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リップル社が米国の集団訴訟取下げを要求、XRP有価証券問題については直接回答せず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル裁判、集団訴訟の取下げを要求
リップル社は、仮想通貨XRPの有価証券問題を巡る集団訴訟について、裁判の取下げを要求する書類を裁判所に提出した。弁護団の原告側に対する指摘と主張内容とは。
           

リップル裁判、集団訴訟の取下げを要求

リップル社は、XRP(リップル)の有価証券問題を巡る集団訴訟について、裁判の取下げを要求する書類を裁判所に提出した。

リップル社側の弁護団は、XRPの証券性については直接回答せず、原告側には訴訟を追行する「当事者適格」を有しないことを理由に、取下げを求めている。

提出された書類で、以下3点が弁護団による原告側に対する指摘となる。

  • 原告側は、最初のオファーリングの三年以内に法的請求を行なっていない(証券法が定める3年間の法定責任期間を過ぎた)
  • 原告側は、「イニシャル・ディストリビューション」でXRPを購入したことを正確に主張していない
  • 原告側は、被告側がXRPの「販売者」であることを正確に主張していない

弁護団の主張は以下の通りだ。

XRPは通貨であり、米証券法が定める有価証券には該当しない

裁判官は、XRPが通貨か、証券かを定める必要はない

財務省と法務省も、XRPが交換可能な暗号資産であると明記している。さらに言えば、CFTCのスタンスでは暗号資産はコモディティ(商品)にあたる

仮想通貨業界に精通する弁護士Jake Chervinsky氏は、「リップル社の取下げに対する主張は、XRPが未登録有価証券に該当するかについて直接応じていない。」と見解を述べた。

XRP投資家グループは今年8月、新たな修正訴状を裁判所に提出した。当訴訟では、SECの新仮想通貨ガイダンスをもとに、XRPが未登録有価証券であると主張していた。

関連原告団がSECの新仮想通貨ガイダンスを引用

参考:リップル社側の書類

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