はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大手コインベースCEO「世界的な金利引き下げのインフレヘッジで、準備通貨としての仮想通貨需要へ」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

金利引き下げで仮想通貨成長の可能性

米大手仮想通貨取引所コインベースのCEO、ブライアン・アームストロング氏は、世界の中央銀行の金利引き下げなどにより、今年ビットコインやその他の仮想通貨が成長する可能性についてSNSで意見を表明した。

株式市場の低迷と金利引き下げにより、今年仮想通貨が成長する可能性がある。世界中の政府と中央銀行は、量的緩和の使用やマネーサプライの拡大(マネーの印刷)などを行い、可能な限り経済を刺激しようとするだろう

日本時間4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、連日の株安など短中期的景気低迷に対する不安を抑えるため、米連邦準備理事会(FRB)は臨時委員会を開き、政策金利を0.5%引き下げた。米国株は一時的高騰するもその後反落。一部の有識者は、数週間内に追加緩和が求められる可能性が高いとの見解を示している。

3日には豪州中銀も経済刺激措置として過去最低の0.5%まで引き下げた。また、震源地の中国も、経済に与え打撃を緩和するため、1730億ドル(約18兆円)を刷っている。

さらにG7財務相・中央銀行総裁は3日、新型コロナウイルスと経済状況に関して電話会談を行い、共同声明を出した。強固で持続可能な成長を実現するため、また経済の下方リスクを抑えるために、すべての適切な政策手段を取ることを表明。

会議を受けて、麻生財務相は措置には、財政政策と金融政策が含まれると明かしている。

アームストロング氏はこのような状況下で、資金がデジタル通貨に移動する可能性があると主張。「(法定通貨)インフレーションに対するヘッジとして資金が仮想通貨に移動する可能性がある」とコメントした。

仮想通貨コミュニティ内では、インフレに対する避難所として機能する可能性はすでに認識されてきた。仮に今回そのような方向に状況が動けば、機関投資家の仮想通貨に対する考え方が大きく変わることに繋がるという。

「今年は、機関投資家の仮想通貨についての考え方は、投機としての仮想通貨から、準備通貨としての仮想通貨へと移行し始める年になり得る」とアームストロング氏は結論付けた。準備通貨(Reserve currency)とは、各国政府もしくは金融当局の外貨準備の総額において相当量を占める通貨を指すものだ。

CoinPostの注目記事

「半減期と仮想通貨ビットコインの高騰」なぜ一緒に語られる? ストック・フロー比率から算出する理論価格を用いて解説
ビットコインは2020年5月に半減期を控える。歴史的には半減期経過後、BTC価格が大幅な上昇を記録しているが、その要因となる「ストック・フロー比率(S2F)」を用いて、その関係性を解説する。
仮想通貨ビットコインの資産価値「機関投資家の見方に変化」=米グレースケール幹部
米大手仮想通貨投資ファンド「グレースケール」の幹部が、価値の保存手段とデジタルゴールドとしてのビットコインの地位が固まってきていると説明。機関投資家の見方に変化が出てきているという。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。
09/17 水曜日
18:00
日本でステーブルコイン普及のハードルと可能性は?|WebX2025トークセッション
WebX2025で日本円建てステーブルコインの普及をめぐるパネルセッションが開催された。専門家がステーブルコインの課題やユースケース創出をめぐって徹底議論した。
17:43
メタプラネット、「Bitcoin.jp」ドメインを取得 「ビットコインジャパン」も設立
メタプラネットは「Bitcoin.jp」を戦略的に取得し、新会社を設立。国内ビットコイン事業の拡大と収益基盤強化を目指す。
15:15
ビットコイン・スタンダード著者、アルゼンチン・ミレイ政権の経済政策を「ポンジスキーム」と指摘
ビットコイン・スタンダード著者のサファディーン・アモス氏が、アルゼンチンのミレイ政権の経済政策を「国家規模のポンジスキーム」と痛烈に批判。キャリートレードによる金融システムの崩壊リスクと、自由主義政策の矛盾を解説した。
13:30
11年間休眠のビットコインクジラが1000BTC移動、170億円相当
11年以上休眠していたビットコインクジラが17日朝、1000BTCを4つの新しいアドレスに移動したことがオンチェーンデータで判明した。
11:40
コインベース、銀行の「預金流出」懸念を否定 ステーブルコイン規制めぐり反論
米仮想通貨取引所大手コインベースが銀行業界のステーブルコイン規制変更要求に対し、預金流出は根拠のない神話だとする反論文書を発表した。
10:45
米ビットコイン法案承認に向けた円卓会議、セイラー会長らが出席
米連邦議会でビットコイン法案の円卓会議が開催され、ストラテジーのマイケル・セイラー氏らが出席。この法案では米政府が合計で仮想通貨ビットコインを100万BTC購入することなどが提案されている。
10:02
米国と英国、仮想通貨市場などで連携強化を協議=報道
ベッセント米財務長官、リーブス英財務相が仮想通貨分野での連携強化を協議した。リップル社なども出席した会合で、英米テックブリッジ関連で話し合いが行われた。
09:40
バイナンス、米司法省との監視官解除交渉が進行中=報道 
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが43億ドルの和解合意で課された外部監視官の要件が解除される可能性について米司法省と協議していることが報じられた。BNBが上昇。
08:40
サークル、ハイパーリキッド上でUSDC展開へ HYPE投資も実施
大手ステーブルコイン発行企業のサークルがデリバティブ取引DEX最大手のハイパーリキッドでUSDCのネイティブサポートを開始すると発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧