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「仮想通貨DASHを再び日本で上場へ」 日本初の予算案可決

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DASH、日本初の予算案可決

仮想通貨DASHについて、日本市場に関わる活動費として提案していた予算案が可決されたことがわかった。

Dashの5月分の予算案(Budget Proposal)で、Dash Japanチームが計428.73 DASH(約379万円)の予算を調達した。日本から予算案が提出、可決されたのは初めてのことだという。

今回、提出・可決された予算案の目的は、規制当局と連携を図り、日本で再びDASHが上場すること。ブロックチェーン取引に匿名性があるとして、上場廃止となった過去の判断に対し、論拠に基づいた異議を唱えるために予算を計上した。

具体的には、弁護士や公認会計士など第三者機関による調査資料を、金融庁やJVCEAなどの自主規制団体、取引所などに提出する。

Dash Japanチームは、日本では「Dashのブロックチェーンは非公開で、追跡できず、監査することも不可能である」等の誤解が生じている。Dashのトランザクションはすべて完全に透過的かつ監査可能であり、各トランザクションの当事者の送金額とアドレスが公開されているビットコインと同一であると主張している。

「Dashのトランザクションルールはビットコインと完全に同一のもので、コンプライアンス・リスク管理する上で、ビットコインと同等に扱える」これを第三者機関を通じて中立的な検証を行う。

背景

世界的に規制当局による仮想通貨取引に関わるマネーロンダリングやテロ資金供与への懸念が強まる中、トランザクションの追跡を困難とする「匿名通貨」への制限強化を行なってきた。

匿名性通貨では一般的に通貨の送・受金の足取りを辿ることが難しく、犯罪組織の資金洗浄に使われる危険性が度々指摘されている。各国の規制下に置かれる取引所も、規制当局からの要請などを元に、取扱い通貨から該当する銘柄を上場廃止する判断を行なってきた。

参考:DashNexus

過去の事例

2018年6月:コインチェックから4銘柄上場廃止

対象銘柄:モネロ(XMR)、オーガー(REP)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)

今後さらなるAML/CFTの管理態勢の整備・強化が必要となること等を踏まえ、少しでも懸念のある通貨を取扱うことについては、当社として適切ではないと判断し、仮想通貨の特性を踏まえた各種リスクの再検証を実施いたしました。

コインチェック

各銘柄の上場廃止理由は明らかにされていないが、匿名性、または賭博に関わる銘柄がAML/CFTの管理態勢の整備・強化の一環で対象になった可能性がある。

2019年10月:韓国OKEx Koreaが5銘柄上場廃止

対象銘柄:モネロ(XMR)、オーガー(REP)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)、ホライゼン(ZEN)、スーパービットコイン(SBTC)

匿名性を持つ仮想通貨を上場廃止銘柄の対象としている。

具体的な理由にあがったのが、金融活動作業部会(FATF)がマネーロンダリング対策として発表した『トラベル・ルール』だ。

一方、韓国の事例では、DashとZECの開発者チームは、判断基準に不備があるとして再審査を要請、上場廃止の保留判断に繋がり、現在も取引銘柄として取引が継続している。

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