はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

29日未明のビットコイン急落、コインベースの”連続売り”がトリガーか|仮想通貨分析企業が調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

先月末のBTC暴落、コインベースの売りが引き金か
仮想通貨分析企業Coin Metricsの調査によると、29日のビットコイン急落はコインベースにおける”連続売り”がトリガーとなった可能性が高い。価格操作の兆候はみられなかったと結論づけている。

先月末のBTC暴落、コインベースの大量売りが引き金か

仮想通貨分析企業Coin Metricsによれば、8月29日未明に前日比8%安の急落を見せたビットコイン価格について、米取引所コインベースの”売り”が引き金となっていた可能性が高い。

急落要因として指摘されているのは、BTC/USD市場だ。日本時間29日の2時54分、計72BTC(約7900万円)に及ぶ3つの売りが、10,240ドルで実行された。

出典:Coin Metrics

売りが実行される前までは、特に相場に影響を及ぼすニュース等もなく価格は比較的安定しており、主要取引所間での取引増加がみられない中でのコインベースでの集中売りに違和感を覚えたという。

また、そのような市場安定期での突然の売りに対して、マーケットメーカーやクオンツトレーダーが用いるアルゴリズムは、(インサイダーなど)市場を動かす可能性のある情報を知っているトレーダーによるものと判断して注文の調整を行うこともある。その結果、売りが雪だるま式に連鎖していき、今回の急落につながったというのがCoin Metricsの見解だ。

そして、その点に加えて、コインベースでのビットコイン価格は高レバレッジ取引を提供するビットメックスの価格指標になっていることから、価格の急変は先物ポジションの清算を引き起こす可能性もある。それも急落要因の1つであるとCoin Metricsは分析している。

なお、Coin Metricsによると、今回の急落が価格操作である可能性は低いという。その理由としては次の2点を挙げている。

  • 持続的な大量売りはなかった点
  • 主要取引所間における大きなスプレッドはみられなかった点

今回の急落には価格操作の兆候はなく、アルゴリズムや先物ポジションなど複数要因による売りが原因であるとするのがCoin Metricsの見解だ。

CoinPostの関連記事

Twitter CEOが語る、今のビットコイン(BTC)が「通貨」として利用できないワケ
ツイッターCEOのJack Dorsey氏が豪メディアのインタビューに応じ、将来的なビットコインの普及拡大を確信する一方、通貨として利用できない理由について語った。
10BTCを保有するアドレス数が過去最高水準に 市場内資金がビットコインへ集中か
10BTC(約1110万円相当)以上のビットコインを保有するアドレスの数が、最高値に達したことが分かった。保有アドレス数は15万7000アドレスで、アカウントの大部分が利益を維持しているという。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/29 水曜日
18:28
平将明議員、高市内閣で新たなポジションに就任 引き続き「Web3政策」の中核担う
石破前政権でデジタル大臣を務めた平将明氏が、自民党のサイバーセキュリティ本部長とWeb3小委員会委員長に就任。暗号資産税制改革のホワイトペーパーを取りまとめた実績を持つ平氏が、党内で政策立案の中枢を担う。
18:04
GrayscaleソラナETF上場控え 市場の熱気高まる
グレースケールのソラナETF(GSOL)が29日にNYSE Arcaで取引開始。先行するビットワイズBSOLは初日5600万ドルの出来高を記録し、2025年上場の仮想通貨ETF中で最大に。米政府閉鎖下でも市場は活発な動き。
17:04
株主優待に「仮想通貨XRP」導入、SBIインシュアランスG
SBIインシュアランスグループが株主優待に仮想通貨XRPを導入。100株以上の保有で最大1.2万円相当を進呈。暗号資産優待の導入が国内でも広がりを見せている。
14:45
トム・リー率いるビットマイン、170億円相当のETHを新規購入か=Lookonchain報告
トム・リー氏率いるビットマインが約173億円相当のイーサリアムを新規購入かと報告。保有額は2兆円超え、世界最大のETH保有企業として総供給量の2.8%を保有。株式の流動性も米国46位にランクイン。
14:00
バイナンス、3銘柄を11月上場廃止予定
大手仮想通貨取引所バイナンスがフラミンゴ、カデナ、パーペチュアルプロトコルの現物取引ペアを11月12日に上場廃止すると発表した。定期審査の結果、業界基準を満たさないと判断された。
13:40
【2026年度】仮想通貨(暗号資産)の最新税制要望から読み解く今後の法改正シナリオ|Aerial Partners寄稿
JVCEAと金融庁が2025年に提出した仮想通貨税制の最新要望を解説。ETF導入、申告分離課税、株式等同等扱いの3つの改正シナリオと、今後の制度変更に向けて準備すべきことを整理する。
13:35
RWAトークン化企業セキュリタイズ、SPAC上場決定 評価額は約1900億円
RWAトークン化大手のSecuritizeが、Cantor Equity Partners IIとのSPAC合併により株式上場を発表。企業価値12.5億ドル、ブラックロックなど既存投資家が全株保有。市場シェア20%を占める最大手プラットフォーム。
13:25
米ビットコインETF、ブラックロック除外では年初来マイナスフローに
K33のアナリストが、米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFの年初来流入がIBITに集中していると指摘。ブラックロックの役割の大きさが示されている。
13:20
リップルやSBI出資のエバーノース、10億ドル相当のXRPを保有=オンチェーンデータ
エバーノースが約3.89億XRPを購入し、投資額は9.47億ドルに達したことが分かった。既に5000万ドル以上の含み益を得ている。
12:39
万博提供のデジタルウォレット、約100万ダウンロード達成
大阪・関西万博で提供された「EXPO2025デジタルウォレット」が約100万ダウンロードを達成。会期中に累計590万件の取引を処理した。10月31日より「HashPort Wallet」へリニューアルし、マルチチェーン対応やDEX機能を搭載する。
12:05
Oasys、イーサリアムとのブリッジ対応を発表
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysが、イーサリアムとのブリッジに対応。異なるチェーン間での資産移動が可能に。分散型取引所での交換も開始し、IPトークン化への展開を加速。
12:05
『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲーム 11月上旬にリリース予定
Kyuzanがセガの人気IP『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲームを開発。MUSHIトークンを活用した期間限定カードバトルとして10月下旬にリリース予定。約90種類のムシカードが登場。
11:35
トランプ一族関与のワールドリバティ、USD1ポイント参加者に1.8億円相当のWLFIトークンを配布
トランプ一族関連のワールドリバティがUSD1ポイントプログラム参加者への報酬配布を発表した。提携取引所を通じて合計840万WLFIトークンが配られる予定だ。
11:15
テザーゴールド、時価総額3200億円に倍増 金の価格高騰を受け
テザーが金連動トークンXAUTの第3四半期証明書を公開し、スイス保管の現物金による完全裏付けを報告した。金価格上昇を背景に時価総額は8月から倍増し3200億ドルに到達。
10:55
サークル独自のレイヤー1「Arc」、テストネット始動 ブラックロック・ビザ含む100社超が参加
サークル社が新ブロックチェーン「Arc」のテストネットを開始。ブラックロック、ビザなど100社超が参加し、USDC を活用した次世代金融インフラの構築を目指す。ステーブルコイン市場は3000億ドル規模に成長。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧