はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Bitfinexのクジラ、仮想通貨ビットコイン相場反転の要素を指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Joe007の相場観

仮想通貨(暗号資産)取引所Bitfinexのリーダーボードにランクインする著名ビットコインクジラの「Joe007」は連日の暴落の中、今後ビットコインが反転できる要素について、自身の見解を披露。

*現時点でJoe007は、約1100万ドルの含み損を抱えている。12月〜1月に渡り、およそ2000万ドルの実現益をあげた事例もある。

出典:Bitfinex

12日の夕方、当時7200ドル台だったBTCはフラッシュクラッシュが発生し、一時5000台まで大暴落。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や先進国政府の政策に対して高まる懸念に伴い、実体経済への深刻なダメージが露呈し株・仮想通貨投資家心理は急悪化する。

このような悲観的相場を受け、ユーザーはJoe007に対し『底値』の在りかを訪ねた。Joe007はこのように見解を示す。

底値を突き、そして相場が反転するには、つまり:実在の需要=実在の供給+遅れた『半減期』への期待+清算されたマイナーの担保金。この算式となる。

要するに、現在下落していた要因は、実在の需要が供給を上回っていない状況にあると指摘。特にBTCマイナーが半減期に向けて過剰なレバレッジをかけていることも相場がクラッシュすることを加速化させたとの指摘も散見される。

これまで、Joe007は『実在の資金』の指標としてUSDT(テザー)の流入を見ていた。2月ビットコインの高騰時に際し、テザーの流入増加を確認できないため、相場の続伸はただの「幻」(スプーフィングなど)と警告を行なった。

さらに、トレーダーのビットコイン相場推移における心理的傾向について、「下落すれば、相場操縦だと皆が騒ぐが、出来高を伴わないFOMO相場に対しては確実な上昇だ・S2Fモデルが科学的だと信じてしまうのが今の群衆の心理だ」と、揶揄した。

ビットコインは13日(金)、一時3000ドル台に突入、前日比40%を超えたが、当時ボラティリティ急増に伴うシステムの負荷上昇により、BitMEXが取引サービスを緊急停止した直後、相場は急反発した。

執筆時、ビットコインは5500ドル台で取引されている。

12日から13日にかけて、ビットコインは24時間で最大50%を超える歴史的な下落幅を記録。BitMEX上では、過去最大級である19万BTC(1100億円相当)のポジション大量清算(ロスカット)のトリガーとなった。

BitMEX

アナリスト:今後に関する見解

相場は13日の安値から5000ドル台に戻ってきたが、著名アナリストのTone Vaysはもう一度5000ドルを割る可能性があると見ている。

SNSで、今回の激落がここ2年のベア相場を終える『最後の降伏』としながらも、ベア相場において5000ドル割れが最後ではないとコメントし、以下のように説明を行なった。

皮肉なことに、苦痛と挫折はおそらく足りていない。

再び5000ドルを下回るシナリオは見込めるのだ。とはいえ、今週の暴落でビットコインが底値を打った確率は、90%ぐらい。しかし、全値戻しには道のりが長いだろう。

CoinPostの注目記事

仮想通貨ビットコイン一時前日比40%安、さらなる暴落も急反騰でセリクラなるか
コロナショックによる株式市場の歴史的暴落に伴い、仮想通貨ビットコインは一時3000ドル台に突入。200週移動平均線など重要ラインを一気に割り込んだものの、その後大幅反発した。
ビットコイン大幅下落で一時停止したBitMEX、過去最大級19万BTCのロスカット発生
海外大手仮想通貨取引所GeminiとBitMEXは13日午前、ボラティリティ急増に伴うシステムの負荷上昇により、取引サービスが一時停止する事態に。過去最大級19万BTCのロスカット発生した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
15:44
金融庁が語る暗号資産規制改革の全貌──銀行参入、インサイダー規制、DEX対応の狙い|独占取材
金融庁独占取材。暗号資産規制の金商法移行について、銀行グループ子会社の参入、インサイダー取引規制導入、分散型取引所(DEX)対応の狙いを詳しく聞く。投資家保護と健全なイノベーション両立への取り組みを解説。
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
13:30
金融安定理事会、ステーブルコイン監視強化を表明 G20サミット前に警告
金融安定理事会(FSB)のベイリー議長がG20首脳会議を前にステーブルコイン規制強化を表明。市場規模3000億ドル突破を受け、ECBも警戒。2026年作業計画で国際協力推進。
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧