ビットコイン取引サービスの利用状況
フリマアプリ「メルカリ」は27日、サービス開始11周年を記念したインフォグラフィックスを公開した。この中で、ビットコイン取引サービスの利用状況について、平均取引金額が最も多い県が徳島県であると明らかにした。
次いで東京都、滋賀県、島根県、青森県が上位にランクインしている。メルカリは「全国の様々な地域のお客様に活用いただいている」とコメントした。
メルカリは、2023年3月にビットコイン取引サービスを開始。今年2月からはメルカリでの商品購入時に保有しているビットコインを決済に使用できる機能を提供し、翌月には全ユーザー向けに解放した。また、5月にはメルカリで得た売上金やポイントを使ってイーサリアムを購入できるようにした。
同社のユーザー調査によると、メルカリの売上金でビットコインを購入し、それを売却してメルカリで買い物をするという経済循環行動が生まれていることが確認されている。
ソニー生命の「47都道府県別 生活意識調査 2023」によれば、徳島県は家計管理が得意な県として全国1位でもあり、フリマサービスにおけるビットコイン取引サービスとの相性の良さを示している。
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メルカリのビットコイン取引サービス
「メルカリ」内の「ビットコイン取引サービス」は、2023年4月1日から2024年3月31日の1年間で暗号資産口座開設数が業界No.1となっている。
一般社団法人日本暗号資産取引業協会の最新の暗号資産取引月次データによると、2023年3月末から2024年3月末までの1年間における新規口座開設数は約310万口座。同期間のメルコインの暗号資産口座開設数は約191万口座で、全体の61.5%を占めていた。
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