はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融庁が「Zaif仮想通貨流出事件」の記者ブリーフィングを開催、最新の見解が明らかに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

金融庁は25日、取引所Zaifの仮想通貨流出事件に関する記者ブリーフィングを開催、3度目の業務改善命令を発令したほか、記者からの質問に応じた。

なお、業務改善命令の内容は、近畿財務局 の公式文書でも公開されている。

1.流出事案の事実関係及び原因の究明(責任の所在の明確化を含む)並びに再発防止策の策定・実行

2.顧客被害の拡大防止

3.顧客被害に対する対応

4.3月8日付業務改善命令及び6月22日付業務改善命令の内容について、流出事案を踏まえて、具体的かつ実効的な改善計画の見直し及び実行

上記(1)から(4)までについて、平成30年9月27日(木)までに、書面で報告

また、仮想通貨取引所において、3度目の業務改善命令は異例となり、金融庁の登録済み交換業者による仮想通貨の多額流出事件が発生したの初、金融庁も記者ブリーフィング内にて、Zaifの流出事件にかなり厳しい見方を示した。

Zaif事件のプロセス、「全ての点で不十分」|金融庁の最新見解の重要点まとめ

金融庁の記者ブリーフィングにて、金融庁の最新見解が明らかになった。

業務改善命令が出されている中での不正流出は「大変遺憾」

まず金融庁は、過去2回あった業務改善命令の中で、セキュリティ関連の指摘はあったのか?という質問に対し、

(セキュリティ関連の指摘は)3月の業務改善命令にあった。

…二回既に業務改善命令が出されている中で、不正流出が起こったことは大変遺憾である。

と言及し、責任の所在の追求する質問や、3月8日と6月22日にそれぞれ、2度の業務改善命令が出ている中で、このような不正流出が発覚したことに対して、「大変遺憾に思っている」と重ね重ね強調した。

また、18日の流出報告があった中で、顧客被害に対する対応や、金融庁の報告に至るまでのプロセスを含め、「全ての点で不十分である」と厳しいコメントを残した。

さらに、テックビューロ株式会社は14日に発覚した不正流出の件の報告がなぜ18日まで遅れたかという質問に対しては、未だに原因の開示を金融庁側にも行なっていないことが、金融庁の返答で明らかになった。

金融庁の対応

仮想通貨交換業者の登録審査を行なっている金融庁の人手は足りているのかという質問に対しては、

人員が足りているとは言えないが、登録業者に関して、立ち入り検査を行い業務改善命令を下している。

現状、金融庁には30人の人員がおり、その中には弁護士や税理士、仮想通貨に関する専門家が含まれ結成されている。

と説明した。

登録取り消しは?

テックビューロ社が、今後の交換業者登録システム初の取り消しが行われるのか、などの質問には、具体的なコメントはしなかったものの、

資金決済法では登録の取り消しは選択肢としてはある。検査は続いているが、必要な対応は取っていきたい。

と資金決済法では登録の取り消しの可能性も選択肢としてはあることを示唆、今後の検査にて事実を確認、自主的に停止している部分が十分かどうかを含め、さらなる対応を取っていく方針を示した。

このコメントにより、27日に今回の業務改善命令に対する書面での提出が求められているテックビューロ社の返答が、より重要性を増していることになる。

14日にアラートがあった

また、Zaifが公表している17日の流出検知より前となる、14日に不正アクセスのアラートがあったことが判明

金融庁側は、なぜ17日まで気づかなかったか原因は不明であるとし、24時間体制の有無が徹底されていたか、現在確認を行なっているとした。

ハッキングされたのは?

また、Zaifのハッキングの手口に関して、

社内のパソコンへのハッキングと予想されているが、可能だったと思われる手口は現段階で未だ不明。

業務改善命令の提出日は2日後

前回提出された内容に関して、金融庁側は一貫して「不十分」だったと言及したことから、テックビューロ側の実効的な改善計画や原因の究明や責任所在の不明確な点が、3度目の業務改善命令に繋がった。

今回、発令された業務改善命令の内容は以下の通りだが、テックビューロ社が書面での報告を行わう必要がある期限は平成30年9月27日(木)と、2日後に設定されており、今後事件の解明が早急に進む可能性も考えられる。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

【速報】仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社、3度目の業務改善命令へ
近畿財務局によると、本日9月25日付で仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ株式会社に対し、3度目の業務改善命令が出された。
仮想通貨取引所Zaifがビットコインなど3通貨、計67億円相当のハッキング被害|フィスコと資本提携、50億円の金融支援も
日本の仮想通貨取引所Zaifは20日未明、日本円で約67億円相当(BTC、MONA、BCHを含む)のハッキング被害にあったこと報告した。株式会社フィスコのグループ企業と資本提携や金融支援などを検討する基本契約を締結に至ったとしている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/23 土曜日
14:00
米バンカメ、84億円相当仮想通貨ETF保有を開示 ビットコイン増加・ETH減・XRP維持
米金融大手バンク・オブ・アメリカが2026年第1四半期の13F報告書を提出。ビットコイン・イーサリアム・XRP・ソラナのETFを合計約5300万ドル分保有し、株式含む仮想通貨関連総額は22億ドルを超えた。
13:25
カルシとポリマーケット、米控訴裁判所で敗訴 違法賭博訴訟は州に差し戻し
米国の控訴裁判所は、予測市場大手カルシとポリマーケットが求めた州裁判の一時停止を却下した。違法賭博をめぐるネバダ州・ワシントン州との訴訟は州裁判所で続行される。
12:00
米グレースケールのHYPE現物ETF申請、修正案を再度提出 3本目のETF実現間近か
仮想通貨資産運用企業グレースケールがHYPE現物ETFの第3次修正申請を提出した。承認されればビットワイズ・21シェアーズに続く3本目のHYPE ETFとなる。
11:30
米SEC、ナスダックのビットコイン指数オプション上場を承認
米SECは5月22日、ナスダックPHLXによるビットコイン指数オプションの上場規則変更を加速承認した。現金決済・ヨーロピアン型の新商品で、上場にはCFTCの免除承認が別途必要となる。
10:25
ビットコイン1200万円割れ、米「100万BTC購入期待」後退で失望売り広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5月22日から23日朝にかけて下落し、円建てでは節目となる1,200万円を割り込んだ。背景には、米国で新たに議論されている「ビットコイン準備金法案」において、市場で期待されていた「100万BTCの購入義務」といった強い内容が盛り込まれず政策期待が後退したことがある。
10:00
NEARトークン価格高騰、6月末までに動的リシャーディング導入 AIエージェント対応も視野
ニアプロトコルが次回アップグレードの一環として動的リシャーディングを2026年6月末までに導入する計画だ。シャードの自動分割でAIエージェントによる商取引への対応も目指す。
08:40
米ビットワイズ・21シェアーズのHYPE現物ETF、25億円相当HYPEを追加購入 累計流入は100億円超
ビットワイズと21シェアーズのHYPE現物ETFが直近24時間で合計1610万ドル分HYPEトークンを購入。累計純流入は6396万ドルに達し、5月21日には過去最高値62.18ドルを更新した。
07:55
予測市場大手ポリマーケット、9000万円超が不正流出
予測市場大手ポリマーケットは、資産が不正流出したことを公表。流出額は約9,123万円であることやユーザーの資産は影響ないこと、事業は通常通り継続していることなどを説明した。
07:20
トランプメディア、320億円相当ビットコインを取引所へ送金
ブロックチェーン分析企業アーカムのデータによると、トランプ・メディアに帰属するビットコインアドレスが2650BTCを取引所Crypto.comのアドレスへ送金した。送金の目的は不明。
07:00
米下院がカルシ・ポリマーケットにインサイダー取引調査、議員の参加禁止立法も視野
米下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長が5月22日、予測市場カルシとポリマーケットのインサイダー取引調査を開始したと発表。両社CEOに内部記録の提出を求めた。
06:20
SEC、米国株トークン化の免除制度公表を延期 第三者発行の株主権利保証が課題
米証券取引委員会(SEC)は株式トークン化資産の取引を対象とした「イノベーション免除」制度の発表を延期した。証券取引所関係者や市場参加者から、発行企業の同意を要しない第三者トークンの取り扱いへの懸念が相次いでおり、投資家の権利保護や制裁回避リスクが制度設計の焦点となっている。
05:50
新たな米ビットコイン準備金法案の詳細判明、100万BTC購入義務含まれず
米下院に提出されたARMA法案の草案が明らかになった。政府保有ビットコインを最低20年間売却禁止とする一方、一部で報じられた100万BTC購入目標の条項は法案に存在しないことをThe Blockが確認した。
05:00
米ICEとOKXが原油の永久先物を共同提供、1.2億人規模の仮想通貨ユーザーにアクセス開放
ニューヨーク証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)と仮想通貨取引所OKXが、ICEのブレント原油・WTI価格を基準とした永久先物契約を共同提供すると発表した。OKXが許認可を持つ地域で順次展開へ。
05/22 金曜日
17:14
JPYC、シリーズBで累計約50億円の調達完了へ 日本円ステーブルコインの社会実装を加速
JPYC株式会社がシリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了予定。発行7ヶ月で総取引高350億円超を達成し、日本円仮想通貨の社会実装を加速する。
15:58
グラスノード分析、ビットコイン供給量の30%超で公開鍵露出を確認 量子リスクへの備えを提言
グラスノードの分析によると、ビットコイン発行済み供給の約30%にあたる604万BTCがすでに公開鍵露出状態にあり、量子コンピュータによる将来的なリスクにさらされている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧