SECとの協議が進む
米国のビットコイン上場投資信託(ETF)の上場申請について、証券取引委員会(SEC)と申請企業の間で重要な技術的な詳細について協議が進んでおり、近く同商品を承認する可能性があることが示唆された。ロイターが業界幹部の話として報じた。
SECが11月にブラックロックやグレースケール、インベスコ、ARK Invest、フィデリティなどと面談したことは以前報じられていたが、今回のロイターの報道によると、これまでの会議は主にSECの取引・市場部門と企業金融部門のスタッフとのものだったが、最近の会議ではゲーリー・ゲンスラー委員長のオフィスのスタッフとのものもあったようだ。また、SECからの情報提供要請のペースも、数ヶ月に一度から一週間に一度程度に加速しているという。
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仮想通貨ビットコインの現物型ETFがSECに承認されれば、伝統金融の機関投資家はビットコイン市場に参入しやすくなり、資産価値を高めると期待されているところだ。
最新の動きに関しては、今週月曜日に最有力候補のブラックロックと、ビットワイズが申請書(S-1フォーム)の修正版をSECに再提出したことが明らかになった。タイミングとしてSECが一斉承認に向けた準備を進めているのではないかとの憶測が拡がっている。
また、ブラックロックの申請については10月27日に10万ドルのシード資金を受けたことを4日にSECに報告している。
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