はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム企業連合、ブロックチェーン仕様の新バージョン発表 「Devcon 5」で検証実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

企業向け標準仕様の新バージョンを発表
イーサリアムブロックチェーンの企業利用を促進するイーサリアム企業連合が、標準仕様の新しいバージョンを発表。本日から11日までの4日間の日程で行われるイーサリアム開発者カンファレンス「Devcon 5」で、検証も実施する。

企業向け標準仕様の新バージョン発表

イーサリアムブロックチェーンの企業利用を促進するイーサリアム企業連合(Enterprise Ethereum Alliance:以下、EEA)は8日、EEAの標準仕様がトークンベースのブロックチェーンエコノミーにどう貢献しているか検証を行うと発表した

本発表は本日から4日間、大阪で開催される世界最大のイーサリアム開発者カンファレンス「Devcon 5」で行われた。今回の検証はイベント期間中にワークショップ等を通して実施される。

本イベントでは標準仕様の新しいバージョンである「EEA Enterprise Ethereum Client Specification V4」と「EEA Off-Chain Trusted Compute Specification V1.1」を発表。説明文書も無料でEEAの公式サイトからダウンロードすることができる。このオープンな仕様が普及することで、企業向けのイーサリアムソリューションが世界に拡大すると期待されている。

異なるブロックチェーン同士の相互運用性を高める「EEA Enterprise Ethereum Client Specification」はバージョン4となり、ブロックチェーンのネットワークに貢献するメンバーの活動に基づき、プライバシーと許可の仕組みの最適化を進めた。

オフチェーンを活用して処理を円滑化する「EEA Off-Chain Trusted Compute Specification」の今回のバージョンは1.1で、いくつか改良を加えているという。

EEAのエグゼクティブディレクターRon Resnick氏は今回のイベントについて、「2019年はイーサリアムの市場での受け入れが進んでいる。『Devcon 5』は、EEAの仕様を採用したイーサリアムが、トークン化された企業ソリューションを通して、実世界でどのように価値を生み出しているかを実感できるイベントになるだろう」と自信をみせた。

Resnick氏は、「Devcon 5」でイーサリアムのコミュニティと共催するオープンフォーラムや、メインネットのワーキンググループの会合への参加を呼びかけている。EEAが主導するセッションでは、企業がイーサリアムのメインネットでサービスを行うために必要な条件を議論する。

Devcon 5、本日開催

世界最大のイーサリアム開発者カンファレンスである「Devcon 5」が、今日10月8日に大阪で開幕した。同カンファレンスは今日から10月11日までの4日間開催される予定だ。CoinPostも現地参加、取材を行う予定だ。

登壇者はおよそ180人にのぼり、その中には、イーサリアムの共同設立者であるVitalik Buterinをはじめとして、天才プログラマーとして知られる台湾のIT大臣Audrey Tang氏など著名人も多数登壇を予定している。

来場者数は四日間で延べ1万人以上を見込んでいる。会場内では食事も提供され、おにぎりや緑茶、日本の駄菓子など日本ならではの食事も振る舞われ、現地では盛り上がりを見せている。

CoinPostの関連記事

仮想通貨イーサリアム(ETH)大型アップグレードで一部スマートコントラクトが停止に
ETHガバナンスプラットフォームAragonのCTOは、イーサリアムの次期大型アップデート「イスタンブール」によって680のスマートコントラクトが使えなくなる可能性があるとの見解を示した。
イーサリアム、Ropstenテストネットで一時チェーン分岐 イスタンブール起動時に発生
イーサリアムのテストネットワークRopstenで、大型アップグレード「イスタンブール」が起動。予定より二日早かったことで、ソフトウェア更新をしていなかったマイナーの古いチェーンと最新のチェーンの二つに分割が一時発生した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/24 日曜日
11:30
ビットコイン10万ドル突破で上値伸ばす可能性も、指標後の調整リスクに注意|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、10万ドルに迫る勢いで高騰するビットコイン(BTC)相場を分析。相場が一層上値を伸ばしている可能性は十分に考えられるが、指標を切っ掛けに調整に入る展開にも注意が必要か。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ゲンスラーSEC委員長退任に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧