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ロッテ系韓国企業 ベリーゴムなどWeb3展開を加速 アプトスとの連携強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国から世界へ

食品事業で知られる日本発のグローバル企業ロッテグループの韓国子会社、広告・マーケティングを手掛けるデホン・コミュニケーションズ(Daehong Communications)は、Web3領域での展開を加速している。

デホンは、2023年8月にディエム(旧リブラ)系のL1ブロックチェーン「Aptos」と戦略的パートナーシップを締結し、ロッテグループのWeb3戦略を推進してきた。デホンはロイヤルティプログラム、NFTプロジェクト、エンターテインメント領域など、Web3関連の様々な取り組みを模索してきた。

そして3月7日、デホンは「アプトス財団とロッテグループとの協力を通じて、Web3.0プロジェクトのグローバル展開を加速させる」ことを発表した。

デホンは、ロッテグループのWeb3事業の拠点として、Aptosとの協業により、透明性、ユーザー体験、拡張性を強化します。

デホンは、NFTを活用したプログラムやエンターテイメントプロジェクトをロッテグループ全体に推奨し、韓国だけでなく国際的なパートナーシップを通じたWeb3事業のグローバル展開を計画している。

Aptosの共同創設者兼CEOのMohammad Shaikh氏は、デホンとのパートナーシップについて、ロイヤリティ、支払い、チケッティングソリューションの共同開発を通じて、大韓サッカー協会、Bellygom(ベリーゴム)、チェ・ヘジン(プロゴルファー)などと協力するプロジェクトに対する期待を表明している。

Aptos(アプトス)はメタ(旧フェイスブック)が開発を主導していた仮想通貨プロジェクト「ディエム」の出身者が創始したプロジェクト。Move言語を用いたレイヤー1ブロックチェーンであり、並列処理、パイプラインおよびモジュラー技術を用いて、安全かつ効率的なトランザクションの実行を可能としている。暗号資産(仮想通貨)APTは過去30日で48.8%上昇している。

関連:アプトス(APT)|投資情報・リアルタイム価格チャート

デホンのWeb3プロジェクト

デホンが展開するNFTプロジェクトには、ロッテの内部企画から生まれたマスコット、BellyGom(ベリーゴム)のコレクティブルNFTやそのメタバース、大韓サッカー協会とのコラボレーションによるNFTゲーム「Baeho Eleven」が含まれており、これらはAptosのメインネット上で特別な報酬プログラム「Super Jelly」を通じて展開されている。

さらに、2024年のカタールアジアカップ開催に合わせて、「Baeho Eleven」の限定カードパックを発行。公式ロイヤリティプログラムを強化した。

ロッテグループは日本市場においてもWeb3ベースの投資を促進。昨年3月には、Web3ベースの次世代ロイヤリティマーケティングプラットフォーム提供企業である24karat株式会社への出資を発表した。

Web3とは

Web3は、ブロックチェーン、仮想通貨、NFTを活用し、ユーザーに所有権を移行する新しいインターネットビジョンを指す。Web1が読み取り専用、Web2が読み書き可能なのに対し、Web3は読み書き+所有が可能となる。所有権の拡張、検閲耐性、分散型自律組織(DAO)、デジタルアイデンティティ、ネイティブペイメント(金融の自主性)など、ユーザーに革新的な機能を提供する。

▶️仮想通貨用語集

関連:ディエム系L1ブロックチェーン「Aptos」、ロッテと提携 まずはNFTプロジェクトを支援

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