はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

強気な見解を示していたVC創設者:ビットコインの一時33万円割れを予想、最高値更新は5年先

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ビットコイン価格の将来
ここ数週間の中で、複数のテクニカル指標や、専門家たちが仮想通貨価格における下落トレンドの転換を示唆し、市場の盛り返しが期待されてきた。 しかし以前ビットコインに対して強気だったベンチャーキャピタルファンドの創設者Pompliano氏が一転してビットコインのさらなる下落を予想した。

ビットコイン価格の動き

ビットコイン価格は、2018年に入ってから下落を続けていますが、ここ最近になって、特定の資産のトレンド転換を検知するGTI VERA Convergence Divergence指標など、複数のテクニカル指標が、ビットコイン市場の過剰売りなどを検知し、下落トレンドの転換点に差し掛かっていることを示唆していました。

さらに、株式や仮想通貨などの取引プラットフォームを運営するeToroのCEOを務めるYoni Assia氏が、ビットコイン価格の下落によって、需要が大きく低下しているわけではないと主張、そして、既存、新規投資家が参入してきていることも明らかにし、中長期的な仮想通貨市場の高まりを示唆しました。

そんな中、ベンチャーキャピタルMorgan Creek Digital Assetsの創設者Anthony Pompliano氏(以下、Pompliano氏)は、短中期的にビットコイン価格がさらなる下落に見舞われるのではないかと予想しました。

彼は、Pompのニックネームで知られる自身のTwitterアカウント(@APompliano)で、以下のように言及しています。

最終的なデータのアウトプットを考慮した結果、芳しくない結論にたどり着いた。

最も注目すべきは、ビットコインが10,000ドル(約110万円)に回復する前に、一度3,000ドル(約33万円)にまで落ち込むという結果である。

もし、この結果が正しい場合、ビットコインは現時点の価格からさらに約50%もの値下がりを記録することになる。

そして、これが実現すれば、非常に不愉快な市場になるだろう。

Pompliano氏は、過去のビットコイン価格の最高値更新のデータを用いて以下のように説明しました。

過去最高値から新たな最高値更新の過程によって形成される放物線は、毎度その更新に要する期間が長くなっている。

最初の急激な価格の高まりは、2010年から2011年の300日間にかけて形成され、2回目は2011年から2013年の900日間で形成された。

そして、20,000ドル(約220万円)に迫る勢いだった2013年から2017年の最新の放物線形成では、その完了までに1,500日もの期間がかかっている。

過去のパフォーマンスは、未来を確実に予見できるものではないものの、このデータを考慮した場合、ビットコイン価格が次なる過去最高値を更新するまでには、2,000日以上の日数が必要であるとされ、その実現は2023年の中盤なのではないかと考えられています。

弱気相場の観点から見ると、弱気相場は、2011年には160日間続き、2013年から2014年にかけては400日間続いており、その傾向から分析すると今回の弱気相場は650日ほど続くのではないかと予想されました。

もし、この予想が的中した場合、他の多くの専門家が予想した結果とは異なり、今回の弱気相場が2019年後半まで続くことになり、投資家にとって苦しい時期が続く事が危惧されます。

ビットコインETFが否認化され、市場がパッとしない状況は今後も続くのでしょうか。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
15:44
金融庁が語る暗号資産規制改革の全貌──銀行参入、インサイダー規制、DEX対応の狙い|独占取材
金融庁独占取材。暗号資産規制の金商法移行について、銀行グループ子会社の参入、インサイダー取引規制導入、分散型取引所(DEX)対応の狙いを詳しく聞く。投資家保護と健全なイノベーション両立への取り組みを解説。
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
13:30
金融安定理事会、ステーブルコイン監視強化を表明 G20サミット前に警告
金融安定理事会(FSB)のベイリー議長がG20首脳会議を前にステーブルコイン規制強化を表明。市場規模3000億ドル突破を受け、ECBも警戒。2026年作業計画で国際協力推進。
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧