はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【速報】大手仮想通貨取引所バイナンス、英ポンドとユーロ建ペアを提供する取引所を発足|サポート地域に「日本」の表記も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスが英ポンドとユーロ建の法定通貨取引ペアを提供する取引所を発足
バイナンスが英ポンドとユーロ建の法定通貨取引を提供する「バイナンス・ジャージー」の発足を発表。注目点として日本の金融庁に警告を受けた経緯があるBinanceが、サポート地域に日本を指定した点だ。

バイナンスが英ポンドとユーロ建の法定通貨取引ペアを提供する取引所を発足

大手仮想通貨取引所バイナンスは16日、新たに英ポンドとユーロ建の法定通貨取引を提供する新たな取引所「バイナンス・ジャージー」の発足を発表した。

バイナンスの公式サイトによると、新たな取引所の登録と入出金は既に開始しており、KYCプロセスを完了した先着5000名には20ユーロ(約2500円)がプレゼントされるキャンペーンも実施している。

「バイナンス・ジャージ」のジャージー島はイギリスの王室属領であるが、英国の法律や政策は適用されない上、独自の議会を有している。しかしバイナンスは今回、欧州に近い位置に拠点を置く事で新たに有力な法定通貨である英ポンドとユーロ建を取り扱い、計4つの取引ペアを提供していく。

今回バイナンス・ジャージーで新たに提供される取引ペアは以下の4つである。

  • BTC/GBP
  • ETH/GBP
  • BTC/EUR
  • ETH/EUR

また注目すべき点として、「バイナンス・ジャージー」のサポートするエリア「58カ国」の中に、日本の名前が含まれている

バイナンスは日本の金融庁から警告を受けた経緯があり、サポート地域に日本を設定していること自体、ライセンスをもたない取引所として問題視される可能性がある。

なぜ日本もサポート地域にしていされているのか?現状考えられる2点を挙げた。

一つ目は、バイナンス・ジャージーが仮想通貨取引所バイナンスと同じ技術を駆使しているものの、親元のBinance.comとは独立した団体であるため、BINANCEの見落としが起きている可能性。

期待される2点目は、現在金融庁はライセンス取得に向けて「質問票」に対する「回答書」を提出、金融庁側で回答書を受理したのは21社であることを明かして点を踏まえ、これらの取引所が日本のライセンス申請している可能性も十分考えられる点だ。これらを踏まえても今後のBINANCEの動きが日本にも及ぶかに注目が集まることは間違いないだろう。

仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるCZ氏は先ほどコインポストでも報道した仮想通貨BNBの10億円BURN(トークン焼却)を公表した際に、仮想通貨取引所がさらに多くの法定通貨ペアを提供する事で新しく仮想通貨に興味を持つ人を増やす事の重要性を以下のように語っていた。

法定通貨のオンランプをさらに提供する事、特にヨーロッパやアジアなどの大きなマーケットで提供する事を楽しみにしている。

我々は法定通貨から仮想通貨への換金をもっと簡単にする事が業界のさらなる発展と成長につながると考えている。

2019年に入り、SNSへの頻繁な投稿で定評のあるCZ氏からのツイートが一気に減少していた事を不安視する声もあったが、先ほど公開されたばかりのバーンに関する公式ブログ内でも強調した法定通貨の取引ペア増加を早くも提供、世界進出に向けた動きを見せた。

▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPostの関連記事

約10億円相当の仮想通貨BNBをバーン 大手仮想通貨取引所バイナンスが報告
大手仮想通貨取引所バイナンスが約10億円分の独自トークンであるバイナンスコイン(BNB)をバーンし、通算6度目の通貨消滅イベントとなった。
バイナンスCZ氏が正式に「リップル基軸」追加を発表|仮想通貨XRPの上場最新状況と経緯を解説‬
期待感が高まっていたXRP(リップル)基軸の通貨ペアが、大手仮想通貨取引所バイナンスに上場することが正式に発表された。本記事では、これまでCZ氏のXRPに関する言及・XRPの分散型取引所上場などの情報もまとめている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
17:57
2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?
2025年後半、仮想通貨市場は調整局面を迎えている。しかし過去2度の「冬」とは決定的に異なることがある。トランプ政権の支援、ETF普及、規制整備が同時進行。従来の4年サイクルが崩れる可能性も。2026年の市場展望を専門家の見解とともに解説する。
16:51
ガーナで仮想通貨取引が合法化、2024年取引高は4700億円規模
アフリカのガーナ議会が仮想資産サービスプロバイダー法案を可決し、約300万人が利用する仮想通貨取引を正式に合法化。中央銀行がライセンス発行・監督を担当し、2024年の取引高は4,700億円規模。個人の取引を保護しつつ、事業者には厳格な規制を適用する新たな枠組みを解説。
14:17
ビットコインとイーサリアムに資金集中 仮想通貨市場は年末調整局面へ=Wintermute分析
大手マーケットメーカーWintermuteの分析によると、仮想通貨市場ではビットコインとイーサリアムへの資金集中が加速。機関投資家は夏以降一貫して買い圧力を維持し、個人投資家もアルトコインから主要通貨へローテーションを開始している。
13:25
取引所クリプトドットコム、スポーツ予測市場でトレーダー募集 利益相反の懸念も
仮想通貨取引所クリプトドットコムがスポーツ予測市場のトレーダーを募集している。流動性提供を担当する職務内容だが、利益相反に当たるとの議論も浮上している。
10:20
ブラックロック、ビットコインETFを「今年の3つの投資テーマ」に選出
最大手資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」を2025年の上位3つの投資テーマに選出した。米国債などと並ぶ投資先として位置づけている。
09:46
コインベースがベース経由でSOL入出金に対応
コインベース取引所が23日、ベースネットワーク経由でのSOL入出金機能を開始。チェーンリンクとの協力により、外部ブリッジを使わずソラナとベース間の直接送金が可能に。ただし日本を含む一部地域では利用制限あり。
09:45
IMF「エルサルバドルのBTCプロジェクトに関する議論は継続中」
IMFは、エルサルバドルに関する職員の報告を公開。報告は40カ月間の中期融資制度のレビューに関する内容で、同国の仮想通貨ビットコインのプロジェクトにも言及している。
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧