TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

米大手仮想通貨企業サークル社CEO「この先3年でビットコイン価格は大きく上昇し得る」と予想|今後トークン化の急速な普及にも注目

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Circle社CEOは仮想通貨需要拡大に大きな期待感
米Circle社のCEOは米CNBCの経済番組「Squawk Box」のインタビューで、今後の仮想通貨の実需拡大に伴う価格上昇の可能性について発言し、今後数年間で、金融資産の全てが暗号化トークンに切り替わっていくだろうと予測した。

Circle社CEOのJeremy氏、拡大する仮想通貨の実需に期待感

仮想通貨取引所Poloniexの親企業、米国仮想通貨大手Circle(サークル)社CEOのJeremy Allaire氏(以下、Jeremy氏)は、12月14日、米大手メディアCNBCの経済番組「Squawk Box」のインタビューに応じて、仮想通貨分野の将来について自身の考察を述べ、ビットコインについては「この先の3年間で大きな価格上昇を遂げるだろう」と楽観している。

現在、非常に弱気な相場(12月14日のビットコイン価格=の中における強気な発言となるが、同氏は価格上昇の期待感の背景を以下のように説明している。

極端な価格予想はしないが、現在と比較して、大きな価格上昇を遂げると考えられる。つまりロング目線だ。

そして、私自身が思うビットコインの重要な要素は、そのセキュリティとスケール、そして個人が所有することができる国家に属さない価値保存の手段としてユニークな点である。

そして同氏は、現在の相場に関しては、実需が市場における価値判断となっていることを前提に価格と実需の乖離が起きているとし、ビットコインは許容範囲内で売られすぎ、そしてイーサリアムについては極端に売られすぎているのではないかと指摘した。

Jeremy氏が規制に対する見解を

Jeremy氏は、仮想通貨業界において適切な規制は必要であるとし、米国のそれに関しては「どの国のマーケットよりも明確である」と述べた。

また、特にCircle社とCoinbase社(両方ともニューヨーク規制当局の過疎通貨関連業者免許=ビットライセンスの所有企業)については、米国の銀行秘密法と資金移動法の規制下にあるとし、そのような規制への準拠・遵守は顧客保護と金融犯罪対策の観点から極めて重要であることを強調した。

Circle社における規制関係の動向として、「我々はとても活発的に政策立案者や政府機関と規制に関する協調をしている」とも発言している。

これに関して、今年の9月、CircleやCoinbase、DCGなどの米仮想通貨リーダー企業が国の立法者への斡旋活動を行うために、ブロックチェーン協会を発足した。

CoinPost関連記事

米仮想通貨関連企業:ワシントンの国会議員など政策担当者への「ロビー活動」を計画
米国でも、仮想通貨分野の法整備がより強く求められる状況にある中、大手仮想通貨関連企業によって構成されるロビー活動のための組織を発足する計画が持ち上がっている。

今後の仮想通貨市場への展望

Jeremy氏は、今後の仮想通貨市場について、今後多くの通貨が淘汰されていくこと指摘しながらも、「ゼロ和ではない」としビットコイン以外のアルトコインも存続していくだろうとの見解も示している。

また、金融におけるトークン化はさらに加速していくとし、以下のように述べた。

我々は、暗号化トークンは世界中全ての金融資産を象徴するものになっていくと考えている。その数は数年の間で数百万という数に達するだろう。

そのように、同氏はトークン化という観点では、今後それが急速に普及していくことを予測している。

他の仮想通貨界隈著名人も楽観的な見解

Jeremy氏以外の業界の著名人も、仮想通貨市場に対し楽観的な見方を示す者がいる。

その一人が、米マーチャント・バンクのGalaxy Digital社CEOのMichael Novogratz氏である。

同氏は、BCHハードフォークに伴う価格急落により、現在1億3000万ドル(約147億円)以上の含み損を抱えているとされるが強気な姿勢を崩さない。

そして、その根拠としては、イェール大学基金の投資部長であるDavid Swensen氏がエンダウメントとしてビットコインに投資しているなど多くの有能な投資家がビットコイン投資をしている点、デジタル・ゴールドとなる確信を挙げている。

また、仮想通貨取引所Geminiの創立者「ウィンクルボス兄弟」も、「我々は長期決戦に目を向けている。このスペース(仮想通貨業界)は生き残ると考えている」とここ最近で前向きな発言をした。

▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者8,000名突破。

CoinPostの関連記事

ビットコイン暴落で大損失を計上した投資ファンドCEOが、未だ「仮想通貨の将来」を確信する理由を語る
弱気市場の影響で仮想通貨業界は苦しい状況が続くが、仮想通貨取引所ジェミニを運営するウィンクルボス兄弟や仮想通貨向けのマーチャント・バンクGalaxy DigitalのCEOがなぜ未だに仮想通貨に対する可能性を信じるか力説した。
米リップル、Circle、Coinbase、NASDAQも参加:米国おける仮想通貨の規制整備会合が本格化
米国の仮想通貨およびICO規制明確化のため、伝統金融業界を含む代表者80名が集結。とある連邦議会議員は、規制サイドの仮想通貨関連知識が不十分だとして「議員教育の必要性」を訴えた。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
ソラナが史上最高値更新、XRPも急騰、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧