はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインETF肯定派の米SECコミッショナー『もっと自由に投資させるべき』

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECの一員が米国の原則に則り、選択の自由を優先されるべきだと主張
CNBCクリプトトレーダーが主催したインタビューでは、米国証券取引委員会(SEC)のHester Peirceコミッショナーが「ビットコインETF」に関するSECの決断に異議を立て、投資家にもっと自由に投資をさせるべきだと批判した。
適格投資家とは
米国証券取引委員会に(SEC)によって非公開企業やヘッジファンドの未登録証券に投資する事を認められた個人または法人のことを指す。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ビットコインETF実現がもたらす真の価値

CNBCクリプトトレーダーが主催したインタビューにて、米国証券取引委員会(SEC)のキーパーソンの一人であるHester Peirceコミッショナーが、「アメリカの重要な原則、すなわち”選択の自由”を優先させるべきだ」と主張しました。

SECは近日、いくつかのビットコインETFの提案を審議し、その全てを拒否、もしくは保留とし、これらの決断は、投資家への安全配慮を考慮した結果だと述べています。

そんな中、Peirce氏は、SECのWinklevoss ビットコインETF提案の決断に異議を申し立てました。

SECの役割は、投資家を保護して資本形成を促進し、公平で秩序があり、効率の良い市場を助長することであって、決してイノベーションの門番ではない。

と批判しました。

米規制者のVanEck/Solid「ビットコインETF」提案の最終決断(9/30)の約1週間前、Peirce氏は投資家に影響を与える規制上の決定に対して、どのようにアプローチするかを語っています。

選択の自由を行使し、自分自身で決断することに本当の価値がある。

選択の自由こそ米国の原則であり、人々が自分が最も懸命だと思う生き方を選び、実行することで成り立っている。

規制者として全ての投資家にとって何が最善なのか把握するのは、とても困難なことだ。

Peirce氏は、金銭的決断をするときは、事前にできるだけリサーチを行い、専門家に多くの質問をするべきだと考えています。

私は、人々の決断力を信じている。

それが仮想通貨だろうと、地元の小さな小売店への投資だろうと変わらない。

自分の金銭を誰もが自由に使用することは、基本的権利だと思っている。

Peirce氏は、SECが適格投資家法を廃止し、投資家がより民間企業に投資しやすい環境を作るべきだと主張しました。

適格投資家法は、多くの人々が特定の市場に投資することを防止する役割を果たしているが、私はこの法は必要ないと思っている。

投資家にもっと幅広く投資させるべきだ。

しかし、。今後も何かしらの適格投資家法は行使され続けるだろう。

SECは、1年内にビットコインETF提案を二つ拒否しています。

仮にETFが承認された場合、初の仮想通貨ETF誕生になり、ビットコインを直接取引することを制限されているミューチュアル・ファンドや機関投資家への扉が開くことを意味します。

SEC Commissioner Hester Peirce Calls Out ‘Real Value’ in Run-up to VanEck Bitcoin ETF Decision

9/10/2018 DAILY HODL Staff

参考記事はこちらから

CoinPostの関連記事

SECのルールから推測される、ビットコインETF再審査の意味とは
日本時間24日、米国証券取引委員会(SEC)から、日本時間23日に非承認した9つのビットコインETFを再審査(レビュー)する発表が出された。この再審査はどれほど変化をもたらすのか?SECのルールと過去の事例から考察
SECが「ビットコインETF」申請を異例の再審査、仮想通貨市場は認可の可能性に注視
米国証券取引委員会(SEC)は、昨日否決したビットコインETFについて、異例の再審査(レビュー)を行う旨を公表した。決定が覆る可能性があるのかどうか、仮想通貨市場から大きな注目を浴びている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/18 木曜日
16:43
トランプ大統領、次期FRB議長に「大幅利下げ支持」と宣言 
トランプ米大統領が次期FRB議長について「大幅な金利引き下げを支持する人物」と表明。金利1%以下を主張し、FRBの独立性を巡り議論を呼んでいる。QT終了や史上最大の税還付シーズンと相まって、仮想通貨市場への影響が注目される。
15:08
ハイパーリキッド、約1557億円相当のトークンをバーン認定へ 供給量13%削減目指す
分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドが約1,557億円相当のHYPEトークンをバーン認定する提案を発表。承認されれば流通供給量の13%が永久除外される。取引手数料の99%を自動買い戻しに充てるアシスタンスファンドのトークンが対象で、秘密鍵のないアドレスに保管され引き出し不可能。バリデーター投票は12月24日締切。
13:45
ソラナ、テストネットで耐量子署名を導入 量子コンピュータ対策で業界をリードか
ソラナ財団は量子コンピュータの脅威に備え、テストネットに耐量子署名を導入した。Project Elevenとの提携により実証実験に成功し、実用的な量子耐性が確認された。
13:15
仮想通貨詐欺対策強化 米上院議員、セーフクリプト法案を提出
米上院議員がビットコインなど仮想通貨関連の詐欺に対策する法案を提出した。米財務省や規制当局が連携するタスクフォース設置を目指している。
12:35
バイナンス、7つの個人・団体をブラックリスト入り
バイナンスが7つの個人・団体をブラックリスト指定。詐欺行為の通報者に最大500万ドルの報奨金。内部情報漏洩事件を受け、上場プロセスの透明性を強化。
11:55
ビットコイン一時9万ドル回復も急反落、市場の脆弱性露呈と日銀会合への警戒感が台頭
ビットコインがFRBハト派発言で9万ドルまで急騰後、88,500ドル付近に反落した。過去2日間でBTC・ETHのETFから10億ドル超の純流出を記録し、市場構造の脆弱性が露呈。日銀利上げ観測と米CPI発表を控え、短期的な下押し圧力が継続する見通し。
11:25
米SECが「仮想通貨証券」の保管規則を明確化、ブローカーディーラー向けに指針を提示
米SECが仮想通貨証券の保管に関する見解を発表しブローカーディーラーが物理的保管とみなされる条件を明確化した。分散型台帳技術の評価や秘密鍵の保護、緊急時の対応計画などが求められている。
10:53
イーロン資産が93兆円突破、トム・リー「CEO個人価値のトークン化」構想とは?
イーロン・マスク氏の資産が史上初の6000億ドル(約93兆円)を突破。スペースX急騰が背景に。一方、トム・リー氏が提唱する「CEO個人価値のトークン化」構想が注目を集めている。企業価値から経営者の影響力を分離して投資できる革新的手法とは。
10:45
ブータン、ビットコインを特別行政区「GMC」に拠出へ
ブータンの特別行政区GMCは、ブータンが国としてGMCの長期的な発展を支援するために最大1340億円相当の仮想通貨ビットコインの拠出を誓約したと発表。今後の計画について説明した。
10:30
「ビットコインは脆弱な構造の中で推移」グラスノードの最新レポート
グラスノードの最新レポートによると、仮想通貨ビットコインは需要衰退で脆弱な構造の中取引されている。今後は10万ドル回復が上昇の鍵だと分析している。
10:10
ビットコイン乱高下、日銀政策決定会合を控え警戒感高まる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で約80万円の乱高下となった。米株式市場の取引開始前、FRBのウォーラー理事が今後も利下げを継続すべきとの見解を示したことを受け、リスク資産全般が買われ、一時は9万ドルを突破した。
09:45
カリフォルニア州知事がトランプ大統領の仮想通貨関連恩赦を批判、CZ氏ら含む
米カリフォルニア州のニューサム知事がトランプ大統領による仮想通貨関連の恩赦決定を批判している。バイナンス創設者CZ氏やシルクロード創設者ロス・ウルブリヒト氏、ビットメックス共同創設者らへの恩赦が対象となっている。
08:35
米コインベースが株式・予測市場など新サービス展開、総合取引所へ移行
米コインベースが単なる仮想通貨取引を超えた大規模拡張を発表した。株式取引、予測市場、ソラナDEX統合、カスタムステーブルコインなど複数の新機能を導入し多様な資産を扱う総合プラットフォームを目指す。
07:50
米連邦準備制度理事会、仮想通貨関連銀行への制限的規制指針を撤回
米連邦準備制度理事会が2023年の仮想通貨関連銀行規制指針を撤回し、新たな政策声明を発表した。監督対象銀行が革新的活動に従事する道を開くが、リスク評価に基づく裁量権は維持。
07:30
XRPの実用性を拡充へ SBI Ripple AsiaとDopplerが提携
SBI Ripple AsiaとDoppler Financeがパートナーシップを締結。XRPL上で、仮想通貨XRPベースの利回りインフラやRWAのトークン化に関する協業を模索すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧