はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

『日本市場における”Huobiブランド”の確立を目指す』海外取引所や仮想通貨自主規制団体など、2019年の抱負まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨自主規制団体など、2019年の抱負まとめ
             
仮想通貨業界団体などの新年の抱負では、2018年に失われた”信頼回復”を目指すべく前向きなメッセージが相次いだ。そんな中、世界最大級の取引所「Huobi」は、日本のマーケットに改めて期待を寄せている。

仮想通貨自主規制団体など、2019年の抱負まとめ

日本仮想通貨交換業協会

(JVCEA)

・2019年は、原点に立ち返り、世界に通じる健全な仮想通貨市場を日本に確立するために再出発する好機

・この機会を逃さず、仮想通貨を今後のデジタルイノベーションを支える不可欠な役割として世の中に認知していただく1年になるよう取り組む

公式サイト

日本仮想通貨ビジネス協会

(JCBA)

・自主規制団体と密に連携を取りつつ、より仮想通貨の市場への理解を広め、交換業にとどまらない仮想通貨を取り巻く健全な業界と市場の発展に寄与する

・複眼的視点での高度かつタイムリーな知見集約を提供していくことはもとより、仮想通貨を取り巻くさまざまな啓蒙や部会等を通じての提言、会員のリレーション向上に取り組む

公式サイト

一般社団法人ブロックチェーン推進協会

(BCCC)

・ブロックチェーン技術は仮想通貨の運用基盤としてだけではなく、私たちのビジネスや生活を支える社会インフラを担う可能性を持ったテクノロジーだ。

・経済産業省の試算によると、国内ではブロックチェーン関連市場で仮想通貨に関連したインフラにおけるビジネス規模の割合はわずか1.5%であり、今後はサプライチェーン、トレーサビリティ、そしてトークンエコノミーなどの幅広い分野での利活用と市場拡大が期待されている

・BCCCでは、こうしたブロックチェーン技術に対する可能性を具現化するためにも、様々なフィールドに対応する「8つの部会」を通じて、先進的なケーススタディや知見の共有をより一層強化する

公式サイト

SBIバーチャルカレンシーズ

公式サイト

マネーパートナーズ

・2018年10月には、私(奥山会長)が会長を務める「認定自主規制団体」が立ち上がり、業界の利用者保護を大前提とした市場の発展に向けた体制整備が急速に進みつつある

・課題一つ一つに丁寧に取り組んでいく

公式サイト

Huobi

・仮想通貨交換業者をはじめとした業界関係者には課題が山積しており、私たちはグローバルフィンテック企業として、この課題に向き合わなければならない

・Huobiグループは、本年6周年を迎える中で、新システムのリリースを第一歩とし、お客様が望むサービスを一つ一つ確実に実現してゆくことで、日本市場における「Huobiブランド」の確立を目指す

公式サイト

Binance 2019年に起こる”エキサイティング”なことを皆さんと共有することをとても楽しみにしている。

公式Twitter

仮想通貨市場の再興に期待

2018年は、夢を語りバブルに沸き上がった2017年から一転。数々の問題が露呈したことで人々の投機熱が冷め、一気に現実へと引き戻された一年だった。

国内大手の「仮想通貨取引所」が巨額不正流出事件を2件も引き起こしたことに加え、金融庁による「立入検査」と「業務改善命令」を繰り返し受けたことで、業界全体が大きくイメージダウン。

新規の資金流入は途絶え、結果的に仮想通貨市場(ビットコイン価格など)の大幅下落を招いたことが影響し、マイニング業者の多くがプロジェクト縮小や事業撤退を余儀なくされるなど淘汰され、業界関係者にとっての死活問題に発展した。

昨年は、個人投資家のみならず、参入を目論んでいた機関投資家や日本政府および金融庁からも信頼を失った一年だったと言え、これらの反省から、仮想通貨(ブロックチェーン)業界団体の挨拶では、失望感に対する「信頼回復」を意識した決意表明と前向きな文言が目立っている。

その一方、ポジティブに考えれば、業容拡大を急ぐあまりこれまで軽視されていた諸問題の数々に”メス”が入り、急ピッチで膿を出し切ったことで、投資家保護の観点での議論促進、および国が主導する業界全体のルール整備と明文化については、他国に先駆け、(将来を見据えた)地均しが大きく前進したと捉えることもできる。

2019年は、日本政府や金融庁の期待に応えるべく、”失われた1年”を取り戻すことできるかの正念場だ。仮想通貨業界が一丸となって課題解決に取り組み、反転攻勢に移るための岐路に立たされている。

CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者9,000名突破。

CoinPostの関連記事

仮想通貨取引所「Huobi」が金融庁認可の下、日本上陸|リップル(XRP)配布キャンペーンを実施
世界取引高No.2の大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)は日本時間本日、日本金融庁(関東財務局長 第00007号)認可の下、新しいBittrade「事前口座開設」の開始を発表した。なお、登録キャンペーンとして、最大1千円相当の仮想通貨XRPがプレゼント。
2018年の仮想通貨市場に影響を与えた「重要ファンダランキング」トップ10
仮想通貨メディアCoinPost編集部が選ぶ、2018年のビットコイン価格など、仮想通貨市場に大きな影響を与えた「重要ファンダランキング」TOP10を公開。重要ファンダが市場価格にどのように影響したかを振り返り、2019年以降の投資時の参考にお役立て下さい。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧