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仮想通貨企業初 コインベースがVisaの主要メンバーに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Visaがプリンシパルメンバーシップを付与

クレジットカード大手のVisaが、大手仮想通貨取引所コインベースにプリンシパルメンバーシップ(主要メンバー登録証)を発行したことが分かった。

仮想通貨専業企業でメンバーシップが付与される事例は初めて。コインベースはVisaカードの発行権取得をしたことになる。

プリンシパルメンバーとは、Visaとライセンス契約を結び、直接Visaカードを発行できる権限を得る登録企業のこと。メンバーになるには厳密な審査を通過する必要がある。

コインベースは、Visaカードを発行し、トランザクション処理サービスを提供できる権利を得たことを受け、仮想通貨決済領域の拡大を図る。

なお、コインベースカードを発行開始した2019年初頭からVisaと連携してデビットカードを発行しており、Visaカード加盟店ならどこでも、ビットコイン、イーサリアム、XRPなどの仮想通貨で支払うことできるサービスを提供していた。

コインベースカードは、仮想通貨を加盟店が受け入れる法定通貨へと自動的に変換するカードで、イギリス、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデンなど欧州各国で使用できる。

顧客の半数が、日常的に決済に利用しており、特に使用率と需要が高い国はイギリス、イタリア、スペイン、フランスであるという。

カード発行権は新たな収益源になる

今回のメンバーシップ獲得により、Visaデビットカードを発行する際に、コインベースはコストのかかる仲介機関を介さずにすむように事業を展開できる。また、他の企業(仮想通貨企業も含む)にデビットカードを発行できる発行権も有することになる。

コインベースは「このメンバーシップにより、コインベースカードの顧客により多くの機能を提供できる。追加のサービス付与や、マーケットでのサポート増強など、仮想通貨での決済エクスペリエンスを進化させ、豊かにするため、様々な事項を検討している」と声明。

今回のプリンシパルメンバーシップ獲得は、仮想通貨が真の利便性を持って広く普及する上での、重要なマイルストーンだとコインベースは位置付けている。

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