はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ナイキ、Web3プラットフォーム「.SWOOSH」をローンチへ ポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを基盤に採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3プラットフォームを開発

大手スポーツブランドのナイキは14日、Web3プラットフォーム「.SWOOSH」のローンチを発表した。

まずは、ゲームなどで着用できるデジタルのシューズやジャージ、アクセサリーを収集できるプラットフォームとしてローンチする計画。基盤には暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを採用した。

ポリゴンとは

ポリゴンのプロジェクトは、イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するためのソリューションを開発。「Polygon POS」や「Polygon zkEVM」など複数のプロダクトを開発している。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨ポリゴン(MATIC)とは|注目ポイントと今後の将来性

.SWOOSHは現在ベータ版で、18日から利用のための登録受付を開始。2022年の残りの期間でコミュニティを集め、23年には最初の「デジタルコレクション」をローンチすると述べている。

公式発表では、デジタルコレクションをローンチした直後から、登録者がナイキのデジタルプロダクトを共作できる機会を勝ち取ることができる「コミュニティチャレンジ」を開始すると説明。勝者は制作を支援したプロダクトのロイヤリティを受け取ることができるという。なお、公式ウェブサイトでは来月の予定にコミュニティチャレンジが書かれている。

他にも、ナイキのユーザーがデジタル創作について学べるようにすることも計画。.SWOOSHは最終的に、ナイキのデジタル創作の中心地にするとした。

これから.SWOOSHを通して、あらゆる人々が参加できるコミュニティを形成したり、新しいデジタル体験を提供したりして、アスリートを支援し、スポーツの未来に貢献していきたいと説明。なお、.SWOOSHは、子会社のRTFKTやメタバース「NIKELAND」と同様の技術を使っているが、別のプロジェクトだとしている。

関連ナイキもメタバース参入、ゲーム内に「NIKELAND」設立

Nike Virtual Studiosの総責任者Ron Faris氏は、公式発表で以下のようにコメントした。

我々は、Web3に関心のある人々がアクセスできる、未来の電子市場を構築している。

.SWOOSHでは、コミュニティとナイキが共に制作を行って恩恵を受けることが可能だ。

ナイキはこれまでも、スニーカーNFT(非代替性トークン)を販売するなど、Web3技術を積極的に取り入れている。

関連NFTが人気ブランドの新たな収入源に ナイキの関連収益は250億円

今回の協業企業

プラットフォームの基盤にポリゴンを採用したことは、.SWOOSHの公式ウェブサイトに記載がある。ナイキは、ポリゴンのプロジェクトが持続可能性や環境問題を意識していることを、基盤に選んだ理由に挙げた。

またナイキは、.SWOOSHを利用するにあたり、ウォレットを持っていない人をサポートすると説明。.SWOOSHのIDを伝えれば、大手仮想通貨カストディ企業BitGoが作成・管理するウォレットを提供すると述べている。なお、BitGoのウォレットは、ナイキの創作物にしか利用できないとした。

関連「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/19 火曜日
14:05
仮想通貨モネロへ攻撃を仕掛けたQubic 、次のターゲットは?
AIブロックチェーンプロジェクトQubicがモネロ(XMR)への51%攻撃に成功したと発表した。次なる動きとして、コミュニティ投票でドージコインを次のターゲットに選定した。注目を集めたQubicの動機を背景について詳しく解説する。
13:50
著名投資家パリハピティヤ、370億円の新SPAC設立でDeFiやAI投資へ
「SPAC王」と呼ばれたチャマス・パリハピティヤ氏が、分散型金融(DeFi)やAI分野に特化した新たなSPACを設立。370億円調達を目指す。
13:00
「宇宙から届ける分散型インターネット」Spacecoin創業者が語る、衛星通信で実現するWeb3|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、Spacecoin創業者Tae Oh氏独占インタビュー。衛星通信で実現する分散型インターネットとWebX 2025出展について話を伺った。
11:45
2025年末のビットコイン価格予想18万ドル維持、ヴァンエック最新市場レポート
ヴァンエックが最新市場分析で2025年末ビットコイン価格予想18万ドルを維持している。先物需要の回復や、ビットコイントレジャリー企業の動向についても言及した。
11:25
仏上場キャピタルB、アダム・バックから約3.8億円調達でビットコイン戦略加速
欧州初のビットコイントレジャリー企業キャピタルBが、暗号学者アダム・バック氏から220万ユーロの資金調達を実施。追加17BTC取得でビットコイン保有量拡大へ。
10:25
イーサジラ、イーサリアム財務戦略を正式開始
米ナスダック上場企業イーサジラは、企業の新ブランドを正式にローンチし、仮想通貨イーサリアムの財務戦略を遂行すると発表。発表時点で620億円相当のイーサリアムを保有している。
09:45
ストラテジー社、株式発行の基準を緩和 ビットコイン買い増しは76億円相当
米ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを430枚追加購入し、保有量は62.9万BTCに達した。株式発行の自主基準も緩和しており、資金調達の柔軟性を向上させている。
08:30
中国大手銀招商銀行傘下のCMB、香港で仮想通貨取引サービス開始
招商銀行傘下の招銀国際証券が18日、香港で仮想通貨取引サービスを正式開始。ビットコイン、イーサリアム、テザーの24時間取引を提供。中国系銀行系証券会社として初の仮想通貨取引ライセンス取得企業となった。
07:10
国民民主党の玉木代表、ステーブルコインの支援を表明
国民民主党の玉木代表は、日本円ステーブルコインJPYCが発行のための登録を取得したことなどを受け、ステーブルコインの取り組みが促進されるように政策面でサポートしていくと表明した。
06:50
米財務省、ジーニアス法に基づく不正活動対策でパブリックコメント募集開始
米財務省が18日、ステーブルコイン規制のジーニアス法に基づき仮想通貨の不正活動検出手法についてパブリックコメントを募集。AI、ブロックチェーン技術、デジタル身元確認などの革新的手法に関する意見を10月17日まで受付。
06:10
米SEC、複数の仮想通貨ETFの承認判断を延期
米証券取引委員会が、トランプメディア運営のトゥルースソーシャルが申請したビットコイン・イーサリアムETFの承認判断を再延期。コインシェアーズのライトコインETFやXRP ETFも同時に延期決定。
05:50
ビットマイン、ストラテジーに次ぐ最大の仮想通貨保有企業に
ナスダック上場のビットマインが66億ドル相当のイーサリアム保有を発表し、マイケル・セイラー氏のストラテジーに次ぐ世界第2位のデジタル資産保有(DAT)企業となった。
05:30
米上場BTCS、世界初のイーサリアム配当を発表
ナスダック上場のブロックチェーン企業BTCSが18日、世界初のイーサリアム配当「ビビデンド(Bividend,)」を発表。1株当たり0.05ドルのETH配当と0.35ドルのロイヤルティ支払いで計0.4ドル相当を株主に提供。
08/18 月曜日
17:00
Tezos ecosystem at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
テゾス(Tezos)は、ハードフォークなしでアップグレードできる独自の仕組みを持つブロックチェーンプラットフォームです。2014年にArthur Breitman氏とKathl…
15:50
NewLo、リワードプログラム上のポイントを暗号資産に交換できる新機能をリリース
Web3マーケティング企業のNewLoは8月18日、「NewLo Quest」でポイントを暗号資産ETHに交換できる機能を開始。企業向けサービスも展開し、既存ポイントプログラムのブロックチェーン拡張を支援。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧