はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨市場全面高 ビットコインと株式の高い連動性を指摘・クウェート国営銀行がリップルネットに加入|仮想通貨モーニングレポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

相場大反発、ビットコイン44万超え
ビットコインは29日、日本時間午前0時30分ごろ約2万9千円幅の急騰、bitFlyer上で44万円を上回った。ビットコイン急騰に影響され、アルトコインも全面高に、24時間比でも主要通貨が再度プラスへ転じた。重要ニュースもリストアップ。

マーケット情報

12月29日の仮想通貨マーケット情報

ビットコイン

ビットコインは29日、日本時間午前0時半に約2万9千円幅の急騰、bitFlyer上では44万円を上回った。

午前9時時点のデータは以下の通り。

BTC価格(29日9時)
価格 前日比
現在値 445730円 7.88%
日中高値 451690円
日中安値 409050円
出来高 6190億円 9.90%

アルトコイン

ビットコインの急騰に連動し、主要アルトコインも全面高に。注目点は週間比で主要通貨が再度プラスに転じた点で、約19%超えを記録しているイーサリアムが直近ではビットコインやXRPよりも乱高下しており、時価総額ランキング10位内の通貨で唯一、+25%超えの高騰を見せた。

出典:Coinmarketcap

本日の重要ニュース

本日のマーケット・仮想通貨業界に関連するニュースをピックアップ。

仮想通貨の相場は株市場に再び反応か

24日ダウ平均株価の暴落や、26日の歴史上最大の1日上げ幅の反発などを経て、米時間28日には一時867ドルの上げ幅を見せ、終盤時小幅安を記録している。

注目すべきなのは、28日米有力紙WSJがビットコインの相場が伝統投資家の資金流入により、段々と株市場やゴールド市場に相関性を持つようになってきていると報じたことだ。

より詳しい内容は以下の記事から

ビットコイン価格と金やVIX指数との相関係数が上昇|直近5日間の仮想通貨と一般資産との高い連動性をWSJが指摘
米有力紙のWSJは直近5日間でビットコイン価格と金、VIX指数との相関係数が高い数値を記録したと分析データを発表。その要因として、伝統的な投資家の投資資金の本格的な流入が始まっており、仮想通貨は一般的な資産クラスと同様な値動きをとる傾向が増えると予想を展開した。

米タイム誌がビットコインを認める

仮想通貨に対して、必ずしも好意的な立場をとってこなかったタイム誌だが、12月28日に掲載された、「ビットコインは、なぜ自由のために重要なのか」(”Why Bitcoin Matters for Freedom”)と題された、Human Rights Foundation (人権財団)の最高戦略責任者Alex Gladstein氏からの寄稿記事は注目されている。

Gladstein氏は、仮想通貨業界とブロックチェーン業界における、憶測や詐欺、そして人々の強欲さが、サトシ ナカモトの発明=ビットコインの真の意義、つまり自由への可能性を覆い隠してきたと指摘しながら、特に独裁政権の下では、検閲に抵抗性を持つ価値交換手段として、貴重な金融ツールとなり得ると述べている。

より詳しい内容は以下の記事から

「仮想通貨ビットコインが自由を救いうる」|米著名タイム誌
ビットコインをはじめとする仮想通貨市場は、熱気と興奮に包まれた昨年とは対照的に、価格が低迷するまま、年を越すことになりそうだが、米タイム誌は、ビットコインの実利的な利用法とその可能性への称賛で今年の最後を締めくくった。

クウェート国営銀行がリップルネットに加入

また12月28日、クウェートの国営銀行NBKが新たにリップルネット(RippleNet)に参加し、新たな送金ソリューションNBK Direct Remitを発表した。その新たなソリューションはまずヨルダンへの国際送金で試用される。

なお、リップルネットの加入企業数は今年9月時点で100社であったが、ここ数ヶ月でその加入企業数は200社を超えるなど、倍になっている。特に、中東地域での関心の高まりは特筆すべきものであり、リップル社はドバイ支社を設立する計画も公表している。

より詳しい内容は以下の記事から

クウェート国立銀行、同国初のリップルネット加入機関に
クウェートの国立銀行(NBK)が新たにリップルネットに参加し、新たな送金ソリューション「NBK Direct Remit」を発表。新発表のソリューションはまずヨルダンへの国際送金で試用されている。
▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

モルガン・スタンレーに11億円相当の罰金|マネーロンダリング問題を巡る伝統金融界と仮想通貨の現実
ロイター通信は木曜日、モルガン・スタンレーが米国の自主規制機関の金融取引業規制機構FINRAにより、マネーロンダリング違反の理由で、約11億円の罰金を課したと報じた。11月だけで、三つの巨大バンクが同問題で法的捜査などを受けている。仮想通貨界では規制者のスタンスが偏っていると指摘。
世界最大手国際決済ビザ、リップルネット加入の英グローバル決済会社Earthportを約278億円で買収
米クレジットカード大手のビザ社が英国に拠点を置くグローバル決済会社、Earthport PLCを277億7742万円の評価額で買収する事を発表した。特筆すべきはEarthportが2014年12月に米リップル社と提携を表明しており、分散台帳技術を一部決済に利用している点である。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者9,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
09:45
著名投資家レイ・ダリオ、総資産の1%をビットコインで保有 量子リスクを懸念
著名投資家レイ・ダリオ氏が総資産の1%を仮想通貨ビットコインで保有していると表明した。量子コンピューターのリスクや金と比較した価値保存手段としての課題を解説している。
08:50
ビットコイン売り圧力は中期保有者が主因、長期大口は保有継続=VanEckレポート
バンエックが19日に公表したレポートで、ビットコインの売り圧力が長期大口投資家ではなく保有期間3〜5年の中期保有者に集中していると分析した。5年以上保有のビットコインは増加傾向を続けている。
08:25
メタプラネット、ビットコイン戦略のための新たな増資を発表
メタプラネットは、B種永久優先株式の発行を開示。調達した資金は主に仮想通貨ビットコインの財務戦略を推進するために使用すると説明した。
08:00
HashPort Wallet、1inchのスワップ技術を統合
HashPort Walletが1inchのスワップ技術を統合。ブリッジ不要でクロスチェーンスワップが可能に。JPYCを含む暗号資産を複数のブロックチェーン間で効率的に取引できる環境が整った。
07:55
21シェアーズ、ドージコイン2倍レバレッジETFをナスダック上場
仮想通貨ETF大手の21シェアーズが20日、ドージコインに2倍のレバレッジをかけた新ETF「TXXD」をナスダックに上場した。ドージコイン財団の公式組織との独占パートナーシップに基づく商品となる。
07:30
ストラテジー社に指数除外リスクか、最大1.3兆円流出の可能性=JPモルガン警告
マイケル・セイラー氏のストラテジー社が主要株価指数から除外される可能性が浮上し、最大88億ドルの資金流出が懸念されている。JPモルガンが警告を発表し、2026年1月15日にMSCIが最終判断を下す予定だ。
06:45
米上場FGネクサス、50億円相当イーサリアムを売却し自社株買いに充当
FGネクサスが1万以上ETHのイーサリアムを売却し自社株買いに充当した。発行済み株式の8%を純資産価値を下回る価格で買い戻し、現在4万5イーサリアムと3700万ドルの現金を保有している。
06:20
ビットコインが8.6万ドル台に急落、古参クジラのBTC大量売却や利下げ見送り懸念などで
仮想通貨ビットコインが6カ月以上ぶりの安値86593ドルまで下落した。予想を上回る米雇用統計で12月の利下げ確率が40%に低下しBTC初期保有者ガンデン氏が13億ドル相当を売却したことが要因に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧