はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【公式発表】アルゼンチン政府、年間10社のブロックチェーン事業に出資へ|仮想通貨取引所Binanceとの連携で実現

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルゼンチン、ブロックチェーンプロジェクトをサポートへ
南米3番目の規模を誇る経済を持つアルゼンチンの労働省は、バイナンス・ラボと連携して今後4年間にわたって、毎年10のブロックチェーンプロジェクトに出資していく方針を表明した。政府がブロックチェーン関連企業を支援する歴史的な重要事例に。

アルゼンチン政府、ブロックチェーンプロジェクトに出資へ

世界で1位の取引量を誇る仮想通貨取引所バイナンスの投資部門であるバイナンス・ラボは6日、アルゼンチン政府と連携してブロックチェーン企業をサポートすることを公式に発表した

南米において3番目の規模を誇るアルゼンチンの労働省は、今後4年間に渡って、バイナンスと連携、バイナンス・ラボが出資する同国のブロックチェーンプロジェクト10社に対し、バイナンスの投資額と同額まで(年間最大50000ドル)出資する方針を表明している。

バイナンス・ラボは、昨年にも8つの仮想通貨スタートアップ企業に事業案の改善やサポートにおける支援を行なうなど、ブロックチェーン業界の発展に貢献してきたファンドだ。

アルゼンチン政府がバイナンスと共に、ブロックチェーンプロジェクトに出資していく方針が決まったことについて、Binance Labsの責任者Ella Zhang氏は以下のように発言している。

アルゼンチンはブロックチェーン導入において最先端にある国で、ここのブロックチェーン・コミュニティーは非常に情熱的であることがわかる。

バイナンス・ラボのミッションはブロックチェーン技術のポテンシャルが存分に発揮されることだ。そのため、我々のブエノスアイレス部門を通じてアルゼンチンのブロックチェーン企業にアドバイスやメンタリング、世界的なブロックチェーン技術を活用して地域別の問題解決をサポートしていきたい。

またバイナンスのCEOであるCZ氏は「アルゼンチンに拍手!」などと、政府が積極的に動く状況を賞賛した。

バイナンスは2019年に入ってからも躍進を続けており、1月には主要な法定通貨通貨、ユーロと英ポンド建の仮想通貨取引ペアを「バイナンス・ジャージー」の名で提供を開始しているほか、バイナンス・チャリティー財団の設立も手掛けており、昨年7月に西日本豪雨が起きた際には約1.5億円相当の募金を募り、被災地を支援する団体などに仮想通貨での寄付を行うなど、慈善活動にも注力している。

また1月末から独自のICOローンチパッド上でICOトークンセールを開催しており、現在2つのセールが開始早々に完売するケースとなっていた。ユーザーから信頼度の高い取引所の管理の下行われるトークンセールは2017年に流行していたICOとは状況や安心度が違うことが伺える。

このようにバイナンスが開発と発展を続けていることから、同取引所の独自ERC-20トークンであるバイナンスコイン(BNB)は快進撃を続け、昨日も20%の高騰を観測していた。しかし投資アプリeToroのマーケット・アナリストであるMati Greenspan氏はバイナンスコインがユティリティートークンである

と留意している。

勢いに乗っているBNBをトレードするのは楽しいが、バイナンスコインはユティリティートークンであることを忘れずに。

株式ではないので、バイナンスの利益から恩恵を得ることはできません。また大量に採用事例のある通貨ではありません。投資は自己責任で行なってください。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

大手仮想通貨取引所の「上場廃止基準」が判明|バイナンスがAMAで解答
バイナンスのCZ氏は5日、ツイッター上で2回目の質疑応答を行い、投資家にとって最重要情報である「上場廃止のプロセス」に関して解説した。淘汰の流れを見極める上で重要な意味を持つ。
バイナンスの仮想通貨ICOが22秒で完売|圧倒的需要の理由は?
バイナンスが25日、独自のICOプラットフォーム「バイナンス・ローンチパッド」で2度目のトークンセールを行い、開始から約20秒で完売したことが判明した。 なぜバイナンスICOの需要が拡大しているのか?その理由を探る。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:10
ビットコイン史上最高値圏で急落、デリバティブ市場は強気継続を示唆|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7〜8日にかけて、史上最高値付近まで上昇したのち急落するという激しい値動きを見せた。最高値圏では流動性が極めて薄く、ボラティリティが急拡大しやすい局面にある。
07:35
シャープリンク、イーサリアム戦略で含み益9億ドル超
ナスダック上場のシャープリンクが7日、イーサリアム・トレジャリー戦略開始以来の未実現利益が9億ドルを超えたと発表した。ライバルのビットマインは総保有額134億ドルに達している。
06:55
予測大手ポリマーケット、Bakktの親会社ICEから3000億円の戦略的出資を獲得
大手予測市場ポリマーケットはニューヨーク証券取引所の親会社ICEから20億ドルの戦略的投資を獲得したと発表した。同日ビットコイン入金機能も開始した。
06:30
ビットコイン、休眠クジラの6000億円BTC移動などで急落も大口の歴史的買い圧力は継続
3年以上休眠していた仮想通貨ウォレットから32,322BTCが移動しビットコインへ売圧をかけている。一方で他のクジラウォレットが過去1週間で6万BTC以上を取得し強い買い圧力も確認された。
06:00
バイナンスのBNB、過去最高値更新し時価総額3位に浮上 高騰の背景は
バイナンスのBNBトークンが7日に過去最高値1330ドルを更新し、時価総額でテザーを抜いて仮想通貨3位となった。上場企業CEAインダストリーズが48万BNB保有を発表した。
05:46
米S&P、仮想通貨と関連株を組み合わせた新指数を立ち上げ
S&Pグローバルが7日、仮想通貨35銘柄と関連企業15社を組み合わせたS&Pデジタル・マーケッツ50指数の立ち上げを発表した。トークン化企業ディナリが指数設計で協力する。
10/07 火曜日
19:08
トレカ市場を変革?!TCGのNFT化(トークン化)とは?図解でわかりやすく
ポケモンカードをはじめとするトレーディングカードのNFT化(トークン化)とは何か。仕組み・メリット・注意点を図解でわかりやすく解説。CourtyardやCollector Cryptの事例も紹介。
17:18
「韓国個人投資家の9000億円がイーサリアム・トレジャリー企業に集中」 サムソン・モウが警鐘鳴らす
サムソン・モウ氏は、韓国の個人投資家による約9000億円がイーサリアムの価格を押し上げていると指摘し、イーサリアムおよびイーサリアム・トレジャリー企業に対する投資リスクを警告した。
15:29
なぜアフリカは仮想通貨普及で世界をリードし得るのか?金融イノベーションの最前線をレポート
アフリカの仮想通貨採用が急拡大している。ビットコインやステーブルコイン(USDT/USDC)がケニア、ナイジェリア、ガーナで浸透。M-Pesa連携、送金コスト削減、インフレ対策の実例と、EUのMiCA規制から学ぶアフリカの金融イノベーションの未来を探る。
13:50
ソラナ・カンパニー、775億円相当SOL超を蓄積
ナスダック上場のソラナ・カンパニーが6日、デジタル資産トレジャリー戦略の一環としてソラナの継続的な取得を発表した。220万SOL超と1500万ドル以上の現金を保有。
13:20
FIFAのトークン化チケット購入権RTB、スイス当局が賭博の疑いを調査
スイスの賭博規制当局が、国際サッカー連盟公式の2026年W杯チケット購入権トークンを調査している。賭博に該当する可能性を検討中だ。
11:35
シタデルのケン・グリフィンCEO、金とビットコインへの資金流入に懸念を表明
ブルームバーグが10月7日に報じたところによると、シタデルのケン・グリフィン氏が投資家がドルより金を安全資産と見なし始めている状況に懸念を示した。デベースメント・トレードと呼ばれる金、銀、ビットコインへの投資拡大に言及。
11:05
「年末にかけて金・仮想通貨・テック株を保有」チューダー・ジョーンズ氏
著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、現在の株式市場における強気相場にはまだ大幅な上値余地があるとの見方を示した。年末にかけて金、仮想通貨、テック株を組み合わせて保有すると説明している。
10:30
Plume Network、SECにトランスファー・エージェント登録 価格20%以上高騰
RWA特化のPlume Networkが米証券取引委員会からトランスファー・エージェント資格を取得した。米国証券市場のオンチェーン化を進めるとしている。
09:40
イーサリアムのM2相関性ラグ解消で価格1万ドル到達の可能性=アナリスト分析
Cryptoquantのアナリストは米M2マネーサプライの拡大とイーサリアムの流動性ラグについて分析し取引所在庫の減少と機関投資家の買い需要増加を背景にETH価格がこのサイクルで1万ドルに到達する可能性があると大胆予測。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧