はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国の大手保険会社:仮想通貨取引所のハッキング被害に対する「保険サービス」提供を計画か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国取引所:抱えるセキュリティ問題、高まる保険の需要
韓国大手保険会社ハンファが、ハッキング被害を対象に含む「サイバー保険サービス」を提供予定だと報じられた。仮想通貨取引所と保険契約を結ぶため、来月から交渉を開始する。

韓国の仮想通貨取引所のハッキング被害

今年の6月頃に、韓国大手の仮想通貨取引所Bitthumbやマイナー取引所Coinrailが相次いでハッキング被害を受けるなど、韓国国内でも仮想通貨取引所のセキュリティ問題が取り沙汰されています。

過去に韓国政府機関が行った「仮想通貨取引所ハッキング事件」に関する調査データによると、ハッキングで盗難された仮想通貨の総額は、1.1億ドル(約125億円)にも上ることが判明しています。

韓国以外でも、今年1月にBTC取引量日本1位を誇っていたCoincheckが、ハッキングを受けて5.2億NEM(当時約580億円)の被害を被り、2月にはイタリアの仮想通貨取引所BitGrailが、約204億円のハッキング被害を受けています。

それを受け、韓国インターネット振興院や韓国の国家行政機関、未来創造科学部が中心となり仮想通貨取引所の調査を行いました。調査によると、一部の取引所で改善が見られるものの、十分ではなく、ほとんどの脆弱性は改善されていないと報告されています。

このように仮想通貨取引所のセキュリティ問題は、喫緊の課題となっています。

高まる需要:ハッキング被害に対する保険

セキュリティ問題が大きな課題となる状況の中で、ハッキング被害に対する「保険サービス」の需要は、一層高まっています

地元メディアによると、韓国の大手保険会社ハンファは国内仮想通貨取引所向けのハッキング被害に対する保険サービスの新たな提供を予定しており、同社は取引所と保険契約を結ぶため、来月から、それぞれの取引所と交渉を開始する計画を明らかにしました。

また同社は、「仮に取引所が保険に入ろうとしても、そのためには保険会社と取引所が対等な関係であることが求められる」と言及しました。

ローカルメディアは、

「もし十分な補償がなされない場合、あるいは保険料が高すぎる場合、取引所が保険に入らない可能性もある」

と発言しています。

Bithumbは、すでにヒュンダイ海上火災保険とHeungkuk海上火災保険の2つの保険会社と契約していますが、それに対してCBC Newは、

この保険は、情報整備に対する攻撃やデータ損失、窃盗、サイバー脅迫、投資家の個人情報漏洩、ハッキング損害などを対象としていない。

と論述しています。

現在の保険会社の動向

Business Koreaの報道によると、韓国ブロックチェーン協会は、ヒュンダイ海上火災保険やハンファ損害保険と、あらゆる規模の仮想通貨取引所にどのように保険適用するか議論を続けていますが、現時点ではカバーされていません。

現在、韓国ブロックチェーン協会は23の取引所を抱えており、その取引所には韓国上位4つの取引所Upbit、Bithumb、Coinone、Korbitが含まれます。

これら4つの取引所はハッキング被害に対する保険を掛けているものの、保険の適用範囲は狭く、まだまだ課題が多いのが実情です。

参考記事:Major Korean Insurer to Offer Crypto Exchanges Insurance for Hacking Damages

CoinPostの関連記事

レジャーナノ(Ledger Nano S)の使い方|仮想通貨を安全に管理する方法
仮想通貨取引所のハッキングリスクが問題になる中、仮想通貨資産を安全に保管できるコールドウォレット『Ledger Nano S(レジャーナノS)』の購入方法や初期設定方法、リップル(XRP)の送金・入金方法など使い方を詳しく解説。26種類の対応仮想通貨一覧もあるので、参考にどうぞ。
仮想通貨取引所のセキュリティ比較・解説|ハッキング被害を避けるために
仮想通貨取引所のセキュリティ比較記事です。ハッキング被害などが取り沙汰され、仮想通貨のセキュリティ懸念が強まる中、安全性の高い取引所について、比較・解説しています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/06 水曜日
13:47
リップル、北朝鮮脅威インテリジェンスをCrypto ISACで共有開始 仮想通貨業界の集団防衛強化
リップル社が北朝鮮関連脅威インテリジェンスをCrypto ISACで業界で初めて共有開始する。Drift Protocolハック(被害額約440億円)を契機に、業界でインテリジェンス共有の動きが高まった。詐欺ドメイン・攻撃者プロフィール等を共有し、仮想通貨業界の集団防衛体制強化を目指す。
12:22
ストラテジー、2026年1~3月期決算 ビットコイン含み損で2兆円の損失計上
最大のビットコイン・トレジャリー企業ストラテジーが2026年1〜3月期決算を発表。BTC価格の急落により144億ドルの含み損が発生。一方、5月時点では含み益に転換している。
10:46
米上場セカンス、転換社債償還でビットコインを売却 昨年末の約半分に減少
米上場セカンスが転換社債償還のため2025年末から1,025BTCを売却、4月末保有残高は1,114BTCに。実現損1,170万ドルと評価損2,930万ドルが重なりQ1純損失は5,430万ドルに達した。
09:52
「量子コンピュータのリスクはビットコイン価格下落の主因ではない可能性」グレースケール見解
グレースケールのリサーチ責任者が、量子リスクは仮想通貨ビットコイン価格下落の主因ではない可能性が高いと分析した。量子関連株とBTCの相関を解説している。
09:37
HYPEのDAT保有比率が流通量の約9%に、BTCやETHなどを上回る=レポート
ビットコイン・スイスの分析によると、HYPEのDAT保有比率が流通量の約9%に達し、BTC・ETH・SOL・BNBを上回る。ETF申請の進展も加わり、需給構造が注目される。
08:56
米CME、ビットコイン・ボラティリティ先物を6月1日に上場へ
CMEグループが6月1日、世界初の規制対応ビットコイン・ボラティリティ先物を上場予定。BVXに連動し、価格方向性ではなく変動リスクを直接取引できる新商品で、規制当局の審査を経て提供される。
08:25
TDコーウェン「銀行と仮想通貨企業に妥協点なし」 クラリティ法案成立リスクが高まる
米投資銀行TDカウエンは、銀行5団体がステーブルコインのイールド妥協案に反発したことを受け、クラリティ法案の今年中の成立リスクがさらに高まったと警告した。
05/05 火曜日
13:17
米SEC、予測市場ETFに追加情報要求 上場一時延期
米SECが予測市場連動型ETFの上場を延期した。3社・24本超が対象で、商品設計と開示の追加情報を要求している。予測市場を巡っては、インサイダー取引への警戒感やCFTCと州政府との管轄権争いも背景にある。
11:31
ビットマイン、保有イーサリアムが518万枚に到達 強気姿勢を維持
ビットマインが保有する仮想通貨イーサリアムが時価1.9兆円相当に達した。ETH総供給量の4.29%超に相当する。リー会長は仮想通貨市場の回復に強気の見解を示している。
11:07
ビットコイン・オンチェーン活動が2年ぶり低水準、価格回復との乖離が鮮明=Santiment
オンチェーン分析のサンティメントが、BTCが8万ドルを回復するなかオンチェーン活動が2年ぶり低水準に落ち込んでいると指摘。価格上昇の持続性に注意が必要だと警告した。
10:38
テザーゴールド、2026年第1四半期準備金が36%増 時価総額約5200億円に
テザーが2026年Q1のテザーゴールド(XAUT)準備金報告書を発表。現物金準備は36%増の約70万7,747トロイオンスとなり、時価総額は33億ドル超に拡大した。
10:02
ビットコイン3カ月ぶり8万ドル回復、クラリティー法案進展期待で市場心理回復|仮想NISHI
ビットコインが約3か月ぶりに8万ドルを突破。クラリティー法案の進展を背景に機関投資家のリスク選好が強まり、恐怖・強欲指数も1月以来初めてニュートラル圏を回復した。
09:45
送金大手ウエスタン・ユニオンがステーブルコイン「USDPT」をソラナ基盤でローンチへ
送金大手ウエスタン・ユニオンが仮想通貨銀行アンカレッジと組み、ソラナ上で米ドル建てステーブルコイン「USDPT」をローンチする。消費者向けサービスを40か国以上で展開予定だ。
09:17
スコットランドの私立校、ビットコイン奨学金を創設 BTC準備金の構築も計画
スコットランドの私立校ロモンド・スクールが、ビットコインコミュニティの寄付による全額給付型奨学金「サトシ・スカラーシップ」を創設。2年間の授業料・寄宿費を全額負担し、世界中から応募を受け付ける。同校はBTC準備金の構築も開始した。
08:37
ストライブ、ビットコイン保有数が1万5000BTCを突破、444BTCを追加取得
米ストライブが444BTCを約49億円で追加取得し、ビットコイン保有総数が1万5,000BTCに到達。優先株SATAを通じた独自の財務戦略で機関投資家からの注目が高まっている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧