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『あなたのスマホにATMを』みずほ銀行のキャッシュレス決済「Jコインペイ」が3月からサービス開始|東京オリンピック需要狙う

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

みずほ銀行の「Jコインペイ」とは
みずほ銀行が、3月末に開始するQRコード決済サービス「Jコインペイ」では、預金口座からの入金で利用店舗での決済が出来るほか、使用者同士「手数料無料」で送受金できる。

みずほ銀行の「Jコインペイ」とは

日本経済新聞によれば、みずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ銀行が、3月末に開始するQRコード決済サービス「Jコインペイ」に、北関東の6地方銀行全てが参加することが分かった。

キャッチフレーズは、「あなたのスマホにATMを」

Jコインペイは、みずほ銀行が開発した「QRコード」決済サービスだ。専用のアプリをスマホにインストールして、各行の預金口座から入金することで、利用店舗での決済が出来るほか、使用者同士「手数料無料」で送受金できる。

サービス開始は3月1日を予定しており、加盟店が支払う手数料は、クレジットカード決済額の2〜5%程度かかることがネックになってきたが、QRコードを使用することで、これを下回る水準に抑え、小規模店でも導入しやすくするという。

みずほFGの専務執行役員は、「現金をATMからおろして財布に入れて使うのと全く一緒。勝算はある」などと述べた。

狙いとしては、2020年7月〜8月に開催される「東京五輪・パラリンピック」でのインバウンド(訪日旅行)需要がある。4月以降はアリペイや中国銀聯(ユニオンペイ)とも連携し、Jコインペイ加盟店で両社のQR決済ができるようにする。

激化する、キャッシュレス分野の利用者囲い込み

国内でもキャッシュレス分野の競争は激化しており、先行する楽天ペイ、オリガミペイのほか、先日、国内最大のフリマアプリ「メルカリ」もスマホ決済サービスに参入した。コンビニエンスストアなど、NTTドコモの決済サービス「iD」の加盟店、全国90万カ所で利用出来るようになるという。

また、QRコードの電子決済サービスといえば、2018年6月15日に設立した、ソフトバンクとヤフーの合弁会社PayPay(ペイペイ)による、大規模な100億円キャッシュバックキャンペーンが記憶に新しい。

さらに、仮想通貨関連事業への進出も拡大する「SBIホールディングス」の北尾社長は、CoinPostの取材に対し、以下のように述べている。

マネータップは、(SBIが出資する)米Ripple社の分散台帳技術である「xCurrent」を利用したオープンな決済ネットワークであり、例えばCAFIS(主にクレジットカードを中心とした共同利用型のオンラインシステム)のような、高い維持コストと手数料は不要だ。

また、非常に低コストな決済ネットワークを24時間365日提供できることで、これまでの現金のやりとりは大幅に削減され、ATMも今のような数は必要なくなるわけですから、マネータップを推進することは、コスト削減で銀行にも大きなメリットがある。

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