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PayPay、ポイント運用でビットコイン投資の疑似体験を提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビットコインコース」が追加される

PayPayアプリの「ポイント運用」サービスに、2025年1月13日から新たに「ビットコインコース」が追加されることが発表された。PPSCインベストメントサービスが提供する本コースでは、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの現物価格への連動を目指し、口座開設等の手続きなしで手軽にビットコインの疑似運用体験が可能となる。

注目すべき特徴として、付与されたPayPayポイントを操作不要で「ポイント運用」に追加できる「自動追加機能」をビットコインに連動したコースで提供するのは、ポイント運用サービスを提供する主要な取扱業者で初めての試みとなる。取引は平日の午前8時5分から翌日午前6時55分まで可能で、夜間取引にも対応している。

出典:PayPay

新コース追加を記念し、2025年1月13日から3月31日までの期間、大規模なキャンペーンも実施される。毎月11,100名、3カ月合計で33,300名に抽選でPayPayポイントが当たり、1等当選者には追加ポイントの100%分のPayPayポイントがプレゼントされる。参加条件は、「ビットコインコース」への自動追加設定と、月100ポイント以上の追加となっている。

「ビットコインコース」の取引ルールには、他コースにない特徴がある。最小取引単位は100ポイントからで、変動性のスプレッドが追加・引出時に適用される。また、ポイントの変動幅が大きくなる可能性を考慮し、「全コース」機能の追加対象外となっている。

現在、「ポイント運用」では8コースを提供しており、今回の追加で計9コースとなる。サービスの運用者数は2024年12月末時点で1,900万人を突破し、業界最大規模を更新し続けている。米国大統領選を受けて暗号資産への注目度が高まる中、変動性・価格上昇期待の大きいコースへの要望に応える形での導入となった。

PPSCインベストメントサービスは、2020年4月から「ボーナス運用」として本サービスを開始し、証券口座開設不要で誰でも気軽に疑似運用体験ができるサービスとして支持を集めてきた。同社は今後もコース拡充などサービスのアップデートを継続し、資産運用をより身近にするサービスの提供を目指すとしている。

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