はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米国のトップベンチャー50選(2018年版):リップルなど仮想通貨関連企業6社が選出される

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トップベンチャー50選に仮想通貨企業6社選出
世界最大手のビジネス特化型ソーシャルメディアLinkedInが、2018年版のトップスタートアップ50選を発表。選出企業の内6社が、米リップルやコインベースを含む仮想通貨関連企業だった。
LinkedInとは
LinkedInは世界最大手のビジネス特化型ソーシャルメディアで、携帯アプリやウェブサイトでサービス提供している。本社はカリフォルニア州マウンテンビュー。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

トップベンチャー50選に仮想通貨企業6社選出

世界最大手のビジネス特化型ソーシャルメディアLinkedInは、2018年版トップスタートアップ50選を発表しました。選出された企業の内6社が、米リップルやCoinbaseなどを含む仮想通貨関連企業でした。

Coinbase

仮想通貨マニア:

ビットコインの熱狂と共に急成長したCoinbaseは、創業6年目となります。

デジタルウォレットと仮想通貨取引所を取り扱っており、目覚ましい成長を遂げています。現在2000万以上のアカウントを抱え、米国大手オンラン証券会社チャールズ・シュワブが抱えるアカウント数のおよそ2倍になります。

急成長を遂げているものの、Coinbaseは決して「run-fast-and-break-things」(素早く行動し、破壊せよ)という社風ではありません。

同社によると、社員の20%近くがコンプライアンスに関する業務に取り組んでいます。

  • 社員数:500人
  • 本社:サンフランシスコ
  • Coinbaseの教育:MBA取得のプログラムを提供。年末までに社員数を2倍にする計画。

Robinhood(ロビンフッド)

手数料無料の投資サービス:

投資アプリRobinhoodは、ユニコーン企業の地位を超え、500万アカウントを獲得するなど、大手仲介業者に衝撃を与えました。

今年の始めには、手数料無しの株取引サービスを提供し競合他社のE-Trade社のアカウント数を上回りました。

創業以来4年を迎えるこのスタートアップ企業は、スタンフォード大学のルームメイトらによって設立され、同社は従来の銀行にある全てのサービスを模倣し、銀行より安い価格での仮想通貨やオプション取引などサービスを広げました。

  • 社員数:250人
  • 本社:カリフォルニア、メンローパーク
  • 新鮮な発想:Robinhoodはユーザーの検索を調査し新たなプロダクトの開発を進めていますが、まだ良い案は見つかっていないと共同経営者は発言しています。

米Ripple

近代化された金融:

銀行間や国境を超えての送金システムは時代遅れのままです。リップルはブロックチェーン技術と用い、この従来の何日もかかる工程を1つに完結し、数秒で送金ができるように変えています。

起業してから6年が経つリップルは、サンタンデール銀行やスタンダードチャータード銀行などの大手銀行を含む100以上の顧客を抱えています。第4四半期には一週間で2つの新たな顧客を獲得しています。

  • 社員数:250人
  • 本社:サンフランシスコ
  • リップル効果:他のブロックチェーン企業はまだ”砂辺で遊んでいる”ような状態であるのに対して、リップルは成長に焦点を当てている。年末までに75人の新たな社員を雇う予定。

Gemini Trust Company

著名なビットコイン兄弟:

世界初のビットコインでの億り人であり、双子のCameron Winklevoss氏とTyler Winklevoss氏は、仮想通貨取引をひろく広めるため、安全で倫理的な統制された仮想通貨取引所を開始しました。

アメリカ証券取引委員会からビットコイン上場投資信託としての承認を2回得られなかったものの、その他仮想通貨の取り扱いを進めています。

  • 社員数:150人
  • 本社:ニューヨーク
  • ハンティング:Geminiは最近、技術開発向上のためNYSEのCIO、Robert Cornish氏に同社で勤めるよう募った。

ConsenSys

ブロックチェーンによる建設:

ConsenSysは、イーサリアムブロックチェーンを元に、プロジェクトやビジネスを援助します。現在アマゾンウェブサービス(AWS)やグローバルヘルスケア企業グラクソ・スミスクライン、世界野生生物基金(WWF)などを含む50の様々な起業やプロジェクトに取り組んでいます。

LinkedIn Premium Insightsによると需要を満たすため、創立4年の同社は社員数を2年で729%増員しました。

  • 社員数:965人
  • 本社:ニューヨーク、ブルックリン
  • 世界中で募集:ConsenSysは、ドバイやロンドン、シドニーなどでエンタープライズソリューションアーキテクトや作業主任者、技術教育者などを募集しています。

Axoni

金融システムの変換:

ブロックチェーン企業の中で最も卓越したスタートアップの一つといわれるAxoniは、同社の分散型台帳ソフトウェアによる金融市場と金融機関のインフラの変換を模索しています。

  • 社員数:50人
  • 本社:ニューヨーク
  • 金融タイタン:先月創業3年の同社は、ゴールドマン・サックスやNyca Partners主導で行われたファンディングのシリーズBにおいて約35億円(3200万ドル)の資金調達に成功した。

参考記事:LinkedIn Top Startups 2018: The 50 most sought-after startups in the U.S.

CoinPostの関連記事

ビットコインETFから進展|複数通貨を組み込む仮想通貨ETFを米Coinbaseが検討か
Business Insider.deは、世界最大の資産運用会社BlackRockとの関係を示唆した上で、仮想通貨取引所Coinbaseが仮想通貨ETFの申請を検討していることを報じた。
仮想通貨取引プラットフォームRobinhood、IPO準備中、資産価値は6193億円にも及ぶ
RobinhoodのCEOであるBaiju Bhatt氏は、TechCrunch Disruptカンファレンスのスピーチで、IPOを開始しようとしており、最高財務責任者(CFO)を探し始めたことを明らかにした。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/18 月曜日
17:00
Tezos ecosystem at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
テゾス(Tezos)は、ハードフォークなしでアップグレードできる独自の仕組みを持つブロックチェーンプラットフォームです。2014年にArthur Breitman氏とKathl…
15:50
NewLo、リワードプログラム上のポイントを暗号資産に交換できる新機能をリリース
Web3マーケティング企業のNewLoは8月18日、「NewLo Quest」でポイントを暗号資産ETHに交換できる機能を開始。企業向けサービスも展開し、既存ポイントプログラムのブロックチェーン拡張を支援。
14:27
スイス大手スーパー「SPAR」、全国100店舗で仮想通貨決済開始 
スイスの大手スーパーマーケットチェーン「SPAR」が全国100店舗で仮想通貨決済を開始した。Binance PayとDFX.swissとの提携により、100種類以上の仮想通貨とステーブルコインでの支払いが可能になる。
13:30
加藤財務大臣・金融担当大臣の「基調講演」が決定|WebX2025
加藤財務大臣・金融担当大臣が登壇決定 国内最大手のWeb3メディア「CoinPost」の運営会社、株式会社CoinPost(本社:東京千代田区、代表取締役CEO:各務貴仁)が企…
12:28
イーサリアム RWAトークン化のリスクとは?有識者が指摘する課題と対策
ニューヨーク大学教授が、仮想通貨イーサリアムにおける資産トークン化が普及する上での課題を指摘した。大規模採用前に解決すべき問題を提示している。
12:11
メタプラネット、137億円でビットコインを追加購入 
メタプラネットは137億円で仮想通貨ビットコイン 775BTCを追加購入し、累計18,888BTCを保有。通算取得額は2,840億円超に到達し、戦略的なBTC投資を継続している。
11:59
ビットコインETF好調も個人投資家は利益確定売り先行、ジャクソンホール会議控える中
仮想通貨市場ではビットコインETFやイーサリアムETFに過去最高水準の資金流入が続く中、BTC価格は調整中。ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の利下げ示唆に期待が高まる一方、機関投資家の買いと個人の利益確定売りが交錯している。
09:56
タイ政府、外国人観光客に仮想通貨決済システム「TouristDigiPay」を提供開始
タイ政府が外国人観光客向けに仮想通貨をバーツに交換して決済できる新システムを導入する。マネロン対策などで安全性を確保しつつ、観光業活性化を目指す。
08/17 日曜日
19:37
金融庁、日本円建てステーブルコイン「JPYC」承認へ=日本経済新聞
金融庁が国内初の円建てステーブルコイン「JPYC」を承認へ。今秋にも発行開始予定で、3年間で1兆円分の発行を目標とする。JPYC代表の岡部氏は「ステーブルコインは巨大な国債消化装置」とコメントし、日本国債市場への影響を予測。国際送金やDeFi活用に期待が集まる
14:00
今週の主要材料まとめ、ビットコイン6年以内1000万ドル到達の可能性やリップル訴訟終了発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。
11:30
ビットコイン1750万円台で方向感欠く、ジャクソンホール会議が転換点に|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)対円相場が1750万円周辺で方向感を欠く展開。米CPI下振れで利下げ期待が高まるも、PPI上振れで大幅利下げ観測が後退。来週のジャクソンホール会議とパウエルFRB議長発言が相場の鍵を握る。テクニカルサポートも豊富な現在の市況を詳しく分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネットの大幅増益に高い関心
今週は、メタプラネットの決算発表、バリュークリエーションのビットコイン全売却、スコット・ベッセント米財務長官のビットコイン準備金に関する投稿のニュースが最も関心を集めた。
11:00
『守りの金(ゴールド) vs 攻めのビットコイン』資産配分における役割の違いを解説
相場暴落時に注目の集まりやすい金(ゴールド)とビットコインの比較を初心者にもわかるよう解説、インフレ耐性や政府の影響回避といった類似性と、安定性や価格変動要因の違いを比較、投資戦略や資産配分のポイントも提示する。
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧