CoinPostで今最も読まれています

メルカリが新機能『ビットコインつみたて』を導入 資産形成をより身近に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

銀行口座と連携

株式会社メルカリの子会社であるメルコインは8月1日、フリマアプリ「メルカリ」で、銀行口座からの自動引落しでビットコインを積立てられる「ビットコインつみたて機能」の提供を開始した。

この新機能は、メルカリアプリのユーザー向けに段階的に提供されており、設定も簡単である。ユーザーはアプリ内で積立てる金額、頻度、日付を設定するだけで、自動的にビットコインの積立てが可能となっている。

出典:株式会社メルカリ

積立金額は1円から設定できるため、少額から気軽に始めることができる。また、メルペイに登録可能な800以上の金融機関に対応しており、普段利用している銀行口座と連携して自動積立てができる点も特徴だ。

さらに、メルカリポイントを利用してビットコインを積立てることも可能で、不要品を売却して得た資金を活用して、より気軽にビットコイン取引を行えるようになっている。

積立てたビットコインは、いつでもメルペイ残高に戻して「メルカリ」での買い物や「メルペイ」「メルカード」の支払いに使用することができる。

関連:メルカリのビットコイン取引サービス 平均取引金額全国トップ4の都道府県は?

資産形成がより身近に

メルコインは、暗号資産取引を資産形成の一つの手段として広めるため、2023年3月から「メルカリ」アプリ内でビットコイン取引サービスを提供してきた。このサービスでは、使わなくなったモノを売って得た売上金やポイントをビットコインに替えることができ、誰でも簡単に利用できるよう工夫されている。

2024年5月時点で、ビットコイン取引サービスの口座数は220万を超えており、そのうち84%のユーザーが暗号資産取引を初めて利用していることがわかっている。

ビットコイン取引サービスを利用するには審査が必要で、最短30秒で口座開設が可能。その後、すぐに積立て設定ができるようになっている。ただし、18歳未満や75歳以上の方はビットコイン取引サービスを利用できない。

今回の「ビットコインつみたて機能」の提供開始により、ユーザーがこれまで以上に手軽にビットコイン取引を通じた、資産形成がより身近になると期待されている。

昨今、少子高齢化や「人生100年時代」が叫ばれる中、長期的な資産形成の必要性が増している。今年1月から始まった新NISA制度もその後押しとなり、積立てニーズが高まっている。

関連:メルカリ、ビットコイン入手可能な大規模キャンペーンを開始

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/17 火曜日
12:33
FOMC前のビットコインは軟調推移、イーサリアム財団と思しき売り圧力も
暗号資産(仮想通貨)相場では、利下げ局面で特に重要度の高いFOMCを控え、日経平均株価やビットコインは軟調に推移している。イーサリアム財団関連ウォレットから断続的なETH売却も観測されている。
10:45
ソニーの「ソニューム」でUSDCが利用可能に
仮想通貨イーサリアムのL2ソニュームでステーブルコインUSDCを利用可能にするために、サークル社とSony Block Solutions Labsが連携。イノベーションや創造性を促進する。
10:34
マイクロストラテジー、BTC追加購入を計画
仮想通貨ビットコインの追加購入などを行うため、マイクロストラテジーが資金調達を計画。700億円調達して一部の金額をビットコインの買い増しに使う予定だとした。
09/16 月曜日
15:00
テザーなどステーブルコイン発行企業4社、北朝鮮ハッカー集団保有の7億円相当を凍結
ステーブルコイン発行企業4社が北朝鮮ハッカー集団ラザルスの資金と思しき7億円相当の暗号資産(仮想通貨)を凍結した。3年間で280億円のマネーロンダリングも明らかに.。
14:45
コインベースCEO、ブラックロックへのビットコインIOU発行疑惑を全面否定
米大手仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、ブラックロックに対しビットコインの借用証明書(IOU)を発行し、相場操縦しているとの噂を全面否定。ETF運用について説明した。
14:23
イーサリアム次期アップグレード「Pectra」、2段階の実施案が浮上
イーサリアムの次期アップグレード「Pectra」を2段階で実施する可能性を開発者会議が検討中。Pectraの内容も解説。
11:00
仮想通貨ウォレット「BOSS Wallet」でのステーブルコインUSDTの保管方法を解説
ステーブルコインUSDTは、BOSS Walletのような仮想通貨ウォレットでチェーンに関係なく保管できます。この記事はBOSS WalletでのUSDTの保管の仕方についてご紹介します。
10:00
ユーザーファーストの分散型仮想通貨ウェアウォレットBOSS Walletとは
BOSS Walletは、ユーザー中心の分散型仮想通貨ソフトウェアウォレットであり、単一の秘密の復元フレーズで複数のウォレットを作成可能にしています。本記事は特徴や使い方を解説します。
09/15 日曜日
11:30
米CPI・FOMC影響でビットコイン相場が820万円に推移|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストがビットコイン相場を分析。リセッション懸念が高まる中、今週の暗号資産市場でビットコイン(BTC)は上下動。FOMCの動向が注目されている。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米CPIとXRP投資信託に高い関心
今週は、米CPI、グレースケールのXRP投資信託の販売再開、米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長によるビットコイン価格予想に関するニュースが最も関心を集めた。
09/14 土曜日
15:00
英高等裁「USDT含むステーブルコインは法律に基づく財産」と判決
英国の高等裁判所がUSDTを法的財産と認定。仮想通貨の法的保護を強化する判決に。背景となった訴訟の詳細を解説。
13:20
「RWAトークン化市場が1.7兆円規模に成長」バイナンスの最新リサーチ
バイナンスが現実資産(RWA)トークン化市場を分析。米国債トークンが牽引し、1.7兆円規模に。法的課題や今後の展望も解説。
12:00
リップルX幹部が語る対SEC裁判やIPO|WebX2024インタビュー
WebX2024でRipple(リップル)X幹部に取材。長年に渡る米SECとの裁判や株式上場(IPO)の可能性、仮想通貨ステーブルコインの開発、日本市場の重要性について語られた。
11:00
FTX前CEOバンクマン・フリード氏、25年懲役判決に控訴 再審求める
FTX破綻事件において詐欺などで25年の判決を受けたサム・バンクマン=フリード前CEOが控訴。支払能力があったと主張し、再審を要求。
09:38
バイナンスのソラナステーキング「BNSOL」、資産運用の新たな選択肢に
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは12日、独自のソラナリキッドステーキングトークン(LST)である「BNSOL」の提供を正式に開始した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア