ETCのフェネックス
仮想通貨(暗号資産)イーサリアムクラシックは、次期大型アップグレード「Phoenix(フェネックス)」の予定日が発表された。ブロック高10,500,839の6月10日前後に予定される。
Ethereum Classic Phoenix Upgrade set for Block 10,500,839 Estimated on June 10th, 2020 https://t.co/V2ytCNUuil via @MyEtherplan
— Etherplan (@MyEtherplan) February 26, 2020
26日に行われたコア開発者の電話会議で実行スケジュールを決定した。テストネットの運用を通じて問題が発見されなければ、今回のスケジュールで大型アップグレードが実装される。
本来、「Aztlán(アストラン)とPhoenix(フェネックス)」とのアップグレード実装は、3月末を仮予定日としていたが、実装におけるプロセスの複雑化が原因で、ネットワーク維持のリスク等を考慮し「フェネックス」だけを実装する決定に至ったという。
フェネックスとは、暗号資産イーサリアムの「イスタンブール」関連サポートのプロトコルを追加するもので、具体的にBlake2のコンプレッション機能や、ガスコストの削減など6項目を導入する予定だ。