はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインのP2P取引需要が世界で増加 6カ国で週間出来高が過去最高を記録

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

6カ国で1週間の出来高が過去最高に

ビットコイン(BTC)のP2P取引における1週間の出来高が、6カ国で過去最高(ATH)を記録したというデータが公開された。

ATHに達した国は、出来高の多い方から順にインド、ガーナ、フィリピンとアルゼンチン、メキシコ、エジプトだ。仮想通貨(暗号資産)に関する規制の不透明さや通貨安の現状を背景に、個人間で直接やりとりができるP2P形式のBTC取引に対する需要が高まっている

人口13億人を超えるインドは、2018年には海外から790億ドル(約8.5兆円)を超える金額が送金されるなど、国際送金も盛んで、仮想通貨の次の巨大市場として注目されている。

しかし、仮想通貨の規制の取り決めについては不透明な状況が長期に渡って継続。インド中央銀行(RBI)が仮想通貨企業への銀行口座禁止令を公式に否定したかと思えば、インド政府が、仮想通貨を包括的に禁止する可能性のある法案を計画していると先月現地メディアが報じた。こういった現状も、直接取引を行うP2P取引の出来高増加の一因になっている。

関連インド政府、仮想通貨禁止の可能性が再浮上

続いて出来高が多いのが、西アフリカの国ガーナ。仮想通貨の関心の高い地域としてアフリカには以前から注目が集まっており、過去にはBTCのP2P取引サービスを提供するPaxful社が、過去12カ月でウォレット数が80万増加し、その要因がナイジェリア、ガーナ、ケニヤといったアフリカの国の利用増加であることを明かした。経済状況の悪化や通貨安に加え、従来の金融サービスを利用できない人が多いことも背景にある

フィリピンと共に3位のアルゼンチンは、以前から出来高増加に注目が集まっている。主な要因は通貨危機だ。法定通貨のアルゼンチン・ペソ(ARS)が、米ドル(USD)に対して大幅に下落。Misery index scores(悲惨指数)が136.1に達し、2010年代半ば以降、自国通貨のハイパーインフレなどで完全な経済崩壊状態にあるベネズエラに次ぐ2番目となっていることが今月分かった。

関連通貨インフレを起こすアルゼンチン、BTCのP2P取引量が記録的水準に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/16 火曜日
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
09:59
ビットコインのアクティブアドレスが1年ぶりの低水準に、マイナー収益圧迫
ビットコインのアクティブアドレスが66万件と1年ぶりの低水準に落ち込み、マイナー収益も減少。Glassnodeによると、ETF承認後に取引がオンチェーンからETF経由にシフトしており、手数料の低迷が続けば長期的なネットワークセキュリティに懸念が生じる可能性がある。
09:35
メタマスクがビットコイン対応を追加、法定通貨での購入や送金が可能に
イーサリアム最大級のウォレット、メタマスクがビットコインのネイティブサポートを発表した。法定通貨での購入、ネットワーク送金、他の仮想通貨との交換機能が利用できるようになった。
08:30
ビットワイズ、ハイパーリキッドETFの修正届出書を提出 
ビットワイズが16日、ハイパーリキッドETFの修正登録届出書を提出し、ティッカーシンボルと運用手数料を設定した。ブルームバーグのアナリストは、通常こうした動きは上場が近いことを示すと指摘。
08:05
ビットコイン一時80万円下落、米規制先送りと雇用統計前で市場に警戒感広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で一時約80万円下落した。米上院で市場構造法案の審議が2026年へ先送りされることが決定されたことに加え、米雇用統計が16日に発表されることを受け、投資家の警戒感が高まったことが主な下落要因である。
07:50
トランプ大統領のFRB議長候補、仮想通貨支持派ハセット氏に反対の声=CNBC
CNBCによると、FRB議長候補として有力視されていたケビン・ハセット氏に対し、トランプ大統領に近い高官らから反対の声が出ている。トランプ氏は13日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補リストのトップに浮上したと述べた。
07:20
JPモルガン、イーサリアム上でトークン化MMFをローンチ
JPモルガンは、仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上で同社初のトークン化したマネー・マーケット・ファンドをローンチ。適格投資家に利回りを得る機会を提供する。
06:35
リップル、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムレイヤー2に拡大
リップルが15日、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムのレイヤー2群に拡大すると発表した。ワームホールと提携し、オプティミズム、ベース、インク、ユニチェーンでテストを開始。
06:05
イーサリアム保有企業ビットマイン、先週10万ETH超を追加購入
米上場企業ビットマインが15日、先週10万2259イーサリアムを購入したと発表した。総保有量は397万枚に達し、ETH供給量の3.2%を占める。
05:45
ストラテジー、2週連続で1万BTC超を購入
ビットコイン保有企業ストラテジーが16日、12月8日から14日の間に1万645BTCを約10億ドルで追加購入したと発表。2週連続で1万BTC超の購入となり、総保有量は67万1268BTCに達した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧