はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ハイパーインフレ下のベネズエラ、仮想通貨とルーブル利用し米制裁逃れか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ベネズエラ、仮想通貨とルーブル利用し米制裁逃れか
米経済制裁を受けるベネズエラは、露との貿易の決済手段に仮想通貨ペトロとルーブルの導入を検討。米ドルとの関係を遮断し、経済制裁の回避を試みている。

ベネズエラ、仮想通貨とルーブル利用し米制裁逃れか

米国の経済制裁により危機に直面するベネズエラは、ロシアとの共同貿易の決済手段として、国発行の仮想通貨ペトロとロシアの法定通貨であるルーブルを導入することで、経済制裁の回避を試みている。現在、この案についてベネズエラ、ロシアの両政府は協議中だという。

「ペトロ」とは、ベネズエラ政府によって発行される、国内の原油が価値の裏付けとなる仮想通貨。

米国政府はベネズエラに対し、2019年1月に経済制裁を発令して以来、米国とベネズエラ間の石油製品の輸出入が大幅に制限されている。

ベネズエラの国連代表を務めるJorge Valero氏はロシアに拠点を置くニュースメディア「Russia Today」の取材に応じ、ペトロやルーブルを導入し米ドルとの関係を断ち切ることで、そうした経済制裁を避ける目的があることを明かしている。

同氏は、米ドルへの制限による被害について以下のように語る。

米ドル口座の凍結など、ベネズエラの石油業界に対する制裁に、(ベネズエラの)外交官は頭を悩ませており、これは我が国の経済に甚大な被害をもたらしている。

同業界への、国際金融機関からの支援や投資を受け入れることができないからだ。

ロシアは米国から経済制裁を受けている国であり、仮に、ベネズエラがロシアと共同で米ドルを迂回する仮想通貨の利用手段が実現すれば、今後経済制裁を受ける国が米国の圧力をよそに経済活動を行い得る先例になるかもしれない。

ベネズエラのハイパーインフレ

今年2月7日に開かれたベネズエラ国会では、1月の物価上昇率が年率268万8670%であったことが公表されている。

1945年以降、最悪と称されるハイパーインフレを経験している中南米の同国では、2018年3月に0.75ボリバルで購入できたコーヒー1杯が、1年後の現在、2800ボリバル(約3700倍)にまで急騰しているという。

国際通貨基金(IMF)は、年内にインフレ率が年率1000万%に達すると予測しているが、現状のままではさらに上回る可能性が高く、通貨の単位を5ケタ切り下げるデノミを実施している。

こうした状況を受け、安定した決済手段を模索する中で誕生した「ペドロ」だが、現在、ペドロに経済制裁の回避という、新たな使い道が見出されている様子だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/20 火曜日
05:55
ストラテジーのセイラー会長、追加ビットコイン購入を示唆 
仮想通貨ビットコインDAT大手ストラテジー会長マイケル・セイラー氏は1月19日、追加のビットコイン購入を示唆する「ビガー・オレンジ」のチャートを投稿した。
05:35
NY証券取引所、年中無休のトークン化証券取引プラットフォームを開発
米国のニューヨーク証券取引所は1月19日、トークン化証券の取引とオンチェーン決済を可能にする新プラットフォームの開発を発表した。
01/19 月曜日
15:48
ビットコインのハッシュレートが4カ月ぶり低水準 AI企業との電力競合が影響
ビットコインのハッシュレートが991 EH/sに低下し、約4カ月ぶりに1ゼタハッシュを下回った。マイニング企業の収益悪化とAIデータセンターとの電力競合が背景にあり、主要企業10社中7社が既にAI事業から収益を得ている。
14:54
ビットコイン現物ETF、先週約2100億円純流入で10月以来の好調
米国のビットコイン現物ETFは先週14.2億ドル(約2,100億円)の純流入を記録し、10月以来の最高水準に。しかし、トランプ大統領の関税発表を受けて週末に急落し、5億2,500万ドルのロング清算が発生した。
13:58
コインベースCEO、仮想通貨市場構造法案を巡るトランプ政権との対立報道を否定
コインベースのアームストロングCEOが、仮想通貨市場構造法案をめぐるトランプ政権との対立報道を否定し、銀行業界との合意を模索中であると説明した。
13:43
ビットコイン急落、グリーンランド関税懸念で株安連鎖 金(ゴールド)最高値更新|仮想NISHI
ビットコインはトランプ大統領の関税発表で急落したものの、オプション市場では強気姿勢が維持。押し目買いが顕著で、10万ドル水準のコール建玉が最大規模に。X-Bankアナリスト仮想NISHIが1/19の市場動向を詳細分析。
11:45
イーサリアム取引数が過去最高を記録 ガス代は最低水準に
仮想通貨イーサリアムの取引数が過去最高の250万件に到達し、ガス代は大幅に低下している。ステーブルコインやステーキングの利用も急増している。
11:03
VanEck、NYタイムズ報道を否定 ストラテジー株28万株保有し買い増しも
資産運用大手VanEckのデジタル資産調査責任者が、ニューヨークタイムズによるストラテジー社(旧マイクロストラテジー)報道の誤りを指摘。VanEckは同社株を28.4万株保有する上位75位の株主で、最近も買い増しを実施。5月には同社のビットコイン戦略を「レバレッジをかけた投資商品」と評価する詳細レポートを発表していた。
10:21
米老舗レストラン「ステーキンシェイク」、ビットコイン約16億円追加購入
米老舗ハンバーガーチェーン「ステーキンシェイク」が1000万ドル(約16億円)相当のビットコインを追加購入。ビットコイン決済導入後、既存店売上が大幅増加し、全収益を戦略的準備金に組み入れる循環モデルを構築。ビットコインテーマのバーガー販売やオープンソース開発への寄付も実施。
09:18
米仮想通貨法案めぐり意見対立 コインベース支持撤回にクラーケン・リップルらが異論
仮想通貨取引所コインベースがクラリティ法案支持を撤回した一方、クラーケンやリップルらは支持を表明した。ステーブルコイン利回り規制が特に焦点となっている。
09:09
ヴィタリック氏、イーサリアムの「簡素化」を提唱 プロトコル肥大化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が1月18日、プロトコル簡素化の重要性を強調。複雑化するコードが真の分散化を阻害すると警告し、「ガベージコレクション」を通じた不要機能削除と、100年続く分散型ハイパーストラクチャーの構築を訴えた。PoWからPoSへの移行に続く大規模改革を示唆。
07:26
仮想通貨取引所のレンディングサービス徹底比較
仮想通貨レンディング(貸暗号資産)の仕組みやメリット・デメリットを初心者向けに解説。コインチェック・SBI VCトレードなど国内取引所6社の利率・対応銘柄を比較し、選び方のポイントも紹介します。
01/18 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTCの市場底打ちの可能性やETHの価格予想など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
ドージコインの買い方とETF申請最新状況|DOGE投資の今後を徹底解説
ドージコイン(DOGE)の買い方をわかりやすく解説。おすすめ取引所の比較、将来性、イーロンマスクとの関係、米国ETF承認の影響まで2026年最新情報をお届けします。
11:31
ビットコイン高値圏で揉み合い継続か、22日の米指標に注目|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC円は米CPI鈍化を受けて上値を追い1550万円付近まで上昇。ソーサーボトム完成で底入れ確度が高まったが、9.7万〜9.8万ドルのレジスタンスで上げ渋る。来週22日の米GDPやPCE発表まで高値揉み合いが続くか、今後の展望を解説。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧