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中東の国際送金企業がリップルネットに加盟|UAEからタイへの送金経路を確保へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Finablr社がRippleNetに加入
UAEを本拠地とする国際送金企業Finablr社は、ブロックチェーン技術を利用した決済サービスの提供に向け、RippleNetに加盟し、タイへの送金経路を確保した。

UAEのFinablr社がリップルのプラットフォームを採用|タイへの送金経路を確保

国際送金企業、UAE ExchangeとUnimoniの2社は、リップルのプラットフォームと連携し、タイでの決済サービスを顧客向けに提供開始する予定だ。11日、これらの2社の親会社であり、アラブ首長国連邦が本拠地のFinablr社がプレスリリース内で発表した。

参照:Finablr社プレスリリース

今回のサービスは、Finablr社とタイの地元大手銀行のサイアム商業銀行の業務提携により実現した。

Finablr社のCEO、Promoth Manghat氏は以下のようなコメントを残している。

ブロックチェーン技術の利用は、より効率的な決済、そして迅速で安全な決済を実現する上で、計り知れない可能性を開く。

Finablr社は、2018年の2月に既にリップル社とパートナーシップ提携しており、先述の2社以外にもTravelex、Xpress Money、Remit2India Dittoなど複数の送金企業を抱えている。そして、これらの企業へのブロックチェーン導入も見込まれている。

またアジアは、Finablr社の本拠地であるアラブ首長国連邦内の労働者からの送金の主要な受取国が多数ある地域であるため、特に中東やアジア圏での更なる送金経路の拡大が予想される。

現在、200以上の銀行や金融企業がリップルのプラットフォームを採用し、決済サービスの提供へ踏み出している。昨年12月にはクウェート国立銀行(NBK)がリップル社のxCurrentがベースの送金サービスを開始した。

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