月スイスで開催予定
スイス国際金融庁とシンガポールのGFTNが主催する「ポイント・ゼロ・フォーラム2026」が6月23〜25日にチューリッヒで開催される。ステーブルコインやAI、量子技術が金融インフラを再構築する現状と各国規制当局の動向を伝える。
10:10
ビットコイン採掘マシンメーカーのカナン、純損失141億円に 2026年1~3月期決算
カナンが2026年1~3月期決算で純損失141億円を報告した。ビットコイン市場停滞で売上が前期比で減少している。米テキサス採掘権取得や北欧の熱供給プロジェクトなど新事業も進行中だ。
07:50
「ビットコインは75000ドル割れに注意」ウィンターミュート分析
ウィンターミュートは週次の市場レポートを公開。仮想通貨ビットコインの価格について、76,000ドルから78,000ドルが注視する水準になるとの見方を示している。
07:20
ポリマーケット、未上場企業市場へのアクセス解禁 ナスダック提携で新たな予測市場
予測市場プラットフォーム大手のポリマーケットは19日、未上場企業に関する新たな予測市場のローンチを発表した。米ナスダック・プライベート・マーケットと提携し、一般投資家アクセス解禁を実現。
06:55
ビットワイズCIO、ハイパーリキッド(HYPE)を「割安な大型銘柄」と分析
ビットワイズのCIOが5月19日付メモで仮想通貨ハイパーリキッド(HYPE)を「あらゆる資産クラスを扱うスーパーアプリ」と評価し年間収益8〜10億ドルに対して時価総額が割安と指摘した。一方でICEとCMEはCFTC登録を求めてロビー活動を展開している。
06:20
米ストライブ、約48億円で382ビットコインを追加取得
米資産運用会社のストライブ(Strive)は19日、382BTCの追加取得を発表した。総保有量は1万5391BTC(1883億円)に達し、上場企業として世界9位の規模を維持。
05:55
ウォーレン米議員、仮想通貨関連9社への通貨監督局信託認可は違法と指摘
米上院銀行委員会筆頭理事のウォーレン議員が18日、OCCによるコインベースなど仮想通貨9社への全米信託認可付与が国民銀行法に違反すると指摘。6月1日までに全申請書と通信記録の開示をOCC長官に求めた。
05:00
BNBチェーンで量子耐性テスト完了、処理性能大幅低下の課題浮上
BNBチェーンはBSCで量子耐性暗号「ML-DSA-44」と「pqSTARK」のテストを完了した。署名サイズが約37倍に膨張してTPS(処理速度)が最大50%低下しており、本番導入にはネットワーク拡張が必要だと報告している。
05/19 火曜日
18:06
SBIネオメディアサミット開催、「感情経済圏」とメディア融合戦略が明らかに
SBIホールディングスが「SBIネオメディアサミット2026」を開催。北尾会長が感情経済圏構想を解説し、ライブドアのグループ参画、信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」の6月末発行、スーパーアプリへのメディア機能統合を発表した。
17:27
金融庁、外国発行ステーブルコインを電子決済手段に正式認定 内閣府令改正を公布
金融庁は2026年5月19日、外国の信託型ステーブルコインを電子決済手段として位置づける内閣府令改正を公布。6月1日から施行される。
17:00
LINE NEXTのウォレット「Unifi」、JPYCを5月22日より正式対応
LINE NEXTのウォレット「Unifi」が円建て仮想通貨JPYCを5月22日より正式対応。Kaiaネットワーク上での決済・送金・リワード機能が順次展開される。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧