はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン上昇一服、主要アルトはイーサリアム前日比5.6%高、ソラナ(SOL)12.1%高に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

7日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比36,117ドル(0.17%)高、ナスダック指数は193ポイント(1.3%)高で取引を終えた。

東京株式市場では、前場の日経平均株価は前日比円(0.%)安となった。

関連:米国株AI銘柄上昇 日銀総裁発言で円高進む|7日金融短観

関連:日米株式市場、主な仮想通貨銘柄10選

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比1.26%安の1BTC=43,430ドルに。

BTC/USD週足

ビットコインが上昇を一服した一方、イーサリアム(ETH)が前日比5.5%高となった。大口マイナーのBTC売りも観測された。

全マイナーのウォレットに保有されているビットコイン総量を測る指標であるマイナー・リザーブ(残高)が急激に減少することは、取引所への送金や売却目的でウォレットから資金移動していることを示唆する。大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTX破綻を伴うアラメダショックの発生した1年前は、約10%激減する局面があった。

ここ最近では、ビットコインETF(上場投資信託)および米SEC(証券取引委員会)の動きが連日のように報じられており、市場の関心はますます高まっている。

ロイターが8日に報じたところによれば、承認可否に関する協議内容は「技術的側面」にまで進んでおり、承認に向けて順調な進捗を示唆した。

現在、最大手資産運用会社ブラックロックをはじめ、グレイスケール・インベストメンツ、インベスコ、ARKインベストメンツなど、金融最大手の13社が、ビットコイン現物ETFを米規制当局に申請中だ。

関連:SECのビットコインETF審査 最終段階か=ロイター報道

Bitcoin Archive氏は過去の相場サイクルを引き合いに、「投資家心理を示す「RSI」が2週間チャートで初めて70を超えた場合、強気トレンド転換を明確にしている」と指摘した。

今回の相場もこれに該当し、2013年、2017年、2021年に続き4度目となる。

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集

アルトコイン市場

2022年にローンチされたNFTマーケットプレイスBLURのトークンBLURは、3ヶ月前比164%高、前月比29.6%高と高騰しているが、Lookonchainの最新のデータによると、数頭のクジラ(大口投資家)が利益確定を進めている可能性がある。

NEWSBTCが報じたところによれば、過去24時間で1685万BLUR(840万ドル相当)が暗号資産(仮想通貨)取引所に送金された。Mandala Capitalが276万BLURをOKXに移管したほか、バイナンスへのエアドロップで受け取った254万BLURがこれに含まれる。

Messariのレポートによれば、分散型取引所(DEX)の取引高は、610億ドルから960億ドルに急増している。

ビットコイン(BTC)が1年半ぶり水準となる1BTC=45,000ドルまで高騰するなど市況好転に伴い、アルトコインのスワップ需要などが急増。DEXの取引高は総取引高の10%に達した。

背景の1つにソラナ(SOL)エコシステムによるものがある。SolanaのDEXアグリゲーターJitoやJupiterといったエアドロップがトレーダーの関心を惹きつけており、Jito Networkのガバナンストークン「JTO」は、バイナンスやBybitへの上場直後から急騰し、多額の利益報告が相次いだ。

エアドロ対象には、Jito Solana MEVクライアントのSolanaバリデーター、およびJitoのMEVサービスを使用するユーザーが含まれる。

関連:仮想通貨Jito(JTO)、バイナンスやBybitにも上場 価格高騰

関連:ソラナDeFi「Kamino Finance」、将来エアドロップ向けのポイントシステムを開始予定

ビットコインETF特集

ビットコインETFの仕組み、基本から徹底解説 ブラックロックが仕掛けるビットコインETF、投資家必見のポイント
ビットコインETF上場承認後のBTC価格はどう変わる? 米投資会社の資金流入予測 ビットコイン半減期とは?市場価格への影響と注意点
初心者が学ぶべきトレード知識まとめ CoinPostアプリで個人投資家に優位性を

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。
12:55
メタプラネット支援コンソーシアム、タイ上場企業買収でビットコイン戦略を東南アジアに拡大
メタプラネット支援者らが筆記るコンソーシアムがタイ上場企業DV8の買収計画を発表した。日本で成功したメタプラネットのビットコイントレジャリー戦略をタイで再現し、さらに東南アジアに展開する第一歩として注目される。
12:36
オルタナ信託、BOOSTRY・ALTERNAと連携しデジタル証券の管理体制を強化
デジタル証券特化の「オルタナ信託」設立。BOOSTRYとALTERNAが協業を深化し、STの取得から販売まで一貫した新たな枠組みを構築する。
11:35
米雇用統計好調でビットコイン一時11万ドル超、アーサー・ヘイズが下落リスクを警告する理由は?
米国6月雇用統計が予想を上回る14万7000人となり、ビットコインは一時11万500ドルまで上昇した。しかしBitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、米財務省がステーブルコインを国債購入の受け皿として活用することで市場から流動性が奪われ、8月開催のジャクソンホール会議前に9万ドル水準へ下落すると予測した。
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧