ビットコインの将来を有望視
JPモルガンのアナリストは、米スクエア社が約53億円相当のビットコインを購入したことについて、買い増しの可能性があると考えている。JPMモルガンのレポート内容について、コインデスク紙が報じた。
スクエア社は今月8日、5000万ドル分のビットコインを購入したことを明らかにした。先日、Microstrategy社が計4億2500万ドル分のビットコインを購入したことも発表されており、上場企業によるビットコイン購入事例も散見されはじめた。
コインデスク紙によると、JPモルガンのアナリストは、スクエア社のビットコインへの投資を「ビットコインの将来への強い支持表明」だとしたほか、スクエア社が追加投資を行う可能性についても指摘した。
他の決済企業は同じようにスクエア社の後を追うか、さもなくばこのような成長分野から締め出されるリスクを負うことになるとしている。
スクエア社のCEOの見解
スクエアのジャック・ドーシーCEOは、ツイッター上でビットコインを購入したことについて以下のようにコメントしている。
スクエアが5千万ドルをビットコインに投資したことより更に重要なのは、私たちがどのようにしてそれを行ったのかをシェアすることだ。(他の企業が同じくできるように)
また、ビットコインの普及に向け、COPAという取り組みによって特許をオープンにしたり、オープンソースの開発に直接的な投資を行っていることを付け加えた。
このほか、アルトコインを購入することを勧めたツイートには、ドーシー氏は否定的な返事を返しているほか、更にビットコインへ投資する提案には「Start small and hold」と返信している。
5000万ドルの投資について「小さく始める」と表現しているとされることから、今後の追加投資の可能性は十分にあるといえそうだ。
参考:CoinDesk