はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

フェイスブックのWhatsApp、法定通貨の電子決済を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

まずはWhatsAppか

フェイスブック社傘下の人気トークアプリ「WhatsApp」は15日、法定通貨の電子決済サービスを開始したことを公式で発表した。

最初に決済サービスが始まった対象国はブラジルで、計1.2億のWhatsAppのブラジル利用者(4月統計)がWhatsAppを通じて電子決済が可能になる。ブラジルの人口数は2018年の統計で約2.1億とされており、WhatsAppの利用者が半分を占めることとなっている。

フェイスブックのザッカーバーグCEOは、今後対象国を追加していくとしている。(WhatsAppの世界利用者数は10億人)

具体的には、Banco do Brasil銀、Nubank or Sicredi銀のデビットカードもしくはクレジットカードを持つ利用者がWhatsAppの電子決済機能を、個人間送金および店舗での消費で利用することができる。なお、資金洗浄およびテロ資金対策にあたって、送金額の制限、および一日の送金回数制限が設けられるという。

リブラとの関係は

テックメディアTechCrunchによると、WhatsAppによる電子決済はフェイスブック社が長い間規制当局とのやりとりをしてきた成果だという。

注目されるフェイスブック社が現在進めている独自ステーブルコインプロジェクト「リブラ」と関連性については、現時点で言及されておらず、対応しない可能性が高いとの見方が強まりつつある。

理由はWhatsAppの元となる決済システムは、Facebook Payである点だ。昨年11月、Facebook PayがリブラのウォレットアプリNovi(旧カリブラ)に対応しないと説明した経緯があり、Facebook Payはあくまで既存の金融インフラおよびフェイスブックのパートナーシップを通じて実現したものとしている。

リブラのステーブルコインについては、いつローンチするかその具体的な目処は立っていない。

先日、専用ウォレットアプリカリブラがリブランディングし、「Novi」と改名。また、リブラのトークン設計は以前のマルチ通貨バスケットから、それぞれの国の規制に応じるために、単一通貨となるリブラを発行すると計画を大幅に変更した。ホワイトペーパーを変更後には、シンガポールの国有ファンド『Temasek』がリブラ協会に参加すると発表するなど、一時は離脱が相次いだ協会メンバーも再び増えつつある。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。
07:25
仮想通貨税制改正案、ルミス議員が「大きく美しい法案」へ修正提案
シンシア・ルミス上院議員がトランプ大統領一推しの予算調整法案に仮想通貨税制改正修正案を提出。300ドル未満取引免税とマイニング・ステーキング報酬の二重課税解消を目指す。
06:55
リップル社、XRPLのEVM互換サイドチェーンの正式稼働を発表
リップル社は、XRPLのイーサリアム仮想マシン互換のサイドチェーンのメインネットがローンチしたことを発表。開発者はイーサリアム上のdAppsをXRPLのエコシステムで容易に展開できるようになった。
06:35
イーサリアム戦略転換などで株価7倍暴騰、ビットマイン社にトム・リーが会長就任
ファンドストラット共同創設者トム・リー氏がビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ会長に就任。同社は2.5億ドル調達でビットコインからイーサリアム中心の戦略に転換。
06:15
米国初のソラナ現物ステーキングETF、7月2日取引開始予定
米REXシェアーズが仮想通貨ソラナのステーキング機能付きETFを7月2日から米国市場で開始。価格追従と配当収益を『C法人』構造で実現する画期的な仮想通貨投資商品に。
05:45
カザフスタン、仮想通貨の国家準備金創設へ 犯罪没収資産と国営マイニングで調達
カザフスタン中央銀行のスレイメノフ総裁が30日、犯罪事件で押収した資産と国営マイニング事業で得たビットコイン・仮想通貨を原資とする国家準備金創設計画を発表した。
05:30
ストラテジー社、約770億円でビットコイン追加購入 『ラッセルトップ200指数』入りも
米ストラテジー社は30日夜、6月22日から6月29日の間に総額765億円を投じて、4,980 BTCを購入したことを報告。前週購入数の20倍となった。
06/30 月曜日
17:30
ポンタポイントで暗号資産運用体験「Pontaビットコin牧場」開始 総額1,000万円キャンペーンも実施
BACKSEATとロイヤリティマーケティングが、Pontaポイントで暗号資産の運用体験ができるサービスを開始。実際の売買は行わず、ゲーム感覚で楽しめる。
15:52
仮想通貨は今でも「やめとけ」?損失回避のカギとなる4つのリスクと対策を紹介
仮想通貨=危険という印象の背景 「暗号資産(仮想通貨)=危険」という先入観は依然として根強く残っています。激しい価格変動やセキュリティ事故などのネガティブなニュースが注目を集め…
14:26
『ビットコイン財務戦略の成功は少数企業に限られる』Breedレポート、ストラテジー社の先行事例に注目
仮想通貨VCのBreedがビットコイン財務戦略企業についての記事を発表。弱気相場が到来した場合、株価プレミアムを維持できる企業は少数だとの見解を示した。
12:54
メタプラネット、1,005BTC追加購入 ビットコイン保有量は上場企業5位に
156億円分を追加購入 株式会社メタプラネットは6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、1,005BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,…
12:16
暗号資産とは?広がりと注目の背景を初心者向けに解説
ビットコインや暗号資産はなぜ今、国家や企業から注目されているのか?世界的な広がりとその背景を、初心者にもわかりやすく解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧