TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

『1BNBで、子どもの1ヶ月分の食費が賄える』仮想通貨取引所バイナンス、東アフリカ・ウガンダでブロックチェーンベースの慈善事業開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスがブロックチェーンを用いた慈善プロジェクトのローンチ
バイナンスは、東アフリカでブロックチェーンを用いた慈善プロジェクトを開始する。仮想通貨で寄付を行うほか、ブロックチェーンの特性を利用し、学習支援施設への食事配給を目指す。

バイナンスのウガンダでの慈善プロジェクトが始動

最大手仮想通貨取引所バイナンスの慈善事業団体「Binance Charity Foundation(BCF)」は21日、、ウガンダの首都カンパラでのブロックチェーン・チャリティプロジェクト「Lunch For Children」の実開始を公式のブログで発表した。

当プロジェクトは、「1バイナンスコイン(BNB)で、子どもの1ヶ月分の食費が賄える」というキャッチコピーを掲げており、仮想通貨で寄付が行われる。

同プロジェクトの具体的な内容は、カンパラの学習支援施設「Jolly Mercy Learning Centre」の200人以上の生徒とスタッフに、2019年の終わりまで1日2回の食事を提供するといったものだ。

2月19日に正式にスタートし、開会式には、生徒やその保護者、スポンサー、センター長やウガンダの初等教育大臣を含めた500人以上の参加者が集った。BCFのパートナーである「Dream Building Service Association(DBSA)」や匿名通貨のZcoinがそのスポンサーとして式典に参加している。

初等教育大臣のRosemary Nansubuga Seninde氏は、ウガンダでの今回のプロジェクトは革新的な慈善活動であり、国にとってのマイルストーンになると強調した。

また、センター長のSsekiwanuka博士は、式典でプロジェクトについて以下のように述べている。

このプロジェクトは単なる寄付活動ではなく、プロセスに関わるステークホルダー間の”信用”の形をさらに上のレベルにする、技術とチャリティーの重大なコンビネーションだ。寄付者から受け取り人までの配布がブロックチェーンで管理されることで不透明性が排除されます。本プロジェクトの成功をもってこのような形での寄付は急速に普及していくだろう。

これまでの一般的な寄付には、金銭の流れが不透明なことなどが指摘されていたが、それをブロックチェーン技術の「改ざん不可能」と追跡可能性をもって解決した形だ。

なお、現在は、寄付は本プロジェクトに加え、ALS患者(筋萎縮性側索硬化症)の基金やウガンダのブドゥダ県での土砂災害支援といったプロジェクトでも受け付けている。

バイナンスチャリティーの公式ページより、BTC、ETH、そしてBNBのいずれかを指定のアドレスに送金をするといった形で寄付が可能となっている。

また、バイナンスは過去に日本での災害の際にも支援の手を差し伸べている。

昨年7月に発生した西日本豪雨の被災地に、総額約5670万円(63.03 BTCと169.85 ETH) に及ぶ寄付を行った。なお、その詳細については以前にCoinPostでも報じた。

仮想通貨の普及、実用化で世界をリードするバイナンスであるが、チャリティーといった分野でもその活動を積極的に進めている様子がうかがえる。

独自のブロックチェーン『Binance Chain』のテストネットに関する詳しい記事はこちら

【速報】仮想通貨取引所バイナンス、独自チェーンとDEXのテストネットを正式ローンチ BNBの高騰を後押しか
仮想通貨取引所バイナンスが、独自のブロックチェーン「Binance Chain」と、分散型取引所「Binance DEX」のパブリック・テストネット開始を正式に発表。すでにウォレット作成が可能となる。
▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨取引所Binance CZ氏、DEXやBNBメインネットの最新状況を明かす|リップル社との提携には意欲的な姿勢
バイナンスの代表を務めるCZ氏はツイッター上で、初のユーザー向けのAMAを行った。AMA内では、自社で開発中のメインネット「Binance Chain」や分散型取引所「Binance DEX」に関する最新状況が飛びたしたほか、XRPやxRapidに関する前向きな発言も行なった。
来たる2月20日、バイナンスの独自チェーンと分散型仮想通貨取引所(テスト版)が公開へ|明かされた詳細とは
世界最大手の仮想通貨取引所Binanceが、ついに独自チェーンと分散型取引所のテスト版公開の日を迎える。公開に先駆け、明らかになった詳細内容を掲載。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧